夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

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札幌への最速ルート!「シルバーエイト」特等乗船記②(八戸→苫小牧)

 

この記事の続きです。

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パブリックスペースは必要最小限

「シルバーエイト」は八戸発は22時出港→苫小牧6時着。

寝るだけの航海時間なので客室以外の船内設備は必要最小限です。

 

案内所・売店

 

シルバーフェリーの特徴といえばアルコールの対面販売です。

飲酒運転と未成年の飲酒防止のため自動販売機による販売はなく出港後の限られた時間、限られた品目のみ売店で販売されていました。

 

オートレストラン

通常のレストランの営業はありませんが、カップラーメンや冷凍食品の食事など充実した自動販売機コーナーがあります。「オートレストラン」と呼んでいます。


電子レンジ、電気ポットの他、個別包装された割り箸、フォーク、スプーンが用意されていました。お弁当に入っているような包装された醤油も!

包装はされていませんが紙コップや紙皿も完備していて持ち込みを拒まない営業姿勢に感激!

(持ち込ませたくないオーラ全開の近隣の他社との方針の違いが興味深いです!) 

 

飲食できるスペースも用意されていて出港後は多くの人で賑わっていました。(感染症による飲酒禁止は解除されたようです。)

※夜は人が多くて撮影できなかったので翌朝下船前に撮影したものです。

 

展望浴室

船内にお風呂がありますが、特等だったので部屋でシャワーを浴びたので利用していません。23時で閉鎖されるので混雑必至!

 

以前、苫小牧発の朝便で撮影したものです。あまり広くはありません。

もし特等以外の部屋だったとしたら混雑状況その他を想像すると入浴を諦めると思います。

 

冷蔵ロッカー

これは本当に素晴らしい設備!

100円玉が返却される冷蔵品のコインロッカーです。お土産だけでなく持ち込んだビールだって冷やすことができ、しかもお金が返却されます!

尚、冷蔵でない普通のコインロッカーはありませんでした。

 

パソコンコーナー

オートレストランの一角にパソコンが使えるコンセント付きのカウンター席がありました。

 

共用のソファー・テーブル

案内状の右舷側と展望浴室の前に数は多くないですがゆったりとしたソファーとテーブルがありました。案内所横は飲酒禁止でした。

他社の大型フェリーのような豪華な設備はありませんが、利用者の立場にたった気の利いた設備が用意されているので好感です。 

 

ビジネスホテルのような船旅

「シルバーエイト」は定刻22時に八戸港を出港!

 

乗船前に新幹線で駅弁とビールで夕食を済ませていたので出港を見た後、売店で缶ビールだけを購入。あとは部屋から出ずに寝ました。

 

翌朝!

窓の外側がデッキなので室内が覗かれるのではないか不安になりますが、柵がされていて立入禁止になっています。

(朝は下船まで部屋から出なかったので窓越しの手抜き撮影です)

 

海は穏やかでほぼ揺れを感じることなく快適に宿泊できました。

定刻よりやや早めに苫小牧港に到着しました。

 

一晩お世話になりました。快適でした。

部屋から出ることがほとんどなくフェリーで船旅をしたというよりビジネスホテルに泊まったような感覚でした。

 

5時55分頃には下船していました。

 

恒例のとまチョップがお出迎え

 

札幌への最速ルートで帰宅!

呑み鉄たこちゃんは苫小牧港下船後、札幌行の高速バスに乗る計画でしたが、フェリーターミナルにタクシーが1台だけ待機しているのを発見!

徒歩客はかなり下船しましたが誰も乗らないのでありがたく乗せて頂きました。お腹の調子が良くなかったのもあり、バスよりも列車の方がトイレがあるから安心です。

最近はタクシー運転手不足なのか、苫小牧のタクシーは「何時に来てください」の予約を受けてくれません。タクシー待機を前提とした旅行計画はリスクが高いです。

 

目指すは「特急すずらん1号」

苫小牧駅が6時19分発で間に合うとは思いましたが、ちょっと時間的余裕が少ないので隣の沼ノ端駅へ向かいました。沼ノ端駅だと6時26分発です。

タクシー代は2470円と苫小牧駅へ行くよりも高くなりましたが、2人分の電車賃が少し安くなるのである程度は相殺されます。それでも苫小牧駅の方が安くはなりますが。

タクシー車内で「えきねっと」から特急すずらん1号のチケットレス特急券を手配しました。沼ノ端からなら自由席で特急券を分割するとお得になるのですが、平日朝なので通勤客で混雑していると考えたので指定席を選択しました。

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沼ノ端駅に到着!

 

特急すずらん1号が入線!

沼ノ端から特急に乗る人も意外にいました。

 

乗車した4号車の指定席はまさかの貸し切り!

 

ドリンクホルダーやコンセントも付いたグレードアップ座席で快適でした!

見た感じだと自由席は窓側がほぼ埋まる程度の乗客だったので他に誰もいない指定席でゆったり寛げたので指定席にして大満足でした。

 

札幌駅へは7時10分着!

 

もし高速バスに乗っていたらまだ苫小牧駅を出たばかりの頃な筈。フェリーの下船客と札幌への通勤客でバス車内は混雑している筈。

時間にして1時間半程度早く、しかも朝の混雑に巻き込まれることなく快適に札幌に到着することができました!

高速バスよりもお金はかかりましたが、圧倒的な早さと快適性でした。

 

「シルバーエイト」まとめ

  • シルバーフェリーの夜行便は関東の北部や東北から北海道の移動で宿泊施設を兼ねる移動手段として効率的です。
  • ホテルの宿泊費が高騰しているので朝到着で宿泊費を節約できます。シルバーフェリーの運賃には繁忙期の割増しがありません。
  • 船内にはホテルと遜色ない特等室や、最低限のプライバシーを守れてリーズナブルな2等寝台Aなどの個室もあるのでビジネスホテルの代替としても活用できます。
  • 船内設備は豪華ではありませんが、気の利いた設備が充実しているので快適です。

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