- ANAの「トクたびマイル」とは?
- 出た!羽田~千歳線のトクだびマイル
- 「スペーシアX」に’ご縁’がありました!
- 羽田行きのANA始発便で出発
- 北千住の金券ショップで株主優待券を入手
- 行きは旧型の特急スペーシアに乗車
ANAの「トクたびマイル」とは?
- ANAマイレージクラブの企画で、マイルを使った特典航空券が通常よりも少ないマイル数で交換できます。
- 例えば通常7500マイル必要な特典航空券が4500マイルになります。
- 毎週火曜日正午頃に対象の路線と交換に必要なマイル数が発表され、その週の木曜日から翌週の水曜日までの1週間が搭乗の対象期間となります。
- 通常の特典航空券は発券から1年間有効で同じ区間でなら予約変更ができますが、「トクたびマイル」の特典航空券は対象の1週間の範囲でしか変更できません。(台風や暴風雪等で航空券の特別対応が発令された場合はこの限りではありません。)
- キャンセルする場合は通常と同じ3000マイル必要です。
- 予約が低調な路線でマイル(=負債)を消費してもらいたいという航空会社の戦略なのでしょう。
出た!羽田~千歳線のトクだびマイル
呑み鉄たこちゃんは毎週火曜日に「トクだびマイル」の路線を確認していますが、羽田~千歳線が出ていました。
羽田~千歳のような需要の大きい路線はあまり対象とならない傾向を感じているので、これはチャンス!北海道は雪もなく緑も少ない閑散期ですからね。
しかもローシーズン期間なので3000マイル!通常は羽田~千歳線ではローシーズンなら6000マイル、レギュラーシーズンなら7500マイル、ハイシーズンなら9000マイル必要なので3000マイルは破格の安さです!
よく1マイルの価値が2円程度と言われますが、これによれば6000円と空港使用料740円の合計6740円で搭乗できることになります。LCCや高速バス並み?(注!マイルの価値の感覚は人それぞれ、利用方法によって大きく異なります。)
ただ、「トクだびマイル」が出ても
- 対象の週末に大きな予定が入っていないこと。
- 天気が悪くないこと。(猛暑、台風、雨、爆弾低気圧はダメ)
- 「トクたびマイル」の特典航空券に空席があり、かつ夫婦で相席にならずに座席指定が可能であること。
- 目的地での宿泊や交通の手配が可能であること。
と、火曜日に思い立って週末に飛行機で遠出をするには様々な条件があり、これらを全て満たして本当に出発できることはあまりないのが実情です。
今年はコロナ禍のマイルの有効期限延長が終了し、失効するマイルが多いので、積極的に使う必要があります。
「スペーシアX」に’ご縁’がありました!
羽田から行ける範囲で行ってみたい場所・・・?
箱根や日光などの一般的な観光地は激しい混雑が予想されるので除外し、かつ東京の宿泊費が高騰していてとても泊まる気にはならないので日帰りで。
JR東日本の「サフィール踊り子」の個室か東武鉄道の「スペーシアX」に乗りたいと考えました。
早速、JR北海道のみどりの窓口で「サフィール踊り子」の個室を(ダメ元で)調べてもらったのですが、「満席」との事。(マルスの画面に「再考」とか「~誤り」のように表示されていたので???)
次にネットで東武鉄道「スペーシアX」の個室かラウンジが空いていないかを確認したところ、夜になって昼間は満席だった「コックピットラウンジ」に空席を発見!
ちょっと悪い時間帯でしたが、人気の「コックピットラウンジ」に乗れるのなら・・・と出発を決意しました。
羽田行きのANA始発便で出発
新千歳空港7:30→羽田空港9:05 ANA50便
千歳から7時30分発の羽田行きに乗るには札幌駅6時16分発の快速エアポート14号に乗る必要があります。空港には6時55分着。
冬場だと最近のJR北海道はすぐに遅れたり止まったりするので不安ですが、春になってそういった心配も少なくなりました。
空港での時間に余裕はなく、ANAラウンジはトイレを借りただけです。(テーブル上の山が撤去されていました。)
週末の早朝便なのでビジネスマンの姿は少なく、ある日時に開放される席を指定して相席になることなく夫婦でゆっくり座れて快適に過ごせました。
羽田には定刻よりやや早く到着!飛行機が20分以上遅れるとスケジュールが破綻してしまうので遅れなくて本当に良かった!
北千住の金券ショップで株主優待券を入手
羽田空港からは京急線で品川へ。計画よりも1本早い9時21分の電車に乗れました。
品川から常磐線直通の快速電車に乗車。
わずか320円の近距離乗車券ですが、えきねっとで予約して紙のきっぷを発券するとビューカード(ゴールド)で8%のJRE POINTが付くのでマジでお得です!
少し面倒ですがSuicaでタッチではなく、可能な限り近距離乗車券でもえきねっとで発券してJRE POINTをためて→JALのマイルに交換しています。
常磐線の電車は首都圏では珍しく、混雑の少ない端の方の車両にボックス席もありました。ロングシートは2人掛けなので夫婦旅にはこちらの方が安心?
北千住では一旦東口から出て金券ショップで東武鉄道の株主優待券を購入。
北千住~東武日光間が紙のきっぷが1400円のところ株主優待券で850円!夫婦で往復したので2200円も節約できました。
羽田から京急に乗れば直通で特急スペーシアの始発である浅草まで行けますが、北千住にしたのは金券ショップに寄るためです。
浅草にも金券ショップはありますが、観光客で混雑していて時間的余裕がないので駅前すぐに金券ショップがあり、あまり混雑していないであろう北千住乗り換えを選択しました。
日光でバスを利用して観光する場合は「NIKKO MaaS」がお得かも知れません。
株主優待券を入手できなかった場合、往復するだけでも2500円(特急券は別)なので少しお得です。
行きは旧型の特急スペーシアに乗車
北千住10:43→東武日光12:21 「けごん17号」
北千住駅では特急専用のホームがあり特急券の中間改札がありました。ネット予約の場合は画面を駅員さんに見せます。乗り場がホームの端の方にあるので、初めてだとわかりにくいかも知れません。
面倒ですが、きちんと特急券を確認する姿勢は公平性を保つという点で好印象です。(函館発の特急で新函館北斗で大量に下車する光景を見た直後なので尚更)
旧型の100系スペーシア「けごん17号」に乗りました。デビュー当時のカラーリングの編成が来ました!
前日に個室が空いていたの見つけましたが、普通席のシートマップは1車両に数人しか予約がなかったのでそのままに・・・いざ乗ってみるとほぼ満席!
でも乗客の民度が高く、静かな車内だったので快適でした。
座席はちょっと古臭い印象ですが、JRの特急よりもゆったりしていました。窓側のテーブルが特徴的です。肘掛けにもテーブルが格納されていました。個人的には背面テーブルの方が使い勝手が良いかと思います。
普通席ですが足置きがあります。裏返すと靴を脱いで使う決まりなのですが、最近は文化の違いなのか?土足のまま足を置く人をよく見かけるので、この種の足置きを使うのをやめました。
以前営業していた3号車カウンターはそのまま残っていました。ここで生ビールが買えたんです!
特急に乗ったら飲食したい呑み鉄たこちゃんは朝食なのか昼食なのか微妙な時間ですが、車内でお弁当を食べました。
北千住の改札内にとんかつ屋さんのお弁当や東武グループのお総菜屋さん等がありましたが、乗り換えがタイトだったので千歳からわざわざ輸送してしまった感じです。ビールは改札に入る前のコンビニで買いました。
下今市ではSL大樹が!
回送の「スペーシアX」
東武日光に到着!
今回は乗り鉄が目的なので混雑した観光は一切しません!
有人改札には外国人観光客の列ができていました。
東武日光といえば三角屋根の駅舎です。帰りの「スペーシアX」までは30分ぐらいしかないので駅前で写真を撮っただけです。
思っていたよりは少なかったですが混雑するバス乗り場!
次回へ続く