この記事の続きです。
徳島に中間寄港!
「フェリーしまんと」はほぼ定刻に徳島港に入港しました。徳島港は13時20分着で14時20分発です。
ここで多くの乗客が下船して船内は閑散となりました。通常、東京~徳島間は多少の乗客がいるようですが、徳島~北九州間はガラガラになることが多いようです。
「フェリーしまんと」と入れ替わるように13時25分発の和歌山行き南海フェリーの「フェリーあい」が出港していきました。こちらも機会があれば乗ってみたいものです。
徳島港入港中、客室通路をお掃除ロボットが巡回していました。
徳島からの乗船客用?なのか、普通の2等洋室のドアが開いていたので通路から撮影しました。階段式の2段ベッドで混雑していなければ快適そうです。本船はカーペット敷きの大部屋はありません。
ゴミ箱が室内に設置している点が素晴らしいと思います。相部屋の船室は清掃の手間を省くためにゴミ箱が無いことが多いので。
部屋の窓から荷役作業を眺めているのも面白いものです。貨物の下船、乗船は多くない印象でした。時折、手を振って会釈して去っていく、船員さんの交代と思える光景もあり、ほほえましく思いました。
徳島出港!乗り合いタクシーの予約を
1時間の短い寄港で乗船、下船の作業を終え、「フェリーしまんと」は北九州、新門司港向け徳島港を出港しました。
徳島出港後、船内を徘徊していたら船員さんから下船後、「門司駅までの乗り合いタクシーを利用するか?」と尋ねられました。
フェリー乗り場から門司駅まで1人320円の負担で乗り合いタクシーの運行があります。呑み鉄たこちゃんは元々利用するつもりでしたが、受付期限である15時ちょっと前に人数を聞いて1台に4人詰めての乗車となるなら自分でタクシーを手配するつもりでした。
わざわざ探して聞きに来てくれたようです。聞けば「密」にならないよう、夫婦2人だけで乗車できそうとの事なのでお願いしました。
自分でタクシーを手配したら2000円以上かかる区間なので4人詰め込まれても仕方ないとは思いますが、この配慮は本当にありがたいと思いました。
シャワールーム(展望風呂)を利用
船内がガラガラになったところでシャワーを浴びることにしました。前回、紹介しなかった浴室やトイレを紹介します。
シャワールームは展望風呂の隣に別に設置されています。ブース内で服を脱ぐのではなく、展望風呂の脱衣場で脱いでからカーテンで仕切られるシャワーブースに入るものでした。面倒ですがシャワールームやロッカーを消毒して利用しました。
個室や浴室にバスタオル等の備え付けはありません、なので古くなって捨てる予定のタオルを持ち込み、使用後に船内で捨てていきました。
また浴室の足ふきマットの安全性に疑問があったのでキッチン用のペーパータオルを多めに持っていき、シャワー後の足ふきに使用しました。
ついでに展望風呂の写真です。天気も良く、海が穏やかだったので気持ちよさそう・・・今回はシャワーにしました。
女性用のパウダールームの様子を呑み鉄たこちゃん妻が撮影してきました。
外洋を航海するフェリー定番の設備がトイレにありました。モップを洗うための設備ではなく、船酔いしたときに使うものです。
シャワーでさっぱりとした後は誰一人いなくなったオーシャンプラザで海を見ながら夫婦で缶ビールを飲んでゆっくりと過ごしました。
前日は他に乗客が居たので利用を控えましたが、皆さんお昼寝中なのか?雄大な海を眺めながらぜいたくな時間を過ごしました。太平洋側は大型の貨物船も航行していて瀬戸内海とは違った趣の風景です。
室戸岬沖で夕陽を鑑賞!
夕方になり日没の時刻が近づいてきたので室戸岬と日没の様子をフォワードロビーやデッキでゆっくりと眺めました。
日頃、街中で暮らしていると日没をじっと眺める機会は少なくぜいたくな時間を過ごすことができました。
室戸岬です。
次回へ続く