わずか30分で伊江島へ!
本部港を出港したフェリー「いえしま」は瀬底大橋の下を通過!
遠くに伊江島のシンボル城山(ぐすくやま)が見えてきました。
客室内は混雑していて相席でないと座れない状況だったので、デッキで立ったまま過ごしました。同じ考えの人達でデッキも混雑していましたが、景色を楽しんでいたらそう苦痛には感じませんでした。
伊江港には新造船の「ぐすく」が停泊していました。こちらに乗りたかったのですが、この日は「いえしま」が動く日でした。繁忙期は2隻とも動きますが、通常は1隻だけです。
港内に入ると猛烈なスピードで右回頭!
後進で岸壁へ!
船首の作業は最初は2人だったのですが、もうすぐ着くというタイミングで1人だけになり、1人で右手にホーサー(係船索)を操作、左手でアンカー(錨)を操作、時々マイクを持って操舵室との受け答えを同時にこなしていました!凄い!
岸壁にぴったり着けないから毎回、アンカー(錨)を使うのでしょうか?
下船も車両甲板からですが、乗客が歩くエリアと車両が通るエリアを柵でしっかり分けていて安全対策がしっかりしていると感じました。
「いえしま」就航記念碑
神業!「いえしま」入港シーン
伊江島には9時30分着。
かけこみ乗船で無札だったので、着いてから運賃を払うように言われたので、窓口で支払いました。
当初の予定では「フェリー波之上」から乗り換えて11時の便で本部発、11時30分伊江島着でフェリーターミナルの食堂でランチを食べてから13時の便で本部へ戻る予定でしたが、本部9時発に乗れたので2時間の余裕が!
しかし伊江島周辺は今にも雨が降りそうな天気で雨雲サイトの予報では雨が降って来そうな予報でした。せっかくなら少し散策したかったのですが、少し歩いたところ雨が降り出したので諦めてフェリーターミナルに引き返しました。
そのうち当初乗ってくる予定だった11時30分着の「いえしま」が入港してきました。
左舷錨をすぐに出せるよう少し降ろした状態で急旋回!
到着後すぐに下船作業ができるように船尾のランプを開け始めていました。
後進しながら岸壁へ寄せます。
フォークリフトが3台待機!
よく見ると車両の前にパレットに積んだ貨物が積まれています。これを迅速に降ろして車両を下船させるために待機していたようです。
貨物を降ろして車両の下船が始まりました!
1分1秒を無駄にしない迅速な作業で職人さん達の技を見ることができ大興奮!
ぶっちゃけ沖縄は時間にルーズな場合が多いと先入観を持っていましたが、このフェリーで働く人達はキビキビしていて素晴らしかったです。
フェリーターミナル「海人食堂」でランチ
「いえしま」の芸術的入港作業を見た後はフェリーターミナル2階の「海人食堂」でランチにしました。オープンは11時30分から!
まぐろカツ丼(小)
白身漬け丼(小)
伊江島の漁協直営だそうで、新鮮なお魚料理が楽しめました。
どんぶりは「小」でも十分な量があり、大満足!
再び「いえしま」乗船!
帰りの「いえしま」ですが、前の便が11時30分着で出港が13時なのですが乗船開始は12時20分との事。すぐに折り返さないのはお昼休みかと思いますが、それでもわずか30分の航海なのに出港40分も前から乗船できるのはありがたいですね。
行きは座らなかったので帰りは座りたい!並んで1番に乗船!
何も積んでいない車両甲板。
船内配置図。
新幹線でも車内販売が縮小される今日、わずか30分の航路なのにこんなに豊富な売店が営業している事は凄いことです。ただ、アルコールが販売されていないので利用しませんでした。
じゅうたん席。出港後は大賑わい「密」でした。
椅子席。
椅子席はリクライニングしません。ドリンクホルダーが付いていました。短時間の乗船時間なので、ゴミを残して下船するような人がいることを考えるとない方がよいのでは?
帰りは最初に乗船して椅子席に着席できましたが、次から次へと人が乗船してきてかなりの賑わいになりました。
中央の4人席は両端だけ座って真ん中は空席が多く着席効率が悪いですね。30分だから無理に相席するよりデッキで過ごす方が気楽でしょう。
伊江港を出港!
本部港へ戻ってきました。
伊江島ではランチを食べただけでしたが離島行きのフェリーの雰囲気も体験出来て楽しめたと思います。フェリーというより電車やバスのような感覚です。
本部港からはバスで美ら海水族館へ移動しました。本部町の無料バスに乗るつもりでしたが、空港バスが先に来て早く着くので有料ですが、乗車しました。
次回へ続く