この記事の続きです。
アンケートに答えて記念品を貰おう!
レストランで食事を終えて部屋へ戻る際、アンケート募集の掲示が!「大募集」とあるので苦言も含めて回答してみました。

スマホでしか回答できませんが、終了の画面を案内所で提示するとクリアファイルがもらえました!

最近のフェリーは長時間の居座りを防ぐために椅子の座り心地をわざと悪くしたり、テーブルを設けないで持ち込み飲食をさせないようにという意図を感じることが多いのですが、オレンジフェリーはそのような事は一切なく「くつろいでもらいたい!」という「おもてなし」の心を感じます。

快適なお部屋で船旅を満喫!
部屋へ戻りました。乗船前に特急列車の車内でビールを飲んでいたので部屋での2次会はなしにしました。
デラックスシングルのお部屋には掛け布団に付けるシーツが用意されています。「スイート」以上はあらかじめセットされていますが、自分で寝床を作る必要があります。

①まずシーツを大きく広げてベッドの上に置きます。

②広げたシーツの上に掛け布団を置きます。襟元を折り返す分だけシーツに余裕を持たせておきます。

③襟元の部分を折り返します。

④完成!こうすると掛け布団に直接肌が触れず、清潔に寝具を使うことができます。

よくこの掛け布団をシーツを付けずにそのまま使う光景を見かけますが、こうしたら自分が清潔になるだけでなく、船の寝具をなるべく汚さずに眠ることが出来ます。気にならない方も協力すると思って是非お試しください。
夜間なので部屋に窓があっても外の景色を見るわけではないのですが、行きに阪九フェリーのインサイドの部屋に乗ったばかりなので電波が入る事がとても快適な事であることを実感!
テレビや携帯を見ていたらこんな所まで来ていました。

おやすみなさい!
就寝中、この青白い明かりが気になったかも・・・?(空調の操作パネルです。)

大阪南港へ入港
目覚ましで5時20分に起床!もう港内に入っていました。5時間程度しか寝ていません。


入港を見たいので大急ぎでシャワールームへ!シャワールームの利用状況が外からわかるようになっています。(大浴場もありますが、シャワーで十分です。)


シャワールーム内にベンチもあって広くて快適でした。ベンチの部分も施錠される個室部分になるので着替えもラクラクでした。

外へ出ると明るくなっていました!

名門大洋フェリーの1便が先に到着していました。「フェリーおおさかⅡ」

フェリーターミナルの前で回頭して後進で接岸!


定刻6時に大阪南港に到着しました。

8時までの船内休憩で朝食を!
フェリーの旅行でちょっと困るのは到着時刻に早朝が多く、寝不足になるだけでなく、下船しても暇を持て余す・・・
しかし、オレンジフェリーでは大阪南港に6時到着後、船内に8時まで滞在することができます。(下り便の東予港は7時まで)
しかも!
- 事前の申し込み不要(車の場合は乗船前に受付が必要)
- 入港から8時までの好きな時間に下船可能
- 入港前に鍵回収がない→下船時に返却でOK
と他社の船内休憩サービスを何歩もリードしていて素晴らしい!
部屋で放送の音量を落としてギリギリまで寝ていることも可能です!
朝食の掲示物!食事のキャッチコピー、個性が強くて面白い!

すぐに下船した人が多いのか、朝食はあまり混雑していませんでした。

和食の朝食900円です。全てが美味しい!味噌汁が好きな味でした。男性にはご飯が少ないかも?ついつい食べ過ぎるバイキングより健康にも心にも良いのでは?

コーヒーはセルフサービスでお替り自由でした。

8時まで船内にいたいところですが、関空からの飛行機の時間の都合で6時50分に下船しました。
荷物を持って下船するときに案内所で鍵を返却!(入港前の早い時間に鍵回収されるのは好きではありません・・・)
下船口で並ぶことなくスムーズに下船しました。ホテルのチェックアウトのようで快適!

大阪南港では船の写真を上手く撮影できません。


隣接するフェリーターミナル駅から関西空港経由で北海道へ帰宅しました。
まだラッシュが始まる前で混雑なく移動(天下茶屋から有料特急)できましたが、平日は8時に下船すると電車が混雑しているので注意が必要です。


まとめ:デラックスシングルが最強なオレンジフェリー
オレンジフェリー(四国開発フェリー)の「おれんじ おおさか」を利用して1人で船旅を楽しみました。
「デラックスシングル」は追加料金も手ごろで部屋に窓や洗面所、ルームキーもあり、鉄道利用とほぼ同額で宿泊しながら移動できました。
前回夫婦で「スイート」を利用した時は微妙な印象(スイートなのにシャワー、トイレがない点)でしたが今回の「デラックスシングル」はとても満足度が高い!2人で乗るときでもデラックスシングルを選択するかも?平日なのにデラックスシングルが満室であったことが人気の証だと思います。
22時出港→6時入港で寝るだけの短い航路ですが、20時から早めに乗船でき、8時まで休憩可能なので最大12時間、船内に滞在することができ、宿泊費が高騰している今日、宿泊施設としての価値も高いのではないでしょうか?
また、レストラン営業にも力を入れているようで、夜遅い時間帯なのに賑わっていたのが印象的でした。フェリーのレストランは高くて美味しくないイメージが強いかも知れませんがオレンジフェリーのレストランは昔から美味しいと評判でした。
皆さまも四国~関西間の移動兼宿泊にオレンジフェリーを利用してみてはいかがでしょうか?
