- 趣味的?な帰宅ルート
- 「乗り得な自由席」で別府へ!
- 畳敷き!「れいめい丸」の1等室
- 「さんふらわあ」を眺めながら別府出港!
- 快適すぎる!上等級専用ラウンジ
- 絶景航路!反航船も楽しい
- 夕暮れの八幡浜港へ入港
- まとめ:短時間でも1等室が快適すぎる宇和島運輸
趣味的?な帰宅ルート
用件を済ませ、北海道への帰宅ルート、合理性は一切無視した趣味色の濃いルートを選びました。九州発フェリーの1人個室が満室だったのが主因ですが、帰りは用件が済んでホッとしているので移動を楽しみたいという意図もありました。
- 別府14:00→八幡浜16:45 宇和島運輸「れいめい丸」
- 特急列車とバスで東予港へ移動
- 東予22:00→大阪南港6:00 オレンジフェリー「おれんじ おおさか」
- 関西空港9:10→新千歳空港11:05 JAL特典航空券




「乗り得な自由席」で別府へ!
小倉から特急「にちりんシーガイア5号」で別府へ!
この列車の3号車、セミコンパートメントは平日に限り自由席扱いで1人でも乗れるので「乗り得」です!
指定席の場合は3人以上で発売、しかもネット予約の割引に対応していないので難易度が高いのです。
自由席なので相席のリスクはありますが、小倉以南は延岡まで基本的に客が減る一方なのでまず大丈夫!(博多~小倉間は混雑します。)指定席は満席で自由席はガラガラというJR九州の特急でよく見かける状況でした。
お昼はテレビ番組で大分県民が熱愛すると紹介された「鳴門うどん」へ!うどんの麺の量がシングル、ダブル、トリプルと自由に選べてお値段は同じなんです。1.5玉のような微調整もOK!もう若くはないのでかつ丼のご飯半分と麺1.5でオーダーしました。
別府観光港へ到着!
昭和の雰囲気が溢れるフェリーターミナルです!
感染症対策で行われていた「1等の相部屋なし特例」は継続しているとの事なので1等を選択!2等が4600円のところ1等が7800円。3時間弱の乗船時間に対して個室への課金としては高くないと思います。
畳敷き!「れいめい丸」の1等室
「れいめい丸」への乗船は2回目です。前回は早朝の便であまりにもガラガラそうだったので急遽2等に変更したのですが、今回は混雑ではありませんがそれなりの乗船客がいました。
乗船開始は出港20分前からとの事でしたが、待合室で座っていたら5分ぐらい前に係員の方から「どうぞ~!」とお呼びがかかりました。
乗船!1等は施錠されているので売店前の船員さんに声を掛けて部屋まで案内してもらいます。
1等へ入室!玄関部分、スリッパが4足ありました。
室内はカーペットではなく畳敷きです。
窓側に広い畳のスペース、手前は中央にフローリング、左右に小さな畳のスペースがあり、3区画に分かれていました。何故か段差も?不思議なレイアウトのお部屋ですね。仕切りのところに座るときの背当て、ドリンクホルダーがありました。
棚の中に枕と毛布、枕カバーが4組用意されていました。法定定員は8名のようですが、実際は4名部屋といった感じなのでしょう。
仮眠用のマットレスが4組ありましたが、布地ではなくビニール地なので自分でアルコールシートで拭き取りできるので清潔ですね。
深夜便もあるので眠ることも考慮されたお部屋でとてもよくできていると思います。(深夜便でも寝具がないフェリーもあります・・・)
コンセントは玄関にありました。少しわかりにくいし、充電しながら携帯を使いたい場合には不便な位置です。(充電しながら使うのはバッテリーによくないそうですが・・・)
今年3月、同じ宇和島運輸の「おおいた」に乗船したときは1等にテレビがありましたが、本船にはテレビが設置されていません。
また、部屋にゴミ箱はなく、通路に共同のゴミ箱がありました。
尚、今回は相部屋にならないとの事でしたが、今後は相部屋が復活するかも知れません。利用の際は確認することをお勧めします。(相部屋が復活した場合、船内で1等の販売状況を確認してから等級変更するのがお勧めです。)
「さんふらわあ」を眺めながら別府出港!
14時00分、「れいめい丸」は定刻どおり別府観光港を出港しました。
商船三井さんふらわあが停泊していました。「さんふらわあ」を撮影するには宇和島運輸の船に乗るのがいいかも知れません。
実は当日朝に’商船三井さんふらわあ’のアコーディオンカーテンの1人区画(プライベートシングル)に突如空きが出ましたが、もう遅い・・・まぁ、いいか!
別府の景色と大分の高崎山
快適すぎる!上等級専用ラウンジ
1等、特等の区画は2等客は立入禁止になっていて、船首を眺めることができるラウンジが設置されています。
実は施錠されていたので売店に行って船員さんに開けて頂きました。楽しみにしていたので、お手数をお掛けして申し訳ありません。
靴を脱いで上がります。
ゴージャスな空間、素晴らしい!
ぶっちゃけ、ここに座ってゆっくり過ごしたいから1等を選択したと言っても過言ではありません。
売店でビールを購入しました。450円でしたが、船内で冷たいビールが購入できることに感謝!です。
幕の内弁当700円の他、お菓子やお土産など想像以上に充実した売店でした。
ラウンジで船首の風景を満喫していたらお若い方が1人入ってきてけっこうな時間滞在していました。後からエントランスのソファーとかで何度かお見かけしたので思う所はありますが・・・?
絶景航路!反航船も楽しい
別府~八幡浜航路の昼間の楽しみは景色と反航船!
宇和島運輸「あかつき丸」
佐賀関の煙突
国道九四フェリー「遊なぎ」
佐田岬
九四オレンジフェリー(船名不詳)
結局、別府出港後から佐田岬過ぎるぐらいまで快適すぎるラウンジで座っていて部屋にあまり居なかったです。部屋の畳に座るよりラウンジの椅子とオットマンの方が快適なので・・・!
夕暮れの八幡浜港へ入港
楽しい船旅はあっという間に過ぎてしまい、八幡浜港へ入港!
定刻16時45分、下船しました!
船の全景の写真は柵で囲まれてはいますが・・・
柵の隙間に携帯を入れれば何とか撮影できました。
フェリーターミナルから歩いて隣接する道の駅「みなっと」へ!
フードコートの八幡浜ちゃんぽんは営業時間が終了していて食べることができませんでした。残念!
まとめ:短時間でも1等室が快適すぎる宇和島運輸
宇和島運輸「れいめい丸」の1等室に乗船しました。
3時間弱の航海時間ですが、1等と特等の上等級が用意されていて、感染症対策中で1等を相部屋なしの個室として利用させて頂きました。
正直、部屋だけなら2等でも良かったかな?という感想ですが、船首の景色を楽しめるラウンジの存在が1等へ課金する価値を高めてくれたと感じました。美しい景色を眺めながらラウンジで(昼間から)ビールを飲む時間は最高でした。
前回早朝便を利用したときは売店は閉まっていましたが、今回は昼間の便で売店が営業していて缶ビールやお弁当の販売があったのも好感でした。
別府~八幡浜航路では深夜便も運航されていて、深夜入港でも朝5時30分まで船内で眠れるサービスがあります。少し寝不足にはなりますが宿泊費の節約もでき、1等で相部屋なし特例があれば快適に過ごすことができると思います。
皆さまも宇和島運輸で九州~四国間の船旅を楽しんではいかがでしょうか?
「おれんじ おおさか」へ続きます!