この記事の続きです。
- 「武ちゃん寿司」でランチ
- 「サイプリア宗谷」入港
- 帰りは1等ラウンジ席に乗船
- 2等椅子席が特徴の「サイプリア宗谷」
- 利尻富士を眺めながら快適な航海
- 稚内でチャーメンを食べて豊富へ
- まとめ:ハートランドフェリー1等乗り比べ!
「武ちゃん寿司」でランチ
「ボレアース宗谷」が香深に着くのが定刻12時25分(10分遅延)で帰りに乗る「サイプリア宗谷」の出港が14時20分なので礼文島滞在時間は2時間もありません。


ターミナルにある食堂でお昼を食べることにしました。お店は「寿し処 武ちゃん」

人気のホッケ料理は完売のようでした。残念!

うには入荷なしとの事ですが、苦手なので問題なしでした。

結局選んだのは「塩ラーメン」に「野菜追加」です。寿司屋ですが、麺類や定食など何でもある食堂でした。昼間ですが誘惑に負けて「生ビール」も!

「サイプリア宗谷」入港
昼食を食べていたら「サイプリア宗谷」が利尻島から到着するのが14時なので入港を見るためにはのんびり散策している暇はなく、本当にターミナル周辺を歩いただけでした。
礼文島へは20年以上前に来てレンタバイクで観光した事があるのですが、全く記憶になく初めて来た街状態でした。

利尻富士を背景に「サイプリア宗谷」が香深港へ到着!


迫力ある回頭!



離島航路の船員さん達って狭い港、タイトなスケジュール、タグボートなどの支援が難しい状態でスピーディーに接岸します。作業がテンポよく進んでいくのに感心しますね。
帰りは1等ラウンジ席に乗船
行きの「ボレアース宗谷」で1等和室に乗ったので帰りの「サイプリア宗谷」では1等ラウンジ席を選択しました。ぶっちゃけお客さんは多くなさそうでしたが、もう乗る機会はあまりないだろうと考えて贅沢を・・・
窓口で混雑状況を質問したら窓口の方はモニターをこちらに向けて座席表から好きな席を選ばせてくれました。他に2組しかいないガラガラな状況。「出港してからなら好きな席へ移動してもいいですよ。」と優しいお言葉も!

案内所前の階段を昇って1等ラウンジ席へ(ここは1等指定席と表記、実は運賃表や船内表記が統一されていません。)乗船時は船員さんが階段前に立って改札しており、航海中は写真のようにベルトのパーテーションが張られていました。



JRのグリーン車のようなリクライニングシートがずらりと並びます。



コンセントは各席には設置されておらず、最前列に清掃用と思えるコンセントがありました。但し、最前列は足元が狭く圧迫感があるのであまりお勧めできません。

階段を昇った場所がちょっとしたロビーのような雰囲気でした。

トイレの入口も一般用より豪華!真ん中の扉は1室2万円の特別室への入口です。

外部デッキも区別されていました。柵から船首側は1等椅子席(=指定席・ラウンジ席)専用です。運賃が同額の1等和室は対象外なようです。

2等椅子席が特徴の「サイプリア宗谷」

ハートランドフェリーの船内は旧「東日本海フェリー」の時代からほぼ同じ船内配置なのですが、本船「サイプリア宗谷」には2等椅子席という大きな特徴があります。
船尾側の2等が従来船ではカーペット敷きの大部屋だったのですが、本船は椅子席になりました。

リクライニングなし、ドリンクホルダーはありました。肘掛は上がるので乗り慣れた人は肘掛を上げて横になっていました。
繁忙期の着席効率は大部屋より良いとは思いますが、新造船「アマポーラ宗谷」では2等椅子席はなくなった(2等指定席が椅子席で新設)ので地元客からの評判が悪かったのかも知れません。荒天時に椅子席は辛いかも?

後で写真を見て気付いたのですが、電車のような荷物棚!これは素晴らしい!

船首部には大部屋形式の2等室です。

2等優先席は主に高齢者の方が利用していたようです。

案内所(旧売店)です。往路「ボレアース宗谷」と同様、売店は営業休止、自販機はソフトドリンクとアイスクリームの2台のみでした。

何故か案内所前に1等ラウンジ席優先の荷物置き場。船員さんから目が行き届き易いという考えでしょうか?(個人的にはここに荷物を置いて上の階の1等ラウンジ席に座るのはちょっと・・・自分の目が届く所に置きたいですね。)

外部デッキの喫煙コーナー

利尻富士を眺めながら快適な航海
車両の積み込みは船首にバウバイザーがないので全てバックで誘導!


礼文島香深港を出港!乗客が少ないから盛大なお見送りはありませんでした。


利尻富士が見える右舷側の席を指定しました。利尻富士を船から眺めるという点では礼文島発着の方がいいかも知れません。

広い1等ラウンジ席にたったの3組!船内でアルコールは販売していないので缶コーヒーを買いました。

往路は向かいからの波でピッチングしましたが、復路はやや後方からの波向きになるのと本船にはフィンスタビライザーが装備されているのでで往路ほど揺れず快適な航海になりました。


快適にくつろいでいたらあっという間にノシャップ岬が見えてきました。


定刻の16時15分に稚内着!



稚内でチャーメンを食べて豊富へ
稚内到着後、少し時間があったので最近稚内で人気のチャーメンを食べました。大王本店さん。

醤油チャーメン1150円

稚内駅は17時45分で窓口は終了していました。(17時44分に札幌行の特急がある。)

18時11分発、名寄行きの普通列車に乗車しました。平日の夕方ですが、混雑なく転換クロスシートに1人で座れました。(南稚内で何人か降りたのにビックリ!日本最北端で列車に乗りたかったのでしょうか・・・?)

暗くなっていましたが利尻富士のビューポイントで徐行してくれました。

キハ54のエンジン音を満喫、鹿との接触もなく定刻18時59分に豊富駅に到着しました。

豊富町で用件を済ませ、後日、沿岸バスの「特急はぼろ号」で帰宅しました!


まとめ:ハートランドフェリー1等乗り比べ!
稚内から礼文島の香深港までハートランドフェリーの離島航路の船旅を愉しむ目的のため往復しました。船内で販売されている「御船印」には興味ないので本当に「礼文島タッチ」状態です。
観光シーズンも終盤で混雑しない日中の便でしたが、1等和室と1等ラウンジ席で片道ずつ別の設備を乗り比べてみました。(基本的に早朝の稚内発、夕方の島発の便は利用者が多いようです。)
1等和室は横になって休めるので快適性という面では優れていました。特に荒天航海で揺れる日は1等和室の価値が高いと感じました。
一方、1等ラウンジ席はJRのグリーン車のような重厚なリクライニングシートで一般席の上の階に位置しているので上級席の「プレミアム感」という面では優れていました。外部デッキも区別されていました。また、窓側に座れば景色が良く見えるので観光客の方には1等ラウンジ席がお勧めです。
新造船「アマポーラ宗谷」には1等の全席にコンセントが設置されていますが、古い2隻にはありません。これから全席に設置する改装は難しいとは思いますが、1等専用の充電コーナーのようなものを検討してはどうかと感じました。
両船とも航海中、船員さんがトランシーバーを持って客室や外部デッキを入念に巡視しており、1等の不正利用がないか確認するだけでなく、船内でのトラブルを未然に防ぐよう尽力されていました。服装や態度で本気度が伝わってきました。こういう光景を見ると、安全への意識が高いので安心して乗船できますね。
皆さまも利尻島、礼文島へハートランドフェリーの1等で船旅を愉しんでみてはいかがでしょうか?
