稚内港フェリーターミナルへ
呑み鉄たこちゃんは豊富まで来たついでに稚内から礼文島への離島航路の船旅を楽しみました!一昨年は新造船「アマポーラ宗谷」で利尻島へ行きましたが、今回は他の2隻「ボレアース宗谷」「サイプリア宗谷」で礼文島を往復しました。
豊富駅を朝発車する普通列車に乗車!8分遅れて来ました。
平日だったので稚内へ通学する高校生が乗車していましたが、転換クロスに1人ずつ、ロングシートは詰めずに間隔を空けて座れる程度の朝の通学時間帯としては余裕ある乗車率でした。

遅れていたので利尻富士が見えるビューポイントでの徐行はなし!


多くの乗客は南稚内で下車、稚内まで乗ったのは観光客風の数名のみでした。


フェリーの時間まで少し余裕があったのでお散歩しながらターミナルへ向かいました。
駅前のスーパー、添加物を極力使わないお惣菜やお弁当が評判のお店なようです。

稚内港北防波堤ドーム

出港まで時間があるのでターミナルは閑散としていました。シーズンも終盤で平日なので乗客はあまり多くない様子です。



ターミナルには島民専用の待合室がありました。島民には乗船券の割引もあって2等運賃が半額近くになるようです。地元客優先、二重価格は当然だと思いますが、なぜか外国人に対してそれができない’この国’の観光業界・・・

波の高さは1.5mですが、向かい波だから少し揺れるかなぁ・・・?

「ボレアース宗谷」入港
10時05分、今回乗船する「ボレアース宗谷」が利尻島より到着!


礼文島行きの船はターミナルから船全体の写真を撮ることができません。なので外に出て岸壁の先端まで出てきました。しかし「立入禁止」の表示はないもののロープが張られていたのでこれ以上の接近は断念。(横須賀の東京九州フェリーで立入禁止と表記もなく柵もない所で撮影していて怒られたのがトラウマになっています。)

スマホでもけっこう拡大できるのでまぁいいかと。迫力ある左回頭!



フェリーターミナルの向かいにはフェンスで囲まれた岸壁と「稚内港国際旅客ターミナル」があります。かつて、ロシアのサハリンを結ぶ国際航路がハートランドフェリーによって運航されていましたが復活することはないでしょうね。


1等和室に乗船、嬉しい貸切!
利尻島からの便が10時05分に入港して礼文島行きの乗船が始まったのが10時15分過ぎ、出港が10時30分、とてもタイトなダイヤです。
入港の撮影を終えてからターミナルの窓口へ!この時点で出港15分前、1等和室の予約人数を聞いたところ「今のところゼロです」との事なので喜んで購入しました。
乗船口には「売店の営業は休止」になったとの告知が!一昨年「アマポーラ宗谷」に乗ったときは営業していたのですが・・・

乗船後、1等和室のドアへ近付くとすぐに船員さんが飛んできて乗船券を改札されました。

1等和室は10人相部屋で1人ずつの場所が指定されていて枕、マット、毛布が用意されていました。小さいテレビがありました。この1部屋のみです。


ぶっちゃけ大型フェリーの2等大部屋と大差ないような気もしますが、夏季の通路やデッキに座り込む人が多数いる混雑であれば確実に横になれる空間が確保されているのは価値があると思います。
枕と座席番号は頭上にあります。少しわかりにくいかも?

この枕をそのまま使うのは抵抗があるので消毒・・・

と思ったら、使い捨ての枕カバーを発見!これは嬉しいですね。


全ての席にドリンクホルダーはあるのですが、コンセントは窓側の席にしかありませんでした。しかも他の席より少し広く当たり席。新造船「アマポーラ宗谷」の1等には全席コンセントが設置されています。


室内にゴミ箱もありました。

エチケット袋とテレビのリモコン

複数人数で利用する場合、頭の部分の仕切り板を格納することもできるそうです。

稚内~香深(礼文島)の場合、2等なら3950円のところ1等和室は7270円と3320円の追加となります。以前は1等ラウンジ席より少し安かったように記憶していますが、同額となったみたいです。(2025年9月現在)
乗船時間2時間弱の快適性への対価として高いと思うか安いと思うかはあなた次第です。
今回、呑み鉄たこちゃんは幸運なことに1人でこの空間を占有できたので1等にして本当に良かったと大満足でした。もし混雑するなら椅子席の方がいいかなぁ・・・?
5分遅れで稚内出港!
乗船から入室、出港までほとんど余裕がないので船内見学は後にして船尾のデッキへ!
定刻の10時30分になりましたが、出港する気配がありません。スタンランプは開いたまま、エンジンは起動していて車両の積み込みも終わっていました。

5分ぐらいして遅れてきた旅行者2名が車両甲板から乗船しました。

この時間帯だと稚内空港から来たとかJRや都市間バスで来たとは考えにくいので単に自己責任の遅れでは?と推察されます。
これを優しいと思うか、甘いと思うかは人それぞれだと思いますが、定刻5分前にはエンジンを起動して待機していたのでフェリー会社側もかなりの燃料を消費したのではないでしょうか?2人分の2等運賃で回収できるのかな・・・?
稚内出港!


「ボレアース宗谷」の船内紹介
出港後、船内を一巡しましたが、小さな船なので船内設備は最小限です。

売店の営業は休止され、「御船印」の販売しかしていませんが、裏に船員さんが居て、適宜船内を巡視していました。営業していたら出港後冷たいビールを買いたかったのですが、やむを得ません。

自動販売機は2台のみです。アルコールは販売していません。

本船の2等室はカーペット敷きの広間のみで椅子席はありません。2等では枕や毛布の提供はありません。


誰もいないマスもあり閑散とした乗船率だったので結果としては2等でも良かったのかも知れませんが、1等和室を占有できたのでまぁいいでしょう!
2等優先席。高齢者や車椅子の乗客向けです。(1等和室を潰して改造したような気配?)

1等ラウンジ席は上の階にあり、他の客の立ち入りが厳しく制限されていました。乗船時には階段の前で船員さんがガード、航海中は案内所から監視していました。


船尾の甲板旅客席です。夏季繁忙期は混雑で室内に入れずに甲板で過ごす人も少なくないとか・・・?

喫煙コーナーは外部です。冬は辛いでしょう・・・

やや時化模様で礼文島へ!
波の予想は1.5mとやや波がある程度だと思っていましたが、出港前に「出港後船体が動揺します。船は前方の方が揺れるので後方がお勧めです。」と放送していました。
稚内の防波堤を通過して礼文島へ変針すると波が右舷前方からでうねりも伴いピッチング(縦揺れ)が!
時折船体が波に叩いていました。冬に比べればたいした揺れではありませんが予想外に揺れる航海でした。
本船「ボレアース宗谷」は利礼航路3隻中最古で、唯一横揺れ防止装置「フィンスタビライザー」が付いていません。
揺れるときは椅子席よりも和室で横になる方が楽ですね。


船内でビールが買えないので自動販売機でアイスクリームを購入、350円。食べた後、室内にもゴミ箱はありますが、自販機コーナーへ捨てに行ったら丁度船員さんが巡視で入ってきて「遠慮なく部屋のゴミ箱使ってください。」と優しいお言葉。不正に1等へ入室している者がいないかチェックしてくれているとの事でした。

左舷側には利尻島が見えました。

後方にノシャップ岬

礼文島の陰に入ると揺れが落ち着きました。

礼文島、香深港へ到着。出港が遅れたのと海上時化で10分ぐらい遅れていました。



「ようこそ!礼文島へ」


次回へ続きます!