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早朝の別府国際観光港を出港
宇和島運輸「れいめい丸」は定刻で別府を出港!
快晴で素晴らしい天気、素晴らしい景色!
別府の街並みが離れていきます。
大分方面には高崎山が見えました。
別府へ入港する「さんふらわあ くれない」の姿が!
段々と別府が離れていきます。
二本の煙突は貨客船時代をイメージしたそうです。
閑散とした早朝の船内
乗船前に予想したとおり、船内は閑散としていました。一般の客室にいたのは呑み鉄たこちゃん夫婦を含めて5組10名のみ。他のお客さんは1組2名以外は全員寝ていました。
気の毒なほどガラガラな船内でしたが、客室の一部を閉鎖する訳でもなく全て利用することができました。かつて「うわじま2」や「べっぷ2」の時代はほどほどの乗船客がいたのに上の階の2等を閉鎖していたので今回もそうなのかなと思いましたが、全て自由に席を選べたのは嬉しかったです。
ガラガラなんだからお互いが見えないように隣の区画に入ればいいのに・・・わざわざ向かいの区画に入る?と呑み鉄たこちゃんは思いましたが・・・
これも「トナラー」の一種?↓
貸毛布と上等級の受付をしていた船員さんは出港したらすぐに部屋へ上がって行き、船内は静かな時間が流れていきました。
佐田岬半島の景色は必見!
最上階にはテーブルや椅子のあるデッキがあり、天気が良ければここでお弁当を食べたりビールを飲めば気持ちいいでしょうね。
大分県側には佐賀関の煙突が見えました。
「れいめい丸」は豊予海峡の中央部にさしかかりました!
台風のうねりがあるような時期だと揺れることもある海域ですが、この日は瀬戸内海と同じで快適な航海!漁船の姿もありました!
この航路の一番の見所は四国の先端、佐田岬灯台だと思いますが、なぜかこの場所だけ急に視界が悪くなりました。国道九四フェリーの姿も見えましたが、期待していただけに残念!
天気はすぐに回復!佐田岬メロディーラインの堀切大橋でしょうか?
この道路(国道197号線)は以前は「酷道」と揶揄されましたが両側に瀬戸内海と宇和海が広がり、絶景のドライブコースです。国道九四フェリーが繁盛するきっかけになりました。
クラゲが見えます
臼杵行きの九四オレンジフェリーと反航!こちらも乗船してみたいですね。
まもなく八幡浜港に到着!時間が余ったのか、かなり早くから減速していたようです。
隣には以前乗船したことがある臼杵行きの「あけぼの丸」が待機していました。
綺麗な景色を見たり船内を散策していたらあっという間に着いてしまいました。
早起きだったから少し船内で仮眠しようと考えていたのですが、楽しくて寝ることを忘れていました。席にいたのは持ち込んだ朝食のパンを食べたぐらいでしょうか?
こんなにすいているのなら船内で宿泊する訳ではないので2等でも十分に楽しめました!(ついでに節約もできました!)
参考までに、以前臼杵~八幡浜航路の「あけぼの丸」に乗船したときに撮影した1等客室と上等級専用のラウンジの様子です。この時はせっかくの部屋にはほとんど居ずにラウンジで船首の景色を眺めながらビールを飲んでいました!
’八幡浜みなっと’でちゃんぽんを!
八幡浜港に到着。別府と違い、乗降しやすいタラップですね。
八幡浜港のターミナルは新しくなったばかりでとても綺麗です!旧ターミナルより少し駅から遠くなったのでタクシーだと少し高くなるかもです。
九四オレンジフェリーがアニメ映画の聖地になっているようです。
予定している列車まで時間があったのでフェリーターミナル隣の「道の駅 八幡浜みなっと」で時間調整しました。
駅で待つより道の駅の方が冷房も効いていて快適です。フードコートの他、お野菜や焼き立てパン等の販売があり、フェリー乗下船の際に立ち寄ると楽しいかと思います。
ここのフードコートが10時からなので「八幡浜ちゃんぽん」800円を注文しました。
愛媛県らしく郵便ポストがオレンジ色でした。
八幡浜みなっとからバスに乗って八幡浜駅へ!
宇和島運輸「れいめい丸」まとめ
- 3時間弱の短距離航路ながら多彩な席や上等級、売店もある快適な船内設備で天気が良ければ別府湾や佐田岬半島の絶景が楽しめる航路です。
- 深夜便(八幡浜0時20分発)では到着後に船内休憩で5時30分下船のサービスがあり、少々寝不足になりますが夜行便としても利用できます。
- 関西から九州方面へ車で移動する場合、明石海峡大橋から四国経由で八幡浜からフェリーというルートは船内で休憩もできて選択肢に入るのではないでしょうか?
- 臼杵航路、他社の九四オレンジフェリーも含めたら深夜も含めて便数がとても多いのも魅力です。
宇和島運輸で快適な船の旅を楽しんでください!