夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

マイルやポイントをお得にためて呑み鉄(最近は船も)を楽しんでいます!

船で美ら海水族館へ行こう!①~「フェリー波之上」乗船(那覇→本部)

 

船で美ら海水族館へ行こう!

沖縄に着いた呑み鉄たこちゃん夫婦は翌日、美ら海水族館へ行きました。

那覇から美ら海水族館へはバスで2時間以上かかり意外に遠い!定期観光バスも検討しましたが、船で個人行動することにしました。

美ら海水族館へ船で行くとなると、第一マリンサービスの「ジンベエ・マリン」が有名で運賃も1000円と安いのですが、呑み鉄たこちゃん夫婦はマルエーフェリーを選択しました。

daiichi-marine.com

www.aline-ferry.com

「ジンベエ・マリン」は高速船なので船が小さくて揺れる場合があり、席に座ったままなのに対し、マルエーフェリーだと鹿児島へ行く大型船なので自由に船内を歩き回れ、移動時間をゆっくり楽しめるからです。またバスでは不安なトイレの心配もありません。

(出典:マルエーフェリー)

この航路で那覇~本部間の沖縄本島内でも乗船可能です。ただ、あまりこの区間で利用する人はいないので目立つかも知れません。

 

早朝の那覇ふ頭へ!

 マルエーフェリーの那覇出港は朝7時なので早起きして6時過ぎにホテルを出発しました。ホテルの無料朝食は6時半からなので利用できませんでした。

ネットで調べた早朝5時から営業している「丸江弁当」さんで朝食を購入しました。ボリュームがある沖縄の地域色溢れるお弁当が安い!

地元の人達が早朝から次々に買いにくる光景に驚きました。

少し明るくなり始めた那覇ふ頭へ到着!

離島への船便が多く発着する那覇泊港とは別の場所なので注意が必要です。

本部までの短距離乗船ですが乗船名簿が必要です。

昭和な雰囲気の窓口で乗船手続き。

名簿を提出して受付後、待機。しばらくしたら別の支払い窓口で名前を呼ばれ運賃を払って乗船券を受け取るという独特なシステムにちょっと戸惑いました。

本部まで燃料調整金が加算されるので1人2630円。バスよりも少し高いです。クレジットカードでの支払いOK!

1等や特等の運賃設定もあり、金額的には1等でも良いのですが、多分清掃等で現場の迷惑になるので2等にしました。

(出典:マルエーフェリー)

乗船開始は6時30分からで、既に乗船が始まっていました。ちなみにターミナル内の売店は営業していませんでした。

朝食はターミナルに来る前に買ってくることを強くお勧めします。

 

「フェリー波之上」に乗船!

那覇と鹿児島を結ぶフェリーはマルエーフェリーとマリックスラインが基本的に交互に運航されていて毎日運航されています。この日はマルエーフェリーの「フェリー波之上」でした。

呑み鉄たこちゃんは昨年春に鹿児島から那覇までマリックスラインに乗船しています。

www.rail-miler.site

 

那覇ふ頭ではフォークリフトが岸壁を往来していて見張りの人もいたので船を船首側から撮影するのは困難でした。

思いっきり階段のタラップから乗船しました。

船内に入るとまた階段!

貨物スペースがちらっと見えました。

エスカレーターで客室階へ!

案内所があるロビー

2等は行き先ごとに区分けされていて、その範囲内で自由席でした。但し、「本部行き」の設置はありませんが、名瀬行きのエリアを案内されました。

2等室。ガラガラでしたが室内を見ただけで一度も腰を降ろす事なく、パブリックスペースで過ごしました。

 

離島航路らしい堅実な船内

「フェリー波之上」は鹿児島まで丸一日かけて長時間の航海なのですが、船内の設備は実用本位で華やかさはありません!

船内配置図

長時間の航路ですが上等級の個室は特等が2室、1等が3室あるだけで、他は全て2等と2等寝台という驚くべき船室構成です。

こちらの航路は離島の生活物資を運ぶことが主で、旅客輸送では上等級のニーズが極めて少ないそうです。

呑み鉄たこちゃんは以前、名瀬~鹿児島間で特等を利用したことがあります。(2019年撮影)

 

エントランスホール

指紋認証式の貴重品ロッカー(コインロッカーはありません。)

航路図

この場所は「展望サロン」の名が付いてました。

 

那覇発で朝食の営業はありませんが、レストランがあり、営業時間外はフリースペースとして開放されていました。これは嬉しい配慮です。

営業時間の掲示です。

沖縄行き(下り便)

  • 17:50~18:40(目安:鹿児島新港出港前)
  • 06:15~06:45(目安:名瀬港出港後)
  • 11:45~12:15(目安:和泊港停泊中~出港後)

鹿児島行き(上り便)

  • 12:00~12:30(目安:与論停泊中~出港後)
  • 17:00~17:30(目安:亀徳港出港後)
  • 06:15~06:45(目安:鹿児島入港2時間前)

「運航状況により受付時間が変更になることがあります。」

2019年に乗った時、鹿児島入港前に朝食を食べるのにこの時間を信じて寝ていたら予告よりも早く終了する寸前に食券を買えたことを思い出しました。

船の都合で予告よりも早く終了するレストランに驚き、離島航路に乗る場合は他のフェリーとは事情が異なることを強く認識するようになりました。

メニューに関してはカレーが700円。うどんが500円、定食が900~1100円のように、船内としては良心的な価格だと思います。本部下船なので利用できなくて残念でした。

 

売店では100円でおにぎりの販売がありました。公式サイトによると以前はサンドイッチやいなりの販売があったようですが中止されたようです。

 

船内に大浴場はありませんが無料のシャワールームがありました。こちらは最終目的地の入港1時間前まで利用可能でした。本部までしか乗らなくても利用可能です!

ただしボディーソープやシャンプー等の備付けはありませんでした。

次回へ続く