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沖縄本島へ
「クイーンコーラルクロス」の船旅はいよいよ沖縄県へ!穏やかな海で暑すぎず寒すぎず、最高の船旅です!
本部港へ近づいてくるとリゾートホテルが見えてきました。
特徴的な形をした島が見えてきました。伊江島ですね。
沖縄本島、本部港へは約40分遅れで到着しました。
本船に車やバイクで乗る場合、「全区間乗り通したい!」というこだわりがなければ目的地が那覇だったとしても本部で下船した方が早く着くし運賃もお安くなります。
近くには有名な美ら海水族館やリゾートホテルもあります。(この時間はすでに水族館は閉まっています。)
さすがにここから乗船してくる人は居ませんでした。本部港を出港!
25時間以上かけて最終港、那覇へ!
本部を出港!最終港、那覇港へは35分遅れで19時35分着予定と案内されました。
これだと下船して那覇のホテルへ着き、部屋の消毒や掃除を終えてゆっくりできるのは21時近くになりそうで、さすがにお腹が空く・・・那覇まで乗船する場合、那覇入港前はレストランの夕食営業はないので注意が必要です。
売店でお弁当を500円で販売していたので1つだけ買い、鶏飯のカップスープと鹿児島のコンビニで買って持ち込んで食べるのを忘れていたサラダを夫婦でシェアして食べました。お酒は続きをホテルで呑む予定なので控えめにしました。
部屋の窓から東シナ海へ沈む夕陽が見えました。窓ガラスが汚れていてピントがぼけて失敗作ですが。部屋で食事中だったのでデッキに出ませんでした。
すっかり真っ暗になった那覇へ入港。明るい所は那覇空港ですね。
実は本部出港後から船員さんが船内の公共スペースや使用済みの部屋の清掃を行っていたので、部屋を早く出されるのでは?と少し心配していましたが、そんな事はなく入港まで部屋で普通に過ごす事ができました。
ただ、部屋を出たら通路にシーツや清掃用具が並んでいました。翌日は朝7時出港で早いので早く掃除を済ませたい気持ちはよくわかります。
那覇港へ下船!大満足な船旅でした!
那覇港でも岸壁では荷役作業をやっていてフォークリフトが動き回り、乗客が危ない場所へ行かないよう警備員さんが誘導しており、船首側からの船の撮影は無理と判断してターミナルへ。昭和の雰囲気そのままのターミナルでした。
ターミナル前にタクシーが1台だけいたのですが、予約済みとの事だったので歩いてゆいレール旭橋駅まで行き、ホテルへ移動しました。
実はこの時間、すぐに那覇空港へ移動すれば羽田行きの航空機にも搭乗できます。
「クイーンコーラルクロス」まとめ
「クイーンコーラルクロス」は鹿児島から奄美の島々を経由、美しい景色や荷役を楽しみながら沖縄、まで移動できる航路だと思います。
また、「船で沖縄まで来た達成感」を味わえます。25時間の所要時間ですが、退屈どころか忙しくてのんびりする時間が足りないぐらいです!
ただ、船の設備に関しては離島への貨物と人を運ぶことが目的の船なので、最近の豪華なフェリーとは少し事情が異なる点への理解が必要だと思います。
皆さまも船での移動も旅の一単位!と考え、利用してみてはいかがでしょうか?
5回にもわたる乗船記を最後までお読み頂きありがとうございました。
続きです。