この記事の続きです。
2泊目の夕食は自動販売機で!
室戸岬を過ぎてすっかり暗くなってからお部屋で夕食としました。昼に続き自動販売機のメニュー中心です。
呑み鉄たこちゃん夫婦が夕食に選んだのは・・・
- 宮崎やきとり4本セット900円
- 有名老舗レストラン監修グルメハンバーグ600円
- ナポリタン500円
他に前夜、コンビニで買ったサラダと冷奴を加えました。
やきとりが1番おすすめ(=買ってほしい?)との事で高いけど買ってみました。ちょっと割高感を感じましたが、冷凍食品とはいえ、普通においしく食べることができました。
ただ、自動販売機の商品だけだと野菜等が恋しくなると思うので個室利用で部屋の冷蔵庫を利用できるのであればサラダ等を持ちこめばよりよい食生活を送れると思いました。個室ではなく一般席(2等洋室)利用の場合、公共の冷蔵ロッカーはありませんので難しいかもです。
今回は買いませんでしたが、カップヌードルが140円で、スーパーよりも安いという現象も確認しました。買いだめして下船する人も居るかも知れません。
「フェリーしまんと」は足摺岬変針点を通過、豊後水道へ入るころ眠りにつきました。瀬戸内海に入るとそれまで太平洋では穏やかながらもゆったりとした揺れがありましたが、本当に静かで揺れなくなりその違いを実感できました。
まだ真っ暗な北九州、新門司港へ到着!
オーシャン東九フェリーの北九州、新門司港への到着は早朝5時35分です。かなりの早起きになり辛いですが、4時半頃に起きてシャワールームで寝癖を直し、缶コーヒーを飲んで下船しました。
尚、日曜祝日に到着する場合は6時入港なので少しだけゆっくりすることができます。
下船後はターミナル前に門司駅までの乗り合いタクシーが待機していました。船員さんの言ったとおり夫婦2人だけで乗車できたのでとても快適でした。
しばらく走ってからメーターを実車として門司駅で2000円ちょっと超える位になりました。メーターは回しますが前日に1人320円払っているので請求はありませんからご安心を!
おそらくフェリー会社と契約している金額で止めているのでしょう。阪九フェリーの送迎バスが通るルートとは違う狭い山道を走って門司駅には6時すぎに到着しました。
オーシャン東九フェリーまとめ
飛行機なら2時間くらいで移動できる東京~北九州間をあえて2泊3日かけた船旅を体験、個室だと1人当たり2万円以上かかり宿泊を加味したとしても航空運賃と比較して決して安いとは言えず合理的ではありません
。車やバイクを運ぶのではないのに、それでも徒歩で乗るのは船に乗ることに価値、目的を見出す人、趣味的な人だと思います。乗る前は不安もありましたが、実際に利用してみて概ね満足、気付いたことをまとめてみました。
①レストランがなく自動販売機のみでも適度にお弁当やサラダ等を持ち込みしたら不便は感じませんでした。
②決して豪華な船内ではありませんが、船員さんが適切に巡回して清掃を行っており、ペーパータオル等の補充も行われており、清潔に保たれていました。トイレや洗面所の清掃状況(水垢の付着等)は良かったと思います。
③呑み鉄たこちゃんが乗船した日は圧倒的に男性客が多く、オーシャン東九フェリーのサービスを理解して乗り慣れている感じの人が多いように感じました。トラックドライバーの姿はあまり目立たず、無人のシャーシが多いのだと思います。ただ、一部のグループが公共の場所で酒盛りをしていたのは社会情勢を考えたら残念でした。
④シャワーやトイレの付いた個室がないのが残念ですが、自分で清掃を行うとか、必要なものを持ち込んで工夫すれば快適に過ごせると思います。
⑤物流中心のフェリーではありますが、船員さんの接客はしっかりしていて好印象でした。
⑥徳島寄港日、ずっと船内で過ごすため退屈するかも?と思っていましたが、全く退屈することなく楽しめました!まる1日船の上という体験は貴重でした!徳島出港後にお昼寝しようか?と考えていたのですが、お昼寝はしませんでした。
⑦今回の乗船は海上が穏やかな天候だったので本当に楽しく過ごせましたが、荒天の場合だと辛いかも知れません。
5回にわたり、オーシャン東九フェリーのフル区間乗船記をお届けしました。最後まで御覧頂きありがとうございました。
皆さまの乗船の際、少しでも本記事がお役にたてれば幸いに思います。
この後は博多へ移動、JR九州高速船「QUEEN BETTLE」の遊覧に乗船しました。