夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

マイルやポイントをお得にためて呑み鉄(最近は船も)を楽しんでいます!

高いけど快適!デラックスA~東京九州フェリー「すいせん」<新日本海フェリー>乗船記①(新門司→横須賀)

 

新日本海フェリーと謎の配船入替

東京九州フェリーは2021年より横須賀~新門司航路を運航しているフェリーで、新日本海フェリーと系列会社です。というより、船内のサービス体制を見ると社名が違うだけで実態は新日本海フェリーと同じなのでしょう。

首都圏~九州間のフェリーは先よりオーシャン東九フェリーが運航されていますが、こちらはレストランを廃止して旅客設備を最小限に絞ったフェリーに対して、東京九州フェリーではレストランや個室など従来の営業形態、いわゆるフルサービスを行っています。

tqf.co.jp

当初は新造船「はまゆう」「それいゆ」が就航していましたが、昨年末から新日本海フェリーの「すずらん」「すいせん」と配船を入れ替えて運航されています。

就航前には旅客需要は少ないのでは?と予想されましたが、意外に旅客が利用するので個室が多くて定員の多い船と入れ替えたのだろうと噂されています。実際に「はまゆう」「それいゆ」には2部屋しかないデラックスはほぼ連日満室でしたが、「すずらん」「すいせん」なら和室も含めたら25室もあり、スイートルームもあるので船旅ニーズにも応えることができるようです。 

呑み鉄たこちゃんは新日本海フェリーで「すずらん」を利用したことがあるので、「すいせん」の日を狙って乗船してみました。

 

小倉駅前からは無料の送迎バスで!

東京九州フェリーが発着する新門司港は関門海峡側ではなく瀬戸内海側にあるため、門司駅や小倉駅からは山を越えていくような遠い場所にあります。また、既存の阪九フェリーや名門大洋フェリーが発着する場所とも大きく異なり、車なしで利用する場合のアクセスは専用の連絡バスかタクシーとなります。タクシーだとかなりの出費を覚悟しなければなりません。

呑み鉄たこちゃんは小倉駅から22時10分発の連絡バスに乗車しました。バス停は阪九フェリーの送迎バスと同じ、バスは西鉄の高速バス仕様でした。ただ、Youtubeとかを見ると街中で走るような路線バス仕様の場合もあるようで、こればかりは運?この連絡バスは無料!阪九フェリーや名門大洋フェリーが無料なので合せざるを得ないのでしょうね。

阪九フェリーの送迎バスで混雑して立ったまま新門司港まで行った記憶があり、混雑していないか不安でしたが、幸いゆったりと乗車できました。

東京九州フェリーの公式サイトにはバスは23時00分到着とありましたが、早着気味の22時50分過ぎにはターミナルに到着しました。

事前にYoutube等で調べたところ、新門司は船の写真が撮影できますが、横須賀では金網に囲まれていて撮影が困難なようです。新日本海フェリーは乗客に船の写真を撮らせたくないのか、船の近くに立ち寄らせないような港が多い印象なのでここは良かった!

ターミナルでほとんど待つことなく23時過ぎに改札が始まりました。

 

豪華!デラックスAお部屋紹介

いよいよ乗船!

デラックスA(ツイン)のお部屋全景です。

「はまゆう」「それいゆ」だとデラックスは2室しかないので予約が困難ですが、「すずらん」「すいせん」だと部屋数が多いので簡単に取れます。和室のデラックスもありますね。

個室の照明を点けて準備してくれるのが何気に嬉しいですね。

窓側のソファーやテレビのあるスペースです。実はカーテンの向こうに専用のテラスがあるのですが、明るくなってから撮影しようと思っていたら完全に失念してしまいました。

デスクの下には冷蔵庫、ポット、お茶、グラス類が。

ドライヤー。

加湿器と貴重品入れ、ハンガーが4本。

スリッパは使い捨てでない共用・・・これは嫌ですね。

もちろんバス、トイレ付き。コロナ禍で乗船時間も長いのでバス、トイレ付きが有難いです。

トイレは一時期流行った真空式なので、流すときは飛行機のように隣室に響くような大きな音がします。これは何だかなぁ・・・

エアコンの操作パネル。

 

このデラックスAのお部屋、新門司~横須賀間の運賃が12000円に加えてルームチャージ料が48000円加算されました。今回は呑み鉄たこちゃん1人で乗船しましたから合計60000円!はっきり言って高いです。

もし夫婦で乗船した場合は運賃が12000×2人=24000円。ルームチャージ48000円なので合計72000円となり、1人あたり36000円となり、まぁ納得できる金額となるのではないでしょうか?

運賃と部屋代という極めてシンプルで公平な運賃料金です。貸切料金が・・・とか、不正利用のような心配がありません!

相部屋の寝台(ツーリストA)なら12000円!予約なし、当日でもこの価格なので運賃の変動の激しい飛行機や夜行バスに十分対抗できる価格です。

※旅行支援は予算上限に到達したから受付停止という悪いタイミングでの利用となりました。

 

深夜の新門司港を出港!

定刻の23時55分より少し早く、フライング気味に新門司港を出港しました。

レストランでは夜食の営業を行っていましたが、疲れていたので売店でビールとお菓子を買い、お部屋でシャワーを浴びてのんびりと過ごしました。

次回へ続く

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