この記事の続きです。
やったぞ！転換クロスの普通列車！
由布院駅には16時50分着予定のところ、5分程度遅れて到着。普通列車の発車は17時06分なので、乗り換え自体には余裕がありました。
由布院駅は外国人多数、駅の放送も外国語が溢れていました。
久大本線の普通列車は、転換クロスシート、セミクロスシート、ロングシートと車両によって当たり外れが大きいと認識していて、乗車予定の列車がどの車両になるか全くわからなかったので不安でしたが、幸いにも転換クロスシートのキハ200系でした。
大分側のキハ200形に乗車！
由布院側の車両はロングシートと転換クロスシートが混在したキハ220形でした。これだと転換クロスに座れてもロングシートからの視線が気になりますよね？
JR九州の普通列車と言えば「床に座らないでください」の表示？
小野屋駅の近くには高校があるので夕方は混雑するかも？と警戒していましたが、幸い混雑しませんでした！
豊後富士とも呼ばれる由布岳は大分側から見ると富士に見えますね。（豊後国分～賀来駅間）
大分市内に入ってからも車内が混雑することなく快適に大分駅に到着！
乗って来た列車は折り返し豊後竹田行きに！高校生やサラリーマンが沢山乗車していました。
大分駅では急いでトイレを利用しました。
大回り乗車中なので改札を出ることができません。以前はここにキオスクがあったのですが、現在は閉店しています。
19時43分発の「にちりんシーガイア14号」まで粘って、自由席として乗車できる787系のボックス席に乗る案もありましたが、1時間40分も大分駅改札内で過ごすのは苦痛と判断しました。
ソニックはあえて自由席に乗車
乗車したのは18時11分発の「ソニック52号」
J-WESTカードでeきっぷを買えば自由席と同じ値段で指定席を取れるのですが、ここは敢えて自由席を選択しました。
JR九州の特急列車に強く見受けられる傾向として
・自由席車両が多く指定席車両が少ない
・ネット予約で指定席が割安
なため、指定席車両が混雑して自由席の方がすいていることが多く、特に福岡周辺以外の地方で感じられます。
乗車したのは発車間際でしたが、すいていたので問題なく着席できました。
自由席特急券はわざわざえきねっとで予約し、JR北海道の駅で発券してきたので、ビューカードのJREポイントが8％（＝144ポイント）たまるので、よりお得です！
別府湾に沿った別大国道を眺めながら「ソニック」は爆走！
JR九州の特急自由席ではこまめに車掌さんが車内改札に巡回。行き先を確認して記録していきます。正直に特急券を買った人が残念な気持ちにならないよう、徹底した改札を行う姿勢がとても好印象ですね。
車窓が暗くなった頃、出発前に博多駅で買った駅弁で夕食！大回り乗車中でビールを買うことが出来ないのが辛いところです。
小倉駅に到着。
小倉駅では車内で駅弁を食べたばかりなのに、ホームの立ち食いうどんへ！
呑み鉄たこちゃんはここのうどんが大好きなんです。
この時間だと、いなり、おにぎりは売り切れだと予想。うどんだけだと物足りないと考えて車内で駅弁を食べました。優先順位はうどんが上です。
緊張！大回り乗車で自動改札を通過できるか？
さて、無事に大回りでの乗り鉄を終えて、一番気がかりだったのが小倉駅の自動改札を通過できるのか？という点でした。
通常、博多→小倉間は在来線なら1時間程度で移動できますが、小倉駅ホームでうどんまで食べていたので既に5時間以上改札内にいるわけで、自動改札機に弾かれるのではないか？という懸念がありました。ネットで調べると、普通に通過できたというのもあり、エラーが出て駅員さんから乗ってきた経路を聞かれたりと様々で、駅や時期によって設定や取り扱いが異なるものと思われます。
仮にエラーが出たとしても、ルールに基づいて大回りで乗ったので何らやましいところはありませんが、それでも少し嫌なものです。
ドキドキしながら自動改札機にSuicaをタッチ・・・
結果は普通に通過できました！
まとめ：「ゆふいんの森」お得に乗り鉄するなら大回り！
JR九州の観光列車の元祖ともいえる「ゆふいんの森」に、湯布院には用事はないけど乗りたいという場合、大回り乗車は格安です。
今回、呑み鉄たこちゃんは博多から小倉への移動に大回りを活用しましたが、博多から出て大回りして久大本線→大分→西小倉と回って隣の吉塚駅までの大回り乗車だと、乗車券がわずか170円で済みます。（西小倉～小倉間は特急なら区間外乗車の特例適用と考えます。）
福岡で午後から夜まで時間がぽっかりと空いたような場合に、ネットカフェで過ごすよりも楽しい時間を過ごせたと大満足でした。皆さまも是非、大回り乗車を活用してJR九州の鉄道を楽しんでみてはいかがでしょうか？
東京九州フェリー「すいせん」乗船記へ続きます。
