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門司港駅で40分の自由散策
門司港駅では14時10分頃から約40分の自由散策がありました。
まずは国鉄の雰囲気たっぷりな駅名標。
「36ぷらす3」乗客専用の改札口を出て駅前へ。レトロな駅舎を眺めました。逆光なので駅舎の陰に隠れて撮影したのでアングルが不自然ですね。
少し歩いて関門橋が見える港へ行ってみました。
すぐ隣は下関への関門汽船の港でした。
レトロ地区へ行く人も居たようですが、呑み鉄たこちゃん夫婦は駅周辺だけさらっと歩いて早めに駅へ戻りました。車内のトイレをできるだけ使用したくないというのもありました。
列車へ戻る前に「0哩標」と腕木式信号機を眺めました。「日本国有鉄道九州総局」という所に萌えますね。
食事の食器は門司港発車後に下げて頂きました。特にどの駅までに片付けなければならないというのはないそうで、博多までゆっくり時間をかけて食べても良いとの事でした。
食事付きの観光列車ではいつも思うことですが、お酒を飲まない人はさっさと食べてしまいますが、お酒をだらだらと飲む呑み鉄たこちゃん夫婦はいつも遅くなって「迷惑をかけて」しまいます。
15時01分、2度目の小倉停車。今度は運転停車ではなく正規の停車駅でドアが開き、乗客の乗降ができます。食事付きで乗車しても小倉で降りて新幹線に乗り換えることも可能ですが旅行代金は同じです。
小倉では10分停車ですが、物販等のイベントは一切なく、日常の駅にただ長めに停車しただけって感じでした。実は呑み鉄たこちゃんは小倉駅ホームのうどんが大好きなので容器込みで買って来ようか?とも思っていましたが、食事を食べた直後でお腹が一杯なので断念しました。
博多へラストスパート、マルチカーでイベント
小倉を発車後、再度ビュッフェで缶ビールを購入。ちなみにアサヒスーパードライ350ミリ缶が290円と、観光列車としてはお手軽な価格で販売していた点はGOODです!
観光列車ではくせの強い地ビールしか販売していない事が時々あるのですが、こういった定番のビールも販売されているのは安心感があります。他にも色々な飲み物がビュッフェのショーケースに並んでいるので楽しいですね。
写真のプラスチックのカップは持ち込みしたものです。「36ぷらす3」車内では飲み物を買った場合、紙コップでの提供だったのは少し残念でした。グラスは無理にしてもせめてプラスチックにするだけで印象がかなり良くなると思います。
旅の締めくくりとしてマルチカーで予約不要、無料のイベントがあったので参加してみました。内容は今回の「青の路」のルートである大分県と福岡県についての解説、クイズ等でした。静かな客層でした。
「36ぷらす3」は定刻通り博多駅に到着。
非日常の観光列車から突然日常な駅に放り出されたって感じでした。
博多駅からそのまま福岡空港へ移動、羽田乗り継ぎで頑張って当日中に新千歳空港まで戻りました。観光列車で楽しんでほろ酔い状態で飛行機乗り継ぎはちょっと辛かったですね。
「36ぷらす3」まとめ
感染症拡大のため一度自粛した「36ぷらす3」に乗車できて満足できました。
「D&S列車」と称して観光列車に積極的なJR九州が運転する列車だけあって洗練されたおもてなし、豪華な車両を満喫しました。
改善をお願いしたいのはは個室の販売方法です。3人以上の個室なら比較的予約しやすい感触なのですが、2人個室は人気が高くなかなか予約できません。3人以上のグループで観光列車に乗る人はそう多くなく、1~2人が多いのではないかと思います。例えば乗車2週間前で3人以上の個室が空室だった場合は追加料金で1~2人や食事なしでも販売、他の席を予約済みの場合は追加料金で変更できるような販売方法を検討して頂けたらと思いました。
次回は別のルート、または食事なしのグリーン席でビュッフェやおもてなし停車での販売を利用してみたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。