小松→千歳のANAが欠航
呑み鉄たこちゃんは小松→千歳のANAを予約、発券していましたが、感染症による乗客減のため欠航となりました。こういう場合、航空会社がどういう対応をしてくれるのか、体験したことを書いてみました。
以前、JAL便の欠航で交通費、宿泊費を精算して頂いた話はこちらをご覧ください。
今回はANA便が欠航になり、JAL便へ振替えて頂きました。
当初の予約は・・・
小松11:45→千歳13:15 ANA1173便 株主優待¥19570
欠航確定後はすぐに連絡せずに搭乗数日前に電話で相談しました。直前まで連絡しなかったのは早めに手配した後、もしこちら側の都合で予定が変わったときに変更に応じてもらえない可能性があると考えたからです。
感染症の影響で客が少ないから欠航する場合は航空会社都合による欠航なので、機材故障やストライキと同様の取り扱いとなり、悪天候による欠航の場合よりも親切な対応をして頂けます。
電話ではANA便での羽田経由の振替を提案されましたが、時間的に厳しいと伝え、JAL便への振替えをお願いしました。
小松11:20→羽田12:25 JAL186便
羽田13:30→千歳15:00 JAL517便
積極的には案内されませんが、航空会社都合の欠航であればJAL~ANA相互間の振替は可能なようです。天候等の不可抗力による欠航の場合は他社への振替はできません。
電話に出たお姉さんには他社振替への決定権がないのか、しばらく待たされてからOKが出ました。
一旦自分でJALの航空券を買って立て替えてから後日請求してください、領収書を送る封筒をネットから印刷するか、小松空港で貰ってくださいとの事。
「運賃は何で買うかはおまかせします」との事で、特別乗継割引39150円で購入しました。
小松空港のANAカウンターで現金精算!
小松空港ではまずJALのカウンターへ行き、紙の搭乗券と領収書を貰い、それを持ってANAのカウンターへ行き、千歳行を予約していたけど欠航になってJALに乗りますと伝えたところ、搭乗券のコピーを取られ、JALの領収書を回収されてからその場で現金で39150円精算して頂き、領収書へにサインを求められました。
当初、電話では領収書を郵送して後日振込という流れで案内はされますが、かなりの確率で空港で現金精算になると思っていましたが、予想通りに小松空港で現金精算して頂け、手間が省けました。
小松→羽田は国際線機材
小松空港から搭乗したのはB737-800。搭乗時に自衛隊機が爆音をたてて離陸していきました。
国際線機材だったのでクラスJで予約しましたが、当日シートマップを見たら隣が数時間前に塞がり、普通席がガラガラだったので普通席へ移動しました。
キャンセルしたクラスJは数十分後には埋まり満席に!普通席がガラガラなのにあえて密なクラスJが人気というのも不思議なものです。
小松空港からの離陸は海の近くなので景色が良いと思います。
羽田到着後、降機する際にクラスJ(ビジネスクラス)の席を撮影しました。国内線のクラスJより広くて快適そうですが、相席になるなら普通席3席1人占めの方が満足できますね。
羽田→千歳はB787
羽田で乗り継ぎ、次はB787でした。
ANAの787は何度も乗りましたが、JALの787は初めてでした。こちらはクラスJやファーストクラスはむしろ混むと予想していましたが、まさにその通りで満席!普通席は後方なら3人席1人占めで快適でした。
羽田離陸後の東京の景色が良かったですね。
ぱっと見、前回乗ったA350-900と同じ座席なのですが、シートモニターに機外カメラがないのが大きく異なっていました。機外カメラがあるとより楽しいのですが・・・ボーイング機にはないのかな?
千歳への着陸は苫小牧側からでした。
降機する際に、ファーストクラスの写真を撮らせて頂きました。やはりファーストクラスやクラスJで相席になるよりはすいている普通席の方が絶対に快適だと思います。
航空会社都合による欠航→振替、感想
当初予定していたANAの直行便なら1時間30分で着くところを、羽田乗継で3時間40分もかけて移動しました。
ANAの小松→千歳線は前々日からのプレミアムクラスアップグレードが5000円で良いという’乗り得’な路線だと思っているので実はそれが楽しみだったので欠航は残念でした。しかし他社への振替をして頂き、国際線機材やJALの787にも乗れて良い体験ができたと思います。
こういう欠航に当たってしまった場合、さっさとキャンセルして高額な運賃で予約し直す人もいますが、大手航空会社はこのような対応もして頂けるという事を知っておくと損はしないと思います。