あえて久大本線経由で博多へ！
呑み鉄たこちゃんは大分から博多への移動にあえて久大本線経由の特急「ゆふ」を選択！宮崎から株主優待券で片道として大分経由で博多まで購入したので半額が継続されています。
通常、大分から博多への移動は特急「ソニック」をネットで買うのが早くてお得なのですが、久大（きゅうだい）本線経由だとお得な商品がありません。かな～り以前は2枚きっぷや4枚きっぷで久大本線経由も選択可能だったのですが、人気の「ゆふいんの森」に乗せたくないのか、封じられてしまいました。
観光列車が大好きな呑み鉄たこちゃん的には本当は「ゆふいんの森」に乗りたいところですが、そうすると福岡空港から新千歳への直行便に間に合わないので「ゆふ」で妥協しました。
特急「ゆふ2号」は8時20分発ですが早めの8時3分頃大分駅へ入線！
「ソニック」は6～7両ですが、「ゆふ」は自由席1両、指定席1両の合計2両編成のワンマン列車、久大本線は電化されていないので気動車です。（JR九州がJR四国から購入した車両です。）
今回は自由席を利用しました。なんと指定席は満席！
誰もいない自由席の車内に1番乗り！
かぶりつき席も余裕で着席可能でしたが、今回は進行方向左側に座りたかったのでスルーしました。
自由席で席を選ぶときって迷いますよね。
たとえば、この写真。前側の席？後ろの席？
車窓を楽しみたい乗り鉄的発想では絶対に後ろ側なんですけど、前側には窓の所にフックがあるので手さげ袋を掛けたり重宝するんですよね。
足元の構造にも当たり外れが！これなら前の座席の下に足を伸ばせますが・・・
これだと窓側が微妙？
これは最悪です。
悩んで悩んで・・・見どころが多い進行方向左側、窓割りは車窓を犠牲にして手提げ袋等をかけるフックがある前側を選択しました。足元は窓側が狭い！
指定席では味わえない、自由席で好きな席を選び放題な贅沢な悩みでした。
車窓を楽しみながら久大本線の呑み鉄
特急「ゆふ2号」は反対列車の遅れの影響で大分駅を少し遅れて発車しました。
駅のコンビニで買ったビールとポテトサラダで呑み鉄スタート！広い席ではありませんが、背面テーブルに網ポケット、窓枠に飲み物が置けて不自由のないこれぞ特急の座席という感じで無難な座席だと思います。白いソニックだと窓枠に物が置けないので、古い座席ですがこちらの方が快適に感じます。
大分郊外の景色
まもなく由布院。残念ながら由布岳は隠れています。
由布院まではガラガラで落ち着いた車内でした。
由布院から多くの乗車がありました。指定席は満席近くなっていました。
豊後森のSL
台形の山？調べてみたら伐株（きりかぶ）山というそうです。
慈恩の滝。「ゆふいんの森」だと観光案内があり徐行してくれます。「ゆふ」も徐行していましたが、特に案内はなく、近くの席にいた地元の方が「滝が見えるよ」と教えてくれました。
日田で運転士さん交代。ここでも一定数の乗車があり、自由席でも相席になる所が出てきました。指定席は既に一杯でした。（それでも自由席で大きな荷物だけで2席占拠していた迷惑な外国人あり）
夜明から分岐する日田彦山線。BRT化が決まっています。ワイド周遊券が使えた頃に1回だけ乗ったことがあります。
筑後川
福岡空港カードラウンジ経由で帰宅
やや遅れたまま博多駅着。
JR九州は自由席の車内改札が徹底している印象ですが、ワンマン運転のせいか改札は全く来ませんでした。久留米から車掌さんがお散歩（＝巡回）だけ。特急券は真っ新の状態で手元に残りました。
乗車率は自由席の方が圧倒的に低く、座席仕様は全く同じ、かつ好きな席を選べるので始発駅である大分から乗車するのであれば自由席の方が圧倒的に快適な状況でした。ただ、由布院などの途中駅から乗る場合の心理を考えたら、指定席が安心なのだと思います。JR九州やJR西日本のクレジットカードを持っていたら「eきっぷ」で自由席と同じ値段で指定席が取れますし。
時間は余分にかかりましたが「ソニック」とは違った久大本線の山の景色を楽しみながら博多まで移動できて大満足でした！また振り子式である「ソニック」特有の激しい揺れもなく普通な列車の乗り心地でした。
ただ、わずか2両編成で車内が程々に混雑しており、大分→博多間の移動でこちらに乗車するというのは本当に由布院や日田などから利用したい人たちには迷惑なことかも知れません。立ち客はいませんでしたが、座席が不足する状況なら「ソニック」に乗れよと思われるでしょうね。
余談ですが・・・
福岡空港では航空会社ラウンジをパスして搭乗待合室内に新しくできたカードラウンジに入ってみました。（対象カードを複数持っていたのでカードラウンジをハシゴしました。）カードラウンジなのに缶ビール１本が頂けます！
12時35分発のADO共同運航便で新千歳へ！昼食の時間がなかったので機内でお弁当。
最後までご覧いただき、ありがとうございました！
