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「フラノマルシェ」へ散策
「フラノラベンダーエクスプレス」で富良野へ到着後、次に乗る「富良野・美瑛ノロッコ2号」まで約2時間あるので駅から徒歩圏内にある「フラノマルシェ」へ散策しました。お土産や特産品が豊富に販売されていてちょうどよい時間調整になりました。
富良野駅へ戻ってきてから昭和の雰囲気一杯の駅の立ち食い蕎麦屋さんを利用しました。
かけそば400円と天ぷらうどん450円。
ノロッコ号に乗車
次は「富良野・美瑛ノロッコ号」に乗車!
ちょうど9月の連休限定の企画で車内で地元のビールやワインを販売する企画が行われていました。
自由席乗車列の先頭をキープ!連休なので混雑するかも?とチケットレス指定券で2人席を取っていましたが、明らかに必要ないので放流しました。記念に紙の指定券が欲しいような気もしましたが、2人で1680円!物価高なので今回は節約です。
旭川から「富良野・美瑛ノロッコ1号」が推進運転で到着!
やっぱり機関車が先頭の方がいいですね!ディーゼル機関車の客車列車も貴重なのに蒸気機関車とは異なりあまり注目されないのはかわいそうな気もします。
自由席の車内は十分に余裕がありました。(席は木のベンチで座り心地は良くなりませんが・・・)
車内にはストーブも
記念スタンプ台
2日間限りの車内販売!
富良野駅を発車!駅長さんが見送ってくれました!
機関車にけん引される乗り心地に興奮?貴重な客車列車ですから。
1号車の販売カウンターで「みんなでカンパイ!富良野線」として車内で沿線のクラフトビールやワイン、日本酒、おつまみの販売が実施されていました。連休の2日間限定です。
以前はこのカウンターで車内販売が行われていましたが、現在は廃止されています。地域の特産品の販売とかを時々行っているようですが、今回はアルコールの他にもお菓子やソフトドリンクも販売されており、本格的な車内販売という感じです。
ビールの4種類飲み比べ(1000円)を購入して夫婦でシェアして飲みました。ワイン飲み比べも買いたかったのですが、特急の車内でもビールやワインを飲んだ後なので断念しました。
- ノンノ
- まるごとかみふらののプレミアムビール
- ノスタルジア
- トノト
オリジナルコースター
ビールを飲みながら富良野線の景色を満喫!
景色のよいところはゆっくり、林の中に入ると加速していました。時々ディーゼル機関車から煙が飛んできましたが、これは仕方ありません。
普通列車が40分前後で走るところを1時間弱かけてゆっくり走って美瑛駅に到着しました。観光色の強い列車ですが、自由席なら普通乗車券のみで乗れるのでお得感がありますね。(別料金を徴収した方がいいような気もします。)
旭川経由で札幌へ!
美瑛からはデクモの普通列車に乗り換え!
早くから先頭に並んでいましたが、並ぶ場所の選択を誤り、2人ボックスに座れず・・・。旭川からの折り返し列車、ドアは前後両方開くのですが多くの人は前方の扉から降りることがポイントです。デクモは性能は良いのですが座席数が少なくて固いので、冷房がなくてもキハ40の方が好きですね。
旭川からは最近「ライラック」ばかり乗っていたので1本落として「カムイ」に乗車しました。
ホームには自動販売機でサンドイットやおにぎりの販売がありますが、アルコールは扱っていません。改札を出る必要があります。
「カムイ」や「ライラック」の自由席が2両になって混雑することが多いようですが、連休でビジネス利用が少ないせいか、余裕ある車内でした。
自由席は周囲の乗客の様子を見ながら席を選べるのが大きなメリット!(例:座席を目一杯倒している人の後ろや騒がしそうな人の近くを避ける等)
車掌さん、車内改札は1回しかしないのに、人数を何度も数えていたので、会社側は自由席の利用状況を調査し、今後の戦略を模索しているのでしょう。
車内ではフラノマルシェで買ったサンドイッチとビールを楽しみました。見慣れた景色でもビールとおいしい食べ物があれば車内の時間が充実しますね。
まとめ:車内販売を利用する日帰り乗り鉄旅!
「ふらの・びえいフリーきっぷ」を利用して車内販売が行われる列車を狙って日帰りで乗り鉄を楽しみました。
- 札幌7:41→富良野9:45 特急フラノラベンダーエクスプレス
- 富良野11:53→美瑛12:51 富良野・美瑛ノロッコ2号
- 美瑛13:11→旭川13:43 普通列車
- 旭川14:30→札幌15:55 特急カムイ28号
せっかく富良野や美瑛まで行くなら青い池などの有名な観光地にも行ってみたい気もしましたが、オーバーツーリズムで嫌な思いをしたくなかったので乗り鉄だけに特化しました。連休でしたが、大きな混雑はなく快適な乗り鉄を楽しめました。
日帰りだと荷物がほぼないので札幌へ買い物に行くような感覚で出かけることができました。早めの帰宅だったのであまり疲れることなく楽しめたと思います。
「フラノラベンダーエクスプレス」と「富良野・美瑛ノロッコ号」の両方とも期間限定の企画としての車内販売でしたが、観光客が多い列車での車内販売は旅の付加価値としてとても楽しい思い出になりました。
車内販売だけでは採算をとるのは厳しいとは思いますが、列車の付加価値を高め顧客満足度を高めるという目的で今後も同様の企画が行われることを期待したいと思います。