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出港後、最初の見所はレインボーブリッジ
「さるびあ丸」は定刻22時丁度、竹芝桟橋を出港しました。ダイヤには厳しいようで、定刻ギリギリまでボーディングブリッジを外さずに「かけこみ乗船」に備えて待っていたのは、さすが離島の生活を支える航路だと思い、感心しました。
すぐ隣には橘丸が停泊していました。
出港直後にレインボーブリッジの下を通過します。東海汽船に何度乗っても大都会東京の夜景とレインボーブリッジは楽しみですね!
この後はコンテナターミナルや羽田空港の景色も見れるのですが、上手く撮影できませんでした。寒くなったので一旦室内へ入り、呑み鉄たこちゃん夫婦のコロナ禍宿泊の儀式であるお部屋の清掃と消毒を行いました。これが大変なんです!
週末限定!横浜寄港
さるびあ丸は特定期間の週末限定で横浜にも寄港します。この日は横浜に寄港!せっかく「さるびあ丸」に乗るなら横浜にも寄港する日に乗る方が楽しいですよ。
横浜ベイブリッジをくぐり
普段はクルーズ船が使うような大桟橋に着きます!
タラップを掛けてあまり多くないお客さんを乗せてすぐに出港しました。
横浜寄港の活用方法
東京・横浜から各島へ向かう場合は金曜日、土曜日
各島から横浜・東京へ戻る場合は土曜日、日曜日に寄港します。
※ただし、東京湾納涼船が運航される時期など寄港しない日もあります。
横浜寄港は横浜周辺に住んでいる人だけでなく、多くの人にメリットをもたらします。
①金曜日の夜に仕事が終わってから乗船できる範囲が広がります。
呑み鉄たこちゃんが住む北海道からでも金曜日のさるびあ丸に乗船可能なんです!
例えばですが、横浜大桟橋にはみなとみらい線の日本大通り駅から徒歩で行けますが、新千歳空港20時発のAIRDOに搭乗すれば十分に間に合います!新幹線や飛行機を活用すればかなりの広範囲の人が金曜日の仕事の後に乗船できるんです!
②横浜から乗船すると運賃が少し安くなります。部屋や寝台を使用するのは同じなのに東京発着よりも安くなります。例えば12月の神津島行き、2等で各種割引なしの正規運賃で東京が6630円、横浜が5830円で800円差があります。特等だと2250円もの差がつきます。まあ、それでも時間に余裕があって東京から乗れる場合は東京から乗って早く船室でゆっくりとしたいと思いますが、上りだと横浜下船で安いうえに早く帰宅できるのはかなり有効だと思います。
③東京ではレインボーブリッジ、羽田空港や横浜ベイブリッジ等、東京湾の遊覧船気分で景色を楽しむことができます。東海汽船では島から戻ってくる上り便で「東京湾夜景クルーズ」と銘打ってこの区間の販売に力を入れています。
横浜出港の景色を眺めていたら、時刻はもう深夜12時近いです!
船内の撮影は大島で多くのお客さんが降りた後にすることにして、缶ビールを買って部屋で持ち込んだお弁当を食べてゆっくりしました!
就寝前のアドバイス!
寝る前は基本的には穏やかな東京湾ですが、浦賀水道を抜けて太平洋に出ると揺れることがあるので、テーブルの上の飲みかけの缶やペットボトル等、飛び散らないように整理整頓してから寝る事を強くお勧めします。
東海汽船では「大型客船」と呼んでいますが、長距離のフェリーとかと比べるとかなり小さな船なので、基本的に揺れると思っていたほうがいいと思います。
次回へ続く