この記事の続きです。
新島出港後レストランへ
「さるびあ丸」は新島を出港!
出港時刻が11時55分なので丁度お昼どきでした。一回ぐらいはレストランを利用しようと思い、昼食で利用しようと思っていました。新島出港を見てから行けば丁度いいかと・・・同じことを考える人たちでちょっと混雑気味でした。
レストランは「虹のマーク」認定です!
メニューはこちら!
食券の自動販売機で購入します。
呑み鉄たこちゃんは夫婦で生ビールと島海苔塩ラーメン、ジャンボエビフライカレーを注文しました!


離島航路のレストランでプラスチックや紙コップではない、ジョッキで生ビールが飲めるのは最高!
細かい事ですが、スプーンやレンゲがペーパーナプキンの上に置かれて出てきたのが好印象でした!無神経なお店はトレーに直置きで出てくるし、意見を言ったら「神経質な人」扱いするところもありますからね。
昼間から飲酒したら浮くかと思いきや、飲酒率が高かったです!
後から見たらレストランはガラガラ!時間をずらして食べればよかったかも?
再び利島!
食事をしていたらあっという間に利島でした。
就航率が低いとされる利島ですが、この日は往復とも接岸できました。
利島では東海汽船の代理店の方と一緒に警察官と郵便局の方がタラップの作業をしていました。利島のタラップには手摺にネットがかけてあり、安全対策が強化されていました。
意外!大島では下船者多数
呑み鉄たこちゃんの下船地は大島。下り便の時は早朝だったので部屋で寝ていたので今回の乗船では初めて見ました。
元町港の沖を通過。工事中の為、2022年1月頃までは全て岡田港へ入港するそうです。「岡田」は「おかだ」ではなく「おかた」と読みます。呑み鉄たこちゃんも最近知りました。以前は市街地に近い元町港を優先して使用するけど天候によっては岡田港になるように・・・と認識していたのですが、ここ最近は元町港で乗下船した記憶がほとんどありません。岡田港の方が静穏なので夜行の下りはほぼ岡田のようです。
定刻通りに伊豆大島、岡田港へ到着しました。
大島で降りる人が多いのに驚きました。下船口が「密」になっていました。大島からジェット船に乗り換えると東京へ早く到着できるのは知っていましたが、乗り換えが面倒&ジェット船の座席は狭いので敬遠されるのかと思いきや、かなりの人が下船しました。
前日22時に東京竹芝桟橋を出てから神津島で30分だけ下船しましたが、大島着14時10分まで「さるびあ丸」に乗ることだけが目的の乗船を楽しむことができました。長時間の乗船でゆっくりできるかと思いきや、あっという間でむしろ忙しいとすら感じました。決して豪華な船ではありませんが、島々の景色や荷役作業を眺めていたら飽きることがありませんでした。予報よりも少し波が高かったのですが本当に楽しい船旅を体験できたと思います。首都圏からの気軽な船旅として皆さまも是非体験してみてはいかがでしょうか?(船旅初心者の方には天候をよく確認して乗船されることをお勧めします。)
ジェット船「セブンアイランド大漁」へ乗り換え!
この後は15時30分発のジェット船「セブンアイランド大漁」で伊東へ向かいました。他の船社さんでは「ジェットフォイル」と呼ばれることが多いのですが、東海汽船では「ジェット船」と呼んでいます。
岡田港のターミナルが新しくなっていました。
この時間帯は多くの便で賑わっていました。
ジェット船の乗船口では黄色の人が手荷物を厳しくチェックして料金を払っていない人へ請求を行っていました。正直に払った人だけが損をすることなく、チェックして請求していた姿に感動!JRコヒとは大違い?
船内を自由に歩き回れる「さるびあ丸」とは違ってジェット船はシートベルト着用の必要があり、乗っていて楽しい乗り物ではありませんでしたが、スピードは魅力!「さるびあ丸」で東京まで乗り通せば不可能な北海道への当日帰宅を実現してもらえる点は凄いですね。
船内はほぼ座席だけですが、自動販売機でソフトドリンクを購入できました。座席の指定は東海汽船側で行うので旅客側がシートマップ等で指定することができません。電話で窓側、2階席等、ある程度のリクエストは聞いてくれましたが、「可能なら配慮する」程度で確約ではありません。船によって座席配置が異なる、重量バランス等の事情があるのだとは思いますが、他社のジェットフォイルで旅客がシートマップで座席指定できる航路もあるので乗船前日以降とかにでもシートマップで指定できるように改善願いたいものですね。


少々時化気味でしたが、わずか45分で伊東へ到着。
タクシーが待機していたら乗ろうと思っていましたが、居なかったので徒歩で伊東駅へ。予定通り、特急踊り子に乗車、羽田空港から当日帰宅ができました。先に出港していった東京行のジェット船は「密」な雰囲気で、時化気味だったので乗船時間の短い伊東にして成功でした。
6回にも及ぶさるびあ丸乗船記をご覧いただきありがとうございました!
首都圏から気軽に楽しめる東海汽船の離島航路を楽しんで頂くきっかけとなれば幸いに思います。