便利なシルバーフェリー夜行ルート!
呑み鉄たこちゃんは福島県から北海道へ帰宅するために飛行機ではなく、シルバーフェリーを利用した夜行ルートを選択しました。
計画したルートはこちら!
- 郡山18:02→仙台18:38 新幹線やまびこ147号
- 仙台18:54→八戸20:12 新幹線はやぶさ39号
- 八戸駅20:25→八戸港21:10 シルバーフェリーシャトルバス
- 八戸港22:00→苫小牧港06:00 シルバーフェリー
- 苫小牧港06:46→札幌駅前08:37 北海道中央バス
この時間帯なら仙台空港から最終便で帰宅可能でしたが航空券が高く、深夜帰宅にもなるので夜行ルートを選択しました。
最近、外国人観光客が増えて各地で宿泊費が高騰していますが、飛行機で行って北海道で宿泊するより効率的なルートだと思います。朝一から活動できます!
特に関東北部や東北から北海道への移動で抜群の効果を発揮します。
東北新幹線での移動は前記事をご覧ください。
八戸港から「シルバーエイト」に乗船
当初は八戸駅から八戸港まではバスを計画していましたが、呑み鉄たこちゃん夫婦はタクシーを利用しました。バスだと1人500円で45分かかるところ、タクシーだと15分ぐらいで20時40分頃に着きました。
バスは市街地を経由するのでかなりの迂回になり、八戸港到着予定が21時10分。乗船開始は21時なのでタクシーを使えば少しですが早く乗船できて部屋でゆっくりする時間が増えます。
運賃ですが裏道をガンガン進んでくれて3430円でした。普通に運賃を検索するともう少し高いです。1人なら高いですが2人以上なら検討の余地があると思います。
昭和な雰囲気のフェリーターミナルですが、現在、新ターミナルの工事中です。
インターネットで予約決済し、自動発券機を使えばQRコードをかざすだけで人と接触することなく乗船券とルームキーが発行されるので便利です。
連絡バスはまだ着いていませんがフェリーターミナル内は人が多く、車両の乗船も多い様子でした。
予定通り21時より乗船開始されました。
乗船口は思いっきり階段!
船内に入りました!
前日に確保した特等室に乗船!
「シルバーエイト」の特等室は4室しかないので八戸発の夜行便では競争率が高く、当初は1等で予約していましたが粘り強く空席照会をして前日に特等へ変更できました。
乗船券と同時に部屋のルームキーをQRコードで受け取っているので案内所へ寄る必要はなくお部屋へ直行!
あまり高級感がない実用的な特等と1等が並んだ通路です。
部屋の鍵はカードキーからQRコードに変更されていました。紙がペラペラなのでちょっと扱い辛いかも?スマホでQRコードを撮影して使うと便利なのですが、何度も部屋から出るつもりがなかったのでそのまま使いました。
特等室へ入室!
窓側の椅子とテーブル。姿が写りこむのでブラインドは閉めたままです。
鏡台。ドライヤーとティッシュペーパー、電気ケトルがありました。
窓側からドア側を振り返るとこんな感じです。
引き出しには粉末の緑茶とコーヒー、包装されていない紙コップ、予備のボックスティッシュ。
下の戸を開くと空の冷蔵庫がありました。夜中に目覚めて水分補給するときも冷たいものが飲めるので快適でした!
クローゼットの下に浴衣と使い捨てスリッパ。
バス、トイレ。バスタオル2枚と足ふきマットが1枚。
洗面所はバスルームの中ではなく室内側にあります。洗面台の隣に個別包装の歯ブラシ、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナ―、持ち帰り可能なサービスタオルがそれぞれ2人分用意されていました。あと、共用のハンドソープ「ビオレ」も。
ナイトテーブルには空調の調整ダイヤルがありましたが、船内放送の音量調整のスイッチ類がありません。早朝入港で確実に起こしたいというシルバーフェリーの信念を感じる設計ですね。
ベッドがやや狭くて子供さんとの添い寝が厳しいかなぁという点以外はほぼホテル並みの充実した設備で快適な宿泊ができました。
これでインターネット予約割引で1人13500円、2人で27000円なら安いと思います。移動と宿泊がセットなのですから。札幌付近のホテルが高騰している時期ならツインで2万円越えなんてザラです。
シルバーフェリーには繁忙期の割増運賃がありません。(繁忙期に個室の貸切料金適用あり)
実はフェリーを得意とする旅行会社の商品なら2割引になるのですが、申し込み方法や変更やキャンセルに厳しいので今回はシルバーフェリーに直接申し込みました。そのおかげで前日に1等から特等へ変更できたので良かったと考えます。
「シルバーエイト」他のお部屋
呑み鉄たこちゃんは過去に「シルバーエイト」で他の船室を利用したことがあるのでその時の写真を紹介します。
1等和洋室
2段ベッドの4人部屋で洗面台が付いています。いかにも船の個室って雰囲気がいいと思います。令和な現代のフェリーではハシゴの2段ベッドが「悪」とされる風潮なのでこういうお部屋も鉄道の開放寝台車のように姿を消していくと思います。
トイレが部屋にないのがやや不便ですが、個室なので普通に快適に宿泊できると思います。
1等和室
4人用の和室ですが大人4人だと並んで寝ることになるので狭いかと思います。小さい子供連れの家族には便利だと思います。
2等寝台A
2段ベッドだけのかなり狭い部屋です。テレビや洗面台もありません。寝るだけと割り切ればネット予約8100円でプライバシーが確保できるのでお得です。
1人で利用しても貸切料金不要で相部屋にもならない神対応!(2人で乗るなら2人目を安くしてほしいと感じるけど・・・)
2等
これぞフェリーという雰囲気の大部屋雑魚寝です。
(ここは実際に利用したのではなく誰もいなかった升を撮影しました。)
この他に2段ベッドの1等洋室2人部屋がありますが呑み鉄たこちゃんは利用したことがありません。
相部屋の話はどうなった?
以前、シルバーフェリーの公式サイトには個室を定員以下で使用すると相部屋になる場合があるとの記載があったのですが、新しくなった公式サイトにはそういう記載がなく、代わりに指定した繁忙期は貸切料金が必要との案内がされています。
公式サイトで色々探してQ&Aで質問を入力したところ、繁忙期以外は貸切料金不要でひっそりと相部屋の制度を廃止したようです。
次回へ続きます。