苫小牧まで普通列車で移動
呑み鉄たこちゃんは奥入瀬渓流へ出かけるのに、シルバーフェリーの「シルバーティアラ」に乗船しました!
苫小牧港23時59分出港なので札幌圏で仕事の後でも余裕で乗船できます!
札幌駅21時14分発の新千歳空港行き普通列車に乗車!
この列車は普通列車なのですが確実に快速エアポート用の編成が来る(空港から折り返し快速として運転)ので4号車の指定席用の車両に自由席として追加料金なしで乗車できます。
指定席料金を払ってこの赤と青の古い席の車両が来るとガッカリですが、料金が発生しないとお得な気分になれますね。
南千歳で一旦下車し、15分待って苫小牧行き普通列車に乗り換え!やって来たのはロングシートばかりの6両編成でした。
本来はこの列車に札幌から乗る方が時間的には合理的ですが、長時間のロングシートが好きでない呑み鉄たこちゃんはあえて1本前の空港行き普通列車で4号車のリクライニングシートを利用してロングシートでの移動時間を最小限とする工夫をしました。
苫小牧駅前からフェリーターミナル行きの中央バスの高速とまこまい号に乗り換えるつもりでしたが・・・
バスが思いのほか混雑していて相席でしか乗れそうにない状況で且つタクシーが客待ちしていたので急遽タクシーを利用しました。
だったら最初からタクシーに乗ればよかった?(以前、もっと遅い特急「すずらん」で来てタクシーが居なくて焦った経験があります。)
タクシー代はかかりましたがバスの乗客よりも先にターミナルに到着できたので、手続きに並ぶ必要がなかったので結果としては良かったかと思います。
一般的には札幌駅前から高速バスの方が乗り換えなしで安価なのでその方が無難です。今回は諸事情で列車を選択しました。
便利!自動発券機で手続き
苫小牧港のシルバーフェリーの窓口は昭和な雰囲気なのですが・・・
(ちなみに運航会社名は川崎近海汽船。シルバーフェリーは愛称です。)
今回は「自動発券機」を利用してみました!
事前にネット予約で入金を済ませていたら「予約番号」と「電話番号」の入力だけで客室のルームキーと乗船券が迅速に発券されました!ビジネスホテルの「〇秒チェックイン」のような斬新な感覚でした。
乗船名簿の記入や窓口でのやり取りがなくなったのは寂しい気もしますが、人との接触機会を少なくするという意味ではとても便利になったと感じます。
※ルームキーは「シルバーティアラ」のドック後、QRコードに変更されるようです。
ちょっとだけ外に出てこれから乗船する「シルバーティアラ」を撮影!
あまり駐車場をウロウロすると怒られそうなので遠くからで妥協しました。
出港が23時59分発という時刻設定が絶妙です。
「24:00」とか「00:00」だと日付を間違える人が必ず生じます。「フェリーはちのへ」の頃は24:00発だったように記憶していますが、
たった1分差の「23:59」とするだけで誰が見ても日付を間違えることがなくなります。
既にターミナルの売店は閉店していました。23時閉店なので札幌からのバスで来る場合は買い物は事前に済ませておきましょう!
乗船開始は23時から!
特等室のお部屋を紹介
乗船後は自動発券機でルームキーを既に受け取っているので案内所に立ち寄る必要はなくお部屋へ直行!
まずドアを開けた光景から
パンフレットに使う気持ちのアングルで1枚!
ベッドの様子。正直、ベッド幅が狭くて(多分80cmぐらい)子供さんとの添い寝には厳しそうな印象。マットは固めで個人的には良かったです。
ソファーの様子です。ソファーベッドとして使用できるようにするせいか、背もたれとの距離が遠いのとソファーとテーブルの距離が微妙に離れていてやや使い勝手が悪かったです。
アメニティー類です。ドライヤー、電気ケトル、モーニングセット、茶器セットです。
モーニングセットと茶器セットの中身です。
空の冷蔵庫。
使い捨てスリッパですが、特等は品質の良いものでした。1等は白くて薄いものなようで差別化されています。
バスルームの入口は丸窓で船らしい雰囲気です。
何故かバスルームに小さな窓があります。(これ、必要?)
このボタンを押すと窓が透明になります。
おがさわら丸とかと同じデザイナーさんのようで見覚えのある装飾品がお洒落ですね。(現場は清掃やメンテが大変そうですが・・・?)
何かが物足りないなぁと思ったら、放送のボリューム調整のつまみがありませんでした。
23時59分発、7時30分着という寝るだけの夜行便にはもったいないぐらいに豪華でお洒落な特等船室です!
乗船した2023年6月現在の運賃で特等がインターネット予約で12600円。
地上のホテルが高騰するなか、移動と宿泊が付いているのならお得だと思いませんか?
1等が10080円で2520円差なので、特等の方がコスパは良いと思います。
特等には「キング」も!
今回紹介した特等はツインベッド仕様なのですが、ツインは4部屋。他にベッドが2つ密接した「キング」という部屋も2部屋あります。公式サイトには特に紹介されていないようですが・・・?(6甲板右舷側のS63、S64号室です!)
https://yoyaku.silverferry.jp/library/downloadfiles/st.pdf
呑み鉄たこちゃんが以前利用したときは「キング」を利用しました。キングサイズのベッドではなく、マットは1人ずつ別々で掛け布団が一緒でした。
ネット予約では部屋の指定ができないので、その時は予約後電話して部屋を変更してもらいました。好みに合わせて選択してくださいね。
次回へ続く