夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

マイルやポイントをお得にためて呑み鉄(最近は船も)を楽しんでいます!

宮崎カーフェリー「フェリーたかちほ」快適!プレミアムツイン乗船記①(神戸→宮崎)

 

神戸三宮フェリーターミナルから乗船!

www.miyazakicarferry.com

呑み鉄たこちゃん夫婦は神戸から宮崎カーフェリーの新造船「フェリーたかちほ」に乗船!

三宮駅前のバスターミナルから連絡バスもあるのですが、今回は荷物が多かったのでタクシーを利用しました。

タクシーに乗るには近すぎる、荷物を持って歩くのは遠いという微妙な距離?近距離のタクシー利用は嫌な顔をする運転手がいまだに多いので不愉快・・・。阪神電車の三宮駅付近から1000円ちょっと切る額でした。

 

ターミナルへ着くと紙の乗船名簿を記入しました。紙の乗船名簿もネット予約の普及で記入する機会が減ってきていますが、昭和世代の呑み鉄たこちゃんは乗船名簿の記入こそが船に乗る前の儀式って感じがします。

 

乗船者全員の検温が対面で行われ、乗船券を購入。全国旅行支援のため手続きには少し時間がかかりました。

ちなみに宮崎カーフェリーの全国旅行支援は「正規運賃」からの値引きのみでネット予約などの他の割引との併用はできません。(それって巷で言われる便乗〇〇げ?)

 

窓口では乗船券の他、カードキーや宮崎で使える旅行支援のクーポンを頂きました。カードキーは2名で乗船するのですが1枚だけ。個室でも「シングル」の場合はカードキーではなくて従来の鍵だそうです。

感熱紙でぺらぺらの乗船券、列車の車内補充券以上にありがたみがなく単なるレシートって感じですぐに文字が消えていくので残念でもあります。せめてANAの紙の搭乗券のようなものであれば旅の記念にもなるのですが・・・?

運賃は正規運賃である30440円から8000円値引きされ、クーポンが平日1人3000円、週末1人1000円付きます。

九州方面への瀬戸内海の他社フェリーと比べると割高感が強いですが、陸路での移動距離を考えたら強気の運賃設定も止む無しかと思います。

 

ターミナル3階の展望デッキから乗船する「フェリーたかちほ」を眺めました!

新造船は他に「フェリーろっこう」があるのですが、呑み鉄たこちゃんは1番船である「フェリーたかちほ」の方に乗りたかったんです!

普通、新造船は同型船でも期間をあけて後で就航した方は、1番船で生じた不具合が改善されていることが多いのですが、宮崎へ行くフェリーの船名が「たかちほ」ってめっちゃ神秘的でないですか!

日本カーフェリーやシーコムフェリー、マリンエキスプレスの時代に「高千穂丸」ってフェリーも就航していました。

 

乗船開始は18時からでした。

 

快適!プレミアムツインのお部屋を紹介

呑み鉄たこちゃん夫婦が選んだのは「プレミアムツイン」

宮崎カーフェリーでは新造船から客室の等級呼称が従来の「特等」「1等」「2等」から他社の傾向に倣ってか?カタカナに変更されました。カタカナの等級呼称って各社基準がバラバラで本当にわかりにくいと思います。

 

乗船後は、地上窓口でカードキーを受け取っているので案内所に寄る必要はなく、そのままお部屋へ直行できます。

「プレミアム」は従来は「特等」と呼ばれていた等級です。バス、トイレ付きのツインルームです。お部屋にトイレがあるのは安心!

 

窓側のソファーはエキストラベッドになり、3名でも利用できるそうです。

プレミアムには今回利用したツイン6部屋の他に3名用の「トリプル」が6部屋も用意されています。3名で特等クラスを使うってニーズがそんなにあるのでしょうか?いつも売れ残っている気がしますし、そのせいでツインが取り難い。トリプルの2人利用時の貸切料金を免除してほしいかなぁと。

 

ロッカーや救命胴衣は3人分ありました。扉が付いていないのも忘れ物防止にはいいかと思います。

 

冷蔵庫や電気ケトル、お茶やグラス、空気清浄機がありました。冷蔵庫の中は空でした。

 

ベッドの上にはアメニティーセットと使い捨てスリッパが。巾着袋がかわいいですね。同じものが売店でそれぞれ700円と400円で販売されていました。

スリッパは底が厚くて耐久性もあり、使い捨てスリッパとしてはかなり高品質です。青い航空会社の上級席のスリッパよりも履き心地がイイ!

 

安心、安全のバスルーム。シャワーの水圧は十分で満足。トイレは真空式ではなく水洗式なので嫌な音はしません!

 

ベッドの照明が昔の船の雰囲気?

 

面積はあまり広くはないですが、必要なものが全て揃っていて居心地の良い船室でした。ただ、ベッドがやや狭くて子供と添い寝は厳しいかと思います。メジャーで測ったら幅85㎝でした。

以前の「おおさかエキスプレス」「みやざきエキスプレス」の特等と比べると狭くなった感は否定できませんが、いわゆる「特等」船室として必要十分な設備だと思います。

 

パブリックスペースを紹介

①イベントステージ

乗船してすぐのエントランスには不思議な形をしたステージがあります。ここで演奏などのイベントが行われることもあるようです。

階段がちょっと急だった印象です。

 

②案内所と売店

案内所と売店は隣接しているので売店は夜間以外は利用できるので便利ですね。売店の品揃えは必要最小限な感じです。全国旅行支援のクーポンが利用できました。缶ビールも販売していたので有効に消費できました。

レンタル品料金例

  • シーツ 100円
  • 枕カバー 50円
  • ガウン 200円
  • バスタオル 200円(保証金300円)

 

売店には冷凍食品も販売していました。チキン南蛮と鶏めしに興味がありましたが、確実に食べ過ぎになるので諦めました!

 

昔懐かしい?記念スタンプも!(紙はありませんでした。)

 

③レストラン

レストランは夕食が1600円、朝食が600円のバイキングです。他社よりも気軽な値段で利用できる点はとても良いと思います。

 

④各種ロッカー類

・冷蔵ロッカーは200円

・コインロッカーは100円

・貴重品ロッカーは無料です。

(呑み鉄たこちゃんは自分で持っている方が安心する性格なので利用した事がありません。)

 

⑤自動販売機コーナー

ソフトドリンク、ビール類の他、カップ麺やお菓子、氷、アイスクリームがありました。給湯器や電子レンジ、カウンター席もあり充実したスペースだと思います。

価格例

  • アサヒスーパードライ500ml 350円
  • アサヒスーパードライ350ml 270円
  • アサヒスタイルフリー500ml 280円
  • アサヒスタイルフリー350ml 220円
  • コカ・コーラ―綾鷹(お茶)525ml 180円
  • コカ・コーラ―い・ろ・は・す天然水555ml 160円
  • コカ・コーラ―ジョージア無糖 130円


正直、飲料類の値上げが相次いでいて、いくらが適正価格なのかよくわからないのが本音です。

アルコールは若干高め、ソフトドリンク類はほぼコンビニ価格って感じでしょうか?

呑み鉄たこちゃんはフェリーに乗るときは応援の意味を込めて多少割高でも船内で買うように努めています。

外から持ち込むと重いものを持って歩く必要があり、数十円の差なら船内で買った方が合理的と考えます。

 

⑥大浴場とシャワールーム

呑み鉄たこちゃんはコロナ禍なので利用しませんでしたが、大浴場とシャワー完備。大浴場は夜間閉鎖されますが、シャワーはいつでも利用できます。

 

⑦くつろげる場所

・5甲板船尾側両舷のカウンター席

「シルバーティアラ」に似ていますね。

・湯上りホール

・ビューラウンジ

・展望サロン

船首に4か所ある前面展望スペースですが、狭いので他のお客さんが居たら入りにくい雰囲気です。夜間も真っ暗でしたが、閉鎖されることなく利用できました。前面展望については新日本海フェリーのような広いスペースの方が利用しやすいと思いました。

エントランスの右舷側のテレビとソファーのある場所は、常に誰かがいたので撮影できませんでした。

 

⑧パウダールーム

女性専用なので呑み鉄たこちゃん妻が撮影してきました。

 

⑨ドミトリーの部屋

船内散策中、誰もいなかったドミトリーのお部屋です。旧2等寝台です。(カジュアル、ツーリスト、スタンダードなど、呼称が各社バラバラで本当に複雑です。)

 

最後に船内施設の営業時間です。

 

船内を一通り散策したらいよいよ神戸出港です!

次回へ続く

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