秋田~新潟の直通特急は1日2本のみ!
呑み鉄たこちゃんは秋田から新潟まで特急「いなほ14号」を利用しました。
特急「いなほ」は酒田発着が主で秋田→新潟間の直通は1日2本しかありません。(以前はもう1本あったように記憶していますが、、、?) 不便だけど、それだけ需要がないのでしょう。
- いなほ8号 秋田10:44→新潟14:19
- いなほ14号 秋田16:48→新潟20:21
用件との時間的都合が悪く、秋田駅周辺で無駄な時間を過ごしました。あてにしていた駅近くのネットカフェが休業(閉店?)していました。
ランチは有名な稲庭うどんのお店!
駅弁を買って乗車!
早めに発車20分前ぐらいにホームへ行きましたが、既に入線していて乗車可能でした。
広いと評判のグリーン車に乗車
呑み鉄たこちゃんは広くて豪華だと評判のグリーン車を迷わず選択しました。
しかし!グリーン車だとえきねっとのトクだ値の設定がありません。
秋田→新潟間、普通指定席なら13日前までに購入のお先にトクだ値だと30%引きの4990円(閑散期)に対してグリーン車は割引が何もないので正規の運賃料金で10810円でした。
グリーン料金そのものは4190円なのですが、30%のお先にトクだ値と比較したら5820円の差、つまり倍以上になります。そう考えるとネットの割引運賃にグリーン料金を追加して予約できるJR九州は良かったな・・・と思います。
まぁ、それでもグリーン車に乗りたいんだから仕方がありませんね。
早速乗車!
一番乗りで誰もいない車内を撮影!
海側の2人掛け(AB席)
山側の1人掛け(C席)
グリーン車にはコンセントがあります。普通車にはないので長時間乗車するなら相対的な価値が高まると思います。但し、海側2人掛けには2人で1個です。
車両の端には観光列車のようなフリースペースがありました。座席数が減るのにJR東日本らしくない??(自動ドアとグリーン席の配置が合わないのでフリースペースとしたのでは?)
実はこの車両は以前、常磐線の特急「フレッシュひたち」で使われていた車両で、普通車からグリーン車へ改造されました。
普通席の2列分がグリーン席1列となり、窓と座席の配置(窓割り)が崩れていません。広すぎるシートピッチなので座席の間に不思議な「壁」が設置されています。
ちなみに普通車の状況はこちら。普通席2列分の専有面積は贅沢に感じますね。
これだと足が思いっきり伸ばせないとの意見もありますが、前の席のリクライニングが気にならず、個室のようなプライベート感があるので、これはこれで良いのではないかと思います。
通路を挟んだC席に人がいなかったので他人の視線を感じることなく快適に過ごせました。
ただ、欲を言うなら「壁」に収納が欲しいですね。ドリンクホルダー、網ポケットやフック等・・・フックは窓の所に1つだけでした。
日本海と夕陽を眺めながらの乗り鉄
定刻で秋田駅を発車!
「フレッシュひたち」で聴いた「ひたちチャイム」に感動!
発車後、ビールがぬるくなる前に早いですが、駅弁を!
日本海を眺めながら・・・
風力発電の風車
酒田駅でグリーン車から1組下車したので他に1人しか乗っていないガラガラな状況でした。
田園風景と夕陽を眺めながら・・・
日本海に沈む夕陽!
粟島が見えました!
笹川流れの桑川駅を通過!
快速「海里」や「きらきらうえつ」で下車した駅です。
村上の交直切替のデットセクションでは予告なく車内が暗くなりました。
定刻で新潟駅に到着!
新幹線ホームが隣にあるので階段を使うことなく迅速に乗り換えできます。
まとめ:料金の価値ある「いなほ」グリーン車
秋田から新潟まで約3時間半の移動で呑み鉄たこちゃんはグリーン車で大満足でした。トクだ値との差額は大きいのですが、JR東日本のグリーン料金が高くなったとはいえ、在来線で4列のグリーン車が多いJR東日本らしくないゆったりとしたグリーン車なので料金を払う価値は十分にあると感じました。
最後にグリーン車で座席を選ぶ際のコツを!
①景色の良い海側AB席側がお勧め!1人でも混雑していないならA席を選んで景色を楽しもう!直前に混雑してきそうなら1人掛けに座席変更するのも手です。
②グリーン車のシートマップには癖があるので注意を!
5番AB席→車掌持ちの予備席(調整席)です。
6番AB席→前日に空席として開放されます。
なのでこのシートマップを見ても冷静に!誰も予約していない状態です。それを考慮して席を選びましょう。
例えば5番C席を選べばAB側に誰も来ない確率が高いです。車内で車掌さんが販売したら来ますけど。
③新潟発で酒田、秋田方面行きだと1番AB席には前方に「壁」がないので足は伸ばせますが、呑み鉄たこちゃんは最前列は好きではありません。
特急「いなほ」の広くて豪華なグリーン車で快適な旅をお楽しみください!