夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

マイルやポイントをお得にためて呑み鉄(最近は船も)を楽しんでいます!

「スマートえきちゃん」を使ってみた!~特急「宇和海」乗車記(八幡浜→松山)

 

JR四国のアプリ「しこくスマートえきちゃん」とは

「しこくスマートえきちゃん」とは無人駅やワンマン列車が多いJR四国で乗車券や定期券をスマホで決済できるシステムです。紙のきっぷの受け取りが不要でスマホの画面がきっぷになります。

略して「スマえき」だそう。

割引きっぷも扱っていて今回呑み鉄たこちゃんが利用した

「スマえきSきっぷ(片道)」

八幡浜~松山間の特急自由席が2360円です。

正規の乗車券・特急券だと2630円なので270円お得。夫婦で540円節約できました。

この区間では従来の紙の(企)Sきっぷ往復券が5080円なので、往復で乗る場合でも「スマえき」を使った方が安くなります。従来は片道の場合は正規の乗車券・特急券しか選択肢がありませんでしたが「スマえき」だと片道でも取り扱っているのがとても便利です。ぶっちゃけ滅多に利用しないJR四国ですが、安くなるのでアプリをダウンロードしました。

他にも多くの区間でお得な商品を用意しています。

四国外へのきっぷや指定席には対応していない、100キロ以上の乗車券で途中下車ができない等の制約もあるので注意が必要です。

www.jr-eki.com

 

2両編成の特急「宇和海12号」に乗車!

呑み鉄たこちゃん夫婦は宇和島運輸「れいめい丸」で八幡浜へ到着、名物のちゃんぽんを食べてから列車で松山へ移動しました。

www.rail-miler.site

 

八幡浜駅は国鉄の懐かしい雰囲気でした!コンビニも併設!

呑み鉄たこちゃんは乗車直前に「スマートえきちゃん」で八幡浜→松山のSきっぷ片道を購入!一旦購入するとキャンセルする場合は手数料を取られるのでこういうものは乗る直前に決済するのが鉄則です。本人は乗るつもり満々でも急用ができたりして利用しなくなる可能性はある訳で、自由席や乗車券は直前まで決済しない主義なんです。

こんな画面になり、改札口で駅員さんに見せ、「使用開始」をタップしました。背景が黄緑色に変わり、背景が動いています。画面が動くのはスクショで胡麻化されないようにするためだと思います。

(出典:JR四国)

特急「宇和海」が入線!2両編成です。

松山方、2号車の車内は前半分が指定席、後ろ半分が自由席でした。指定席は青いカバーの所で、指定席の方が微妙に人が多い感じでした。(っと言ってもガラガラですけど)

大洲城が見えました。(伊予灘ものがたりではお城から旗を振ってくれるそう)

伊予大洲で反対列車待ち合わせの為少々停車しました。ここに来たなら新しくなった「伊予灘ものがたり」に乗りたいところですが、この日は平日なので運転されていませんでした。

田舎の景色に似合わない高架された内子駅。

立派な高架の線路を快走!

坊ちゃんスタジアム

車内では車掌さんがきめ細かく改札をしていました。車内改札は「スマえき」の画面を見せればOKです。無人駅では車掌さんがホームへ出て降りた客からきっぷを回収していました。改札を徹底するJR四国の姿勢は好感が持てますね。ワンマンの普通列車で後ろの扉から降りた客を運転士さんが追いかけて定期券を確認していた姿も見たことがあるので会社として徹底した社員教育ができていて社員の意識も高いのだと推察します。きちんと改札をして不正を許さないという強い姿勢は正しくきっぷを買っている客へのサービスであると考えます。(経営が苦しいのに改札が甘すぎる他の旅客鉄道会社も見習って欲しいと強く思います。)

 

高架工事中の松山駅に到着

あっという間に松山駅に到着!接続の「しおかぜ」とは同じホームに縦に並んで接続していました。

松山駅の改札は自動改札機ではありません。ここで使用中の「スマえき」の画面を駅員さんに示しながら「使用終了」をタップしたら背景が灰色に変わって使用終了になりました。

(出典:JR四国)

松山空港へのリムジンバスがタッチの差で行ってしまったので暑いバス停で待つよりはと思い、路線バスに乗りました。リムジンバスは700円ですが、路線バスは370円と実はかなりの差があるんです!時間に余裕があるときは節約してもいいかも知れません。

 

まとめ:「スマえき」はJR四国の努力の賜物

遠隔地に住む呑み鉄たこちゃんがわずかな値引きのために「スマートえきちゃん」アプリを入れて利用してみました。「使用終了」を誤ってタップさえしなければ使い勝手は悪くないと感じました。

無人駅やワンマン列車が多いJR四国は交通系ICカードも普及しておらず、他の旅客鉄道会社と全く異なる新しい発想でアプリを導入しています。客が現金でなくアプリを使ってくれれば運賃の取りこぼしやワンマン列車の遅延への対策にもなると思います。

そして普及してきた頃に割引商品が縮小するのではないかと予想しています。今は特典を付けてでもアプリを入れてもらう時期なのでしょう。メリットがないと利用者側はなかなかシフトしませんからね。普及への積極的な取り組みは素晴らしいと思います。

皆さまも四国でJRを利用する場合、少しの手間がかかりますが、「スマートえきちゃん」を利用してみてはいかがでしょうか?

www.jr-shikoku.co.jp

www.rail-miler.site