飛行機の座席指定は心理戦~指定のコツと裏技①/ANA

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皆さま、飛行機の座席はどこが好きですか?

早く降機できる前方、すいている場合が多い後方、足が延ばせる非常口座席、景色を見たいから窓側、トイレに気兼ねなく行けるよう通路側・・・等々、座席の好みは千差万別だと思います。

 

飛行機の座席指定の仕組み~運賃・会員ランクにより’区別’あり!

航空券を手配した時の座席指定。その瞬間からそのフライトを快適に過ごせるかどうかの勝負は始まっています。

座席指定をするときにシートマップが出てきますが、指定できる座席は予約した運賃や会員ランクにより差があるんです。はっきり言えば、普通席でも高い運賃を払った人や、上級会員には選べる席の範囲を広くして優遇しています。安い運賃や一般会員には直前までは制限のあるなかでの指定になります。

 

ある日のANA B737-800のシートマップで説明します。

利用する運賃は「フレックス」いわゆる普通運賃でべらぼうに高額な運賃です。余程の急な事情がない限り利用しない運賃ですよね?

※シートマップ等はANA様HPより引用

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一見、×に見える席も、実は空席ですが、丸で囲った部分は指定できないようになっています。

前方の5~7列目の×集団はダイヤモンドメンバー向けの席だったり、航空会社側でVIPや車椅子の方のためにブロックしている席です。

10、11列目の赤丸を付けた所は窓側ですが、窓の位置が悪く景色が悪い席でANAの場合はネットでは指定できません。空港の自動チェックイン機やカウンターでは指定可能です。

13、14列目はリクライニング不可の席で、これもネットでは指定できず、空港の自動チェックイン機やカウンターで指定できます。

後方29~30列目の右側2列は事前にネットでは指定できませんが、当日になればネットでも指定できるようになります。指定できるようになる時刻はマチマチです。

31HとKは唯一の2名掛けの席で夫婦で乗るときは呑み鉄たこちゃんのお気に入りの席なのですが、当日にネットで指定できる場合と空港カウンターでしか指定できない場合があるようです。隣にトイレの入口がある新機材が混ざるからか? 空港の担当者の裁量によるのかも知れません。

 

そして、同じ便でも安い運賃を利用すると前方の席が指定できなくなります。後方は同じです。

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スーパーバリュー28だと9列目より前方や、足元の広い15列目の非常口座席が指定できなくなります。バリュー3だと少しだけ選択範囲が広くなりますね。

呑み鉄たこちゃんはスーパーフライヤーズ(SFC)会員なのですが、それだと少し優遇があるようで、スーパーバリュー28の運賃でもフレックスの場合と同じシートマップが表示されました。

 

電話で相談、事情によっては便宜的な対応も?

例えば、小さな子供連れだけど、混んでいて家族でまとまって指定できないような場合、電話で相談したら本来は×の席でも指定できる場合もあります。これは必ずって訳ではありませんし、本当に事情がある場合のみの作戦です。

呑み鉄たこちゃんはホテルと航空券のパックを買った家族連れの部下に相談されて「高い運賃で買う」(これは冗談ですが)か「電話で相談」をアドバイスしました。電話したら「ネットに出していない席があるので安心してください!」と快く対応して頂いたと大喜びでした。

 

公式には前々日以降に制限(一部)解除されます!

ANA公式HPによると搭乗2日前から選択できる席が開放、追加されます。

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フレックスなどの高額な運賃及びクレジット機能付きのANAカード会員だと2日前12:00、割引運賃の場合は前日深夜0:00から追加されます。 

ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズ、スーパーフライヤーズカード会員は2日前の深夜0:00に選択できる席が追加されます。直前に開放する席も高頻度の顧客優先です。

 

プレミアムクラスへ変更で空いた席もねらい目

2日前0:00以降プレミアムクラス事前アップグレード が始まります。ANAマイレージクラブ会員向けに、プレミアムクラスを事前予約できない普通席の運賃でも料金を払うかアップグレードポイントでプレミアムクラスへの変更ができる制度です。誰かがプレミアムクラスへアップグレードしたら普通席に空きが生じるわけです。プレミアムクラスを利用する=座席の快適性にこだわる人 が指定していた席が空くわけですから、良い席が放流されることもありますよ!

 

非公式には当日開放席や空港でなら指定可能な席も!

公式HPには記載はありませんが、搭乗当日にネットで開放される席もあります。

上にも書きましたがのB737-800では29~31列のH,J,Kは搭乗当日に開放、追加されます。早朝から開放されたり、2時間ぐらい前になって開放されたりでマチマチです。

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B737-800当日開放枠?

ネットで指定できなくても空港の自動チェックイン機で指定できる席、自動チェックイン機では指定不可でもカウンターでなら指定できる席も存在します。

さらに、出発直前(20分前ぐらい)に搭乗口近くのラウンジ内の自動チェックイン機で座席変更を試みたら1時間前位には指定できなかった5A~Cが開放されたことがありました。この時は機内はガラガラでしたが、5H~Kは×のままでした。開放なしの場合も あり、混雑状況や担当者の裁量によるところがあるのかも知れません。

 

まとめ、座席指定は最後まで諦めないことが重要!

航空券を手配したとき、希望の席が指定できず、「混んでいるんだな!」とそれで諦めていませんか?

航空券を手配した時点で指定できる席は制限されていて、出発が近づくにれて開放される席が追加されていきます。また、当たり前ですが、出発直前には急用ができてキャンセルしたり、変更できる運賃で仕事が早く終わったからと変更して早い便に乗る人もいます。

最初のタイミングとしては2日前が重要です。

そして特に当日は座席指定状況が刻一刻と変化しますから、希望の席が指定できていない場合は暇さえあれば携帯で座席指定状況確認、空港ではカウンターでお願いする、搭乗口の自動チェックイン機で座席変更を試みるなど乗る寸前まで、最後まで諦めないことが重要です。

呑み鉄たこちゃんは1人で乗るときに両側他人の真ん中の席に座ったのは、欠航で次の便に振替になった時以外はありません。最後まで諦めなければ必ず空席は出ます!

 

座席指定の仕組みを理解したところで、次回は少しでも機内を快適に過ごすための座席指定のコツを紹介します。