夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

マイルやポイントをお得にためて呑み鉄(最近は船も)を楽しんでいます!

石垣島ドリーム観光「離島ツアー」体験記②~1分の無駄もないタイパ最強、神ツアー!

この記事の続きです。

www.rail-miler.site

 

 

仲間川マングローブクルーズ

9時00分、「スーパードリーム」は西表島の大原港に到着!

 

ここで仲間川マングローブクルーズへ乗り換えです。この先は申し込んだツアーごとのスケジュールになり、服に貼るように言われたシールの色で正確に区別されました。

ターミナルでトイレに行っても良いとの案内でしたが、マングローブクルーズの船内は自由席。席を選びたいなら「スーパードリーム」下船前にトイレを済ませておくほうが良いと思います。

 

仲間川の遊覧船は

①西表島交通の「すおう」

iriomote.com

 

②マリンレジャー金盛の「かもめ」

painusima.com

 

の2社があるみたいですが、マリンレジャー金盛「かもめ」の方へ案内されました。(西表島観光の方が大手な印象でした。)ツアー会社は「仲間川マングローブクルーズ」と記載していましたが、運航会社の表記は「仲間川ボート遊覧」です。

 

回数券のようなチケットを渡して乗船!

 

9時15分頃出発!

 

船内の雰囲気です。席は2人掛けでトイレはありません。救命胴衣の着用は必要ありませんでした。

船長さんが一番後ろで操船しながらマイクで説明をしてくれました。

 

潮位によってマングローブの見え方が変わるのですが、満潮だと迫力がなくなる、干潮だと水深が浅くなり船の運航に制約が生じるそうです。ツアーの設定がない日があるのは潮位の影響なようです。

 

他の船とすれ違うときは手を振り合いました。

 

仲間川マングローブクルーズ一番の難所!岩の上に目印の棒が立てられていました。潮が低い時は座礁しないように、そして景色が見やすいように操船するのが船長の腕の見せ所だそうです。

 

途中、パラっと雨が降りましたが、何とか持ち堪えて、約45分で大富桟橋に到着しました。乗船した大原港とは異なる場所で下船してバスに乗り換えです。いりおもて観光のバスでした。西表島交通とそれ以外の勢力関係なのでしょうか?

ここで大きな失敗!下船は前に座っている人から降りることになるのでバスの座席を選びたい場合は前方に座る方が有利です!

 

かなり後の方に乗車しましたが、ツアー参加者の民度が高く、複数名で参加している人はきちんと詰めて座ってくれたので相席になることなく夫婦で着席できました。

 

ツアーの行程表では「西表島バス観光」とありましたが、実質移動という印象で、運転手さんがマイクで車窓の説明をしてくれました。水牛車まで25分ぐらいでした。

 

水牛車で由布島へ渡る!

今回のツアーのメインイベントとも言える水牛車で由布島へ!

yubujima.com

 

バスを降りるとツアーの客はシールの色で判断されて水牛車へ誘導されました。一応水牛車に時刻表があるみたいで、10時45分の便の様でしたが、客が乗った水牛車から順次出発していきました。車輪が2つなので重量バランスの調整の指示がありました。

 

 

これに乗るために沖縄まで来たんです!三線の唄を聴きながらのんびりとした時間が流れました。

 

10時50分頃、由布島へ到着。由布島のスタッフの方から説明があり、「帰りの水牛車が12時25分集合」でツアーには昼食が付いていますが、「他の団体が来て混雑するので早く食べるのがおススメ」との事。要は早く食べて欲しいのだと解釈、お昼には少し早いのですが、申し込む時に昼食は11時頃と告知されており、お店側にもツアー客の食事時間を分散させたい意図があるのは理解できるので最初にレストランへ行きました。

 

回数券のようなチケットを店員さんに渡すと、人数ごとに相席にならないようあらかじめ食事がセットされていた席に案内されました。ツアー客をズラッと並べて容赦なく詰めて座るものと予想していたのですが、きめ細かい配慮に驚きました。

 

せっかくなので瓶ビールを注文しました。飲み過ぎるとツアー中のトイレが心配なので1本を2人で分けました。確か700円だったかなぁ??

 

食後は島内を散策。

 

牛さんと一緒に記念写真を撮って無料で来島証明書をプレゼントしてくれるそうですが、客のカメラでの撮影は不可です。確実にお勧めされるであろう有料の写真を買う覚悟(又は断る鋼のメンタル?)がないと近付きにくいかも?

 

帰りの水牛車は無口なスタッフの人で牛さんの名前の紹介だけでした。ちょっぴり残念ですが、若い方だったのでまだお仕事に慣れておらず、しゃべる余裕がなかったのだと思います。それでも客の皆さん、お礼を言って降りていたのが印象的でした。

 

再びバスへ乗車して大原港へ戻りました。ヤマネコの欄干。

 

大原港から再び「スーパードリーム」に乗船して竹富島へ!13時25分発。

 

竹富島でバス観光

14時05分、約40分で竹富島へ到着。

 

今回の石垣島ドリーム観光さんのツアーでは西表島、由布島は共通のコースで竹富島の過ごし方が選択式でした。

  • 竹富島でフリーウォーク14700円
  • 竹富島でバス観光16700円
  • 竹富島で水牛車観光17500円

値引き前の金額です。公式サイトやじゃんで予約すると安くなる場合があります。じゃらんはお得なクーポンやセールがある時に予約すると安くなります。

 

呑み鉄たこちゃん夫婦はバス観光を選択しました。下船したらマイクロバスが待機していて運転手さんが受付。「今日は〇名様が乗ります。」の案内が素晴らしい!詰めて座るべきか、空けて座っても良いかが判断できるので。

takekou.info

 

受付後トイレに行った人が居たので少し待機しましたが、バス観光は時間に余裕がないので運転手さんがちょっと困っていた印象でした。

 

バス観光の運賃は1800円なようですが、ツアー代金はフリーウォークに2000円増しです。まあ、手配料って事で、船と完璧な接続を取ってくれるので安いものです。

 

最初に訪れたのはカイジ浜。いわゆる星砂浜です。ここでは15分の時間がありました。

 

運転手さんが星砂の探し方をレクチャーしてくれました。探し方は現地で聞いてみてください。

 

次はコンドイビーチ。ここは下車できず、車内から見るだけです。おそらく時間の都合だと思います。

 

最後が集落の散策でした。赤い屋根と石垣の沖縄らしい街並みを散策しました。与えられた時間が15分なのですが、もう少し余裕が欲しかったのが本音です。迷わないように地図を見ながら推奨されたルートを歩くだけで精一杯!

 

水牛車が通るからと数分間足止めされてしまいました。横を通り抜けるのは危ないからダメだそうです。これは痛い!

 

なごみの塔。塔へ登ることはできず、少し高くなった丘から集落を見下ろせました。

 

 

駆け足で散策を終え、バスに乗車!港へ着いたのは出港数分前でギリギリでした。船のすぐそばにバスを横付け!こういう所がツアーならではの強みで個人手配では絶対に真似できません。

 

石垣から那覇経由で帰宅!

竹富島を15時10分に出港し、石垣島へ15時25分着。最後の船は他のコースのツアー客は遅い便で帰るので船内がとても空いていました。

海保の巡視船たち!国境が近いことを実感しました。日本固有の領土を守るため頑張ってください!

 

行程表の予定通り、15時25分石垣島へ到着しました。

 

下船後はコインロッカーへ預けた荷物を回収。石垣へ泊まらず、飛行機で那覇へ移動しました。

 

空港食堂で夕食!石垣へ連泊せずに那覇まで移動したのはここで食事をしたかったからです。

 

定宿に泊まった後、翌日も空港食堂へ!

 

帰りはANAを利用しましたが、JALファーストクラスの後に乗ると見劣りがするというのが本音ですね。それでもモニター付きの新シートだったので快適でした。

 

改悪!スリッパが包装されていない・・・

 

機内食というよりお弁当ですね・・・

 

まとめ:時間を大切にする’神’ツアー

北海道から2泊3日で八重山諸島の離島ツアーに参加してきました。

1日目

千歳→羽田→那覇→石垣(泊)

2日目

石垣島ドリーム観光のツアーに参加

石垣→那覇(泊)

3日目

那覇→伊丹→千歳

 

北海道から石垣まで行って東横INNたった2泊で帰るなんてもったいない!とよく言われますが、旅行期間が長くなると荷物が多くなり疲労も蓄積されます。サッと行ってサッと帰るプランでも十分に楽しめました。2泊ぐらいがちょうどいい!

オーバーツーリズムに嫌気がさして一般的な観光をあまりしなくなったのですが、今回の石垣島ドリーム観光さんのツアーは大満足でした。客が日本人ばかりでマナーが良かったのも幸いでした。

石垣から複数の離島を1日で回るのは個人手配だと困難ですが、このツアーだと船やバスが無駄なく接続されているので効率よく観光することができました。欲を言えば竹富島のバス観光で散策がもう5分欲しかった!(船のダイヤとの兼ね合いで難しいのは予想できますが・・・)又は集落で解散して遅い便で帰る選択肢を設けるとか・・・?

ツアーで働く人達は1分1秒を無駄にせず、迅速に人数確認をしながら時間通りにツアーを遂行することに尽力していました。沖縄では「うちなー時間」とか言われることがありますが、ここで働く人達ひとりひとりが時間を大切にしていました。その連携プレーの結果がぴったり定時での帰着です。

ツアー代金は定価で16700円(公式サイト予約で15400円)とぱっと見、1日のツアーとしては内地の定期観光バスやバスツアー等と比較すると高くもみえますが、例えば石垣から大原まで船で往復するだけで4千円以上します。個人で行ったとしてそれぞれの金額を合計していくと決して高くはなく、時間の効率、いわゆるタイパを考慮するとむしろ安いと感じます。

石垣島から1日で複数の離島を効率よく観光することができる石垣島ドリーム観光さんのツアーに皆さまも参加してみてはいかがでしょうか?最近、こちらのツアーの人気が高いみたい(他社が3島周遊をやめた影響?)なので早めの予約をお勧めします。

ishigaki-dream.co.jp