夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

マイルやポイントをお得にためて呑み鉄(最近は船も)を楽しんでいます!

ハートランドフェリー「アマポーラ宗谷」1等アイランドビューシート乗船記①(稚内→鴛泊)

 

日本最北端、稚内駅へ!

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豊富温泉で滞在のあと、寄り道しながら帰宅しました。

ホテルの送迎車で駅へ。豊富駅7時18分発の宗谷本線の普通列車、稚内行きに乗車しました。キハ54形1両のみ。

 

平日だと通学の高校生で混雑するのかも知れませんが週末なので車内はガラガラでした。新幹線0系の座席のお古と思われる転換クロスシートなので快適でした。

 

前に釧網本線でリクライニングシートのキハ54に乗りましたが、あちらは座席の回転ができずに半分は後ろ向きでしたから、転換クロスシートの方が嬉しいと感じます。

地方の閑散路線では座席数は少なくなってもボックス式の固定クロスシートよりも転換クロスの方が着席効率がいいのではないでしょうか?(ボックスの相席はこのご時世、敬遠されるので座りにくい)

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天井には国鉄JNRマークの扇風機!

 

雄大な北海道らしい牧場の風景のなかを快走!

 

2025年に廃止される予定の抜海駅。秘境かと思いきや周囲は牧場がありました。

 

利尻島が見える筈の海沿いのポイントで定期列車ですが徐行運転してくれましたが、利尻富士はよく見えず・・・

 

50分ほどで稚内駅に到着しました。

すいているなら普通列車の乗り鉄も楽しいものです!

 

呑み鉄たこちゃんはここからフルムーンを使って西大山まで鉄道だけで移動したことがあり、その時以来の稚内駅です。

(フルムーン夫婦グリーンパスは廃止されました。ジャパンレールパスも廃止してくれ!

 

フェリーの出港まで約3時間あるので稚内駅のセイコーマートでサンドイッチを買って朝食。稚内駅はゆっくり座れるテーブルや椅子が多いので快適でした。

 

ハートランドフェリー稚内ターミナルへ

ハートランドフェリーのターミナルへは駅から徒歩10分程度。

荷物を持って歩くには遠い、タクシーに乗るには嫌な顔をされそうで微妙な距離ですね。

20年以上前に利尻礼文へ行ったことがあるのですが、当時は「東日本海フェリー」の社名でフェリーターミナルの場所はもっと駅から近かったのですが、2008年から現在の場所へ移転したようです。

 

ターミナル内には立派な売店もありますが、お土産品が中心の品揃えでした。午前10時すぎに行ったときは食事になるもの(おにぎり、サンドイッチ類)はほぼ売り切れていました。

船内で飲食したい場合はあてにせず、他で買ってきたほうがいいかも知れません。

 

コインロッカーもありました。9月の週末の10時頃で空き状況は十分でした。400円から。早朝便で出発したら十分に日帰り観光も可能です。

 

乗船券は2等なら自動券売機でカードで購入できるのですが、1等の場合は窓口に行く必要があります。混んでいなくて良かった・・・

滅多に利用しない会社で会員登録がやや面倒ですがネット予約だとシートマップで好みの席を選べます。

短距離航路なので乗船名簿は必要ありません。

 

2階にはレストランがありました。ここで食べたい気もしましたが昼食には時間が中途半端なのであきらめました。

 

この日は混雑がなかったのでターミナルのベンチに余裕があり、快適に乗船までの時間を過ごすことができました。

 

礼文からの便が到着するので外に出て入港を眺めました。

2020年就航の「アマポーラ宗谷」!もちろん最新の船を選んで乗りました。

船名の由来は利尻島に自生する黄色い花「リシリヒナゲシ」にちなみ「ヒナゲシ」のスペイン語より命名したとの事。

 

この航路は配船が3日周期で回るのですが、ハートランドフェリーのサイトで確認できます。船を選んで乗りたい場合は要チェック!

ちょっとわかりにくいのですが「WEB予約状況」で配船をチェックできます。

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従来の船と比べるとブリッジ後方の居住区の存在感が大きいですね。従来の船は車両甲板の下に船員さんの部屋があったのですが、本船からは最上階に設置されています。

 

あまり船に近付くと怒られるかも知れないので車両乗船者用の通路から控えめに撮影しました。

 

礼文島から来た便は旅行会社の添乗員に引率された団体客が多く混雑していた様子ですが、11時10分発の利尻(鴛泊)行の乗客は多くないようでした。

20年以上前に乗ったときも9月でしたが夜行列車(急行「利尻」)から早朝便に乗り継いで、とても混雑していて良い思い出がなかったので拍子抜け。

礼文から10時50分に到着して乗客と車両を降ろしてわずか20分後の11時10分に利尻に向け出港する、とても忙しいダイヤです。乗船開始は出港10分前ぐらいでした。

 

1等アイランドビューシートに乗船!

呑み鉄たこちゃんが選んだのは「1等アイランドビューシート」

従来の船では1等ラウンジ席として後方に位置していましたが本船からは船首側に配置されて前方の景色を眺めることができるようになり、座席だけでなく景色で1等を選択する付加価値が高まったと思います。

乗船直後に1等の改札がありました。利用者は3組でガラガラ。

 

座席にはコンセントとUSBが設置されていて充電が可能です。

船名を意識したお花の柄が!

 

1等アイランドビューシート入口のドアには他の客が入らないように掲示がありますが、QRコードでの認証とかはありませんでした。

 

後方の一部の席は列車のように座席を回転させてボックス席にすることもできました。間隔が広すぎて向かいの座席に足を伸ばしてくつろぐというのは不可能です。

 

1等には他に1等和室という席もあり、宿泊する大型フェリーの2等雑魚寝部屋のような感じです。運賃はアイランドビューシートより少し安くなっています。

 

新設された2等指定席は自由席として開放中!

本船「アマポーラ宗谷」で新設された2等指定席。そもそもは「有料指定席」として設置されましたが、いまのところ通常の2等席(自由席)として開放されています。社会情勢による「密」を回避する目的なようです。

 

座席はリクライニングしませんし、座席ごとのコンセントやテーブルの設備はありませんが、指定席として販売したら混雑便で席取りの列に並ぶストレスが軽減され顧客満足度の向上と増収にも繋がるのではないかと思います。

(リクライニングは乗客同士のトラブルの原因になるので短時間なら必要ないと考えます。)

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但し、航海中の不正利用対策や改札方法等に課題があるように思えます。奥尻航路では指定席として販売を始めたようですが、今後どうなるのでしょうか?

 

こちらは昔ながらのカーペット敷きの2等席(自由席)です。

 

いわゆるコロコロをカーペット上に持ちあがる人が多く苦情が来るのでしょう。外で転がしたコロコロを家の中で転がすのかい?→2等室に土足で上がるのに近い行為!と言いたいですね。

 

短距離航路だけど売店の営業あり!

あまり大きな船ではありませんがエントランスホールがあり、その周囲に売店や自動販売機、小さなサロンスペースが配置されていました。

 

売店の品揃えはお菓子とお土産が主でお弁当や温かい食事等の提供はありませんが、缶ビールを販売してくれていたのはGOOD!280円でした。

 

自動販売機コーナー→市価よりやや高めの価格でした。

 

電子レンジとポット

 

記念スタンプ(台紙なし)

 

サロンスペース

 

充電コーナー(4甲板の1等室前)

 

大型の荷物置き場(乗船口すぐの所)

 

船内案内図

船内をさっと見て回った頃、稚内出港です!

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