夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

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2022年オープン別館宿泊記!豊富温泉「ニュー温泉閣ホテル」

 

奇跡の油風呂、豊富温泉とは?

日本最北端の街として有名な稚内市の南約40キロに、日本最北の温泉郷である豊富温泉があります。

いつもはビジネスホテルが大好きな呑み鉄たこちゃんですが、ここには全国チェーンのビジネスホテルはないので温泉街の宿泊施設に宿泊しました。

豊富温泉にある「ニュー温泉閣ホテル」サイトから引用。

全国から湯治客が訪れる「奇跡の油風呂」

大正15年、
石油試掘時に天然ガスとともに噴出した、豊富温泉。

油分を含んだ独特なお湯は世界でも類を見ず「油風呂」として親しまれています。

弱アルカリ性のお湯は肌に優しく、油分に含まれるタール等の成分が、乾癬(かんせん)やアトピーといった皮膚疾患によいとされ、注目されています。

 

温泉街の中心に、町営の温泉施設「ふれあいセンター」があります。

入浴は510円で1日2回まで入浴できます。2回入るときは1回目の券を渡すときに申告すると2回目用の券がもらえます。

 

 

「ニュー温泉閣ホテル」に宿泊

呑み鉄たこちゃんが選んだのは豊富温泉街にある「ニュー温泉閣ホテル」

ネット予約や予約サイトには非対応なので、電話で予約しました。

new-onsenkaku.com

JR豊富駅や市街地から約6キロ離れた温泉街にありますが、電話で依頼すると列車に合わせて車で送迎してくれました。路線バスは1日数本ありますが列車との接続は配慮されていません!

札幌方面からの場合、沿岸バス「特急はぼろ号」だとホテルの目の前にバス停があり便利なのですが、4列シートのバス5時間は辛いので列車を選択しました。

 フロントの雰囲気は「昭和の旅館」な印象です。

フロントの隣は休憩スペースです。以前はここで食堂を営業していたそうですが、現在は行っていません。宿泊客が多い日は食事会場にもなります。

電子レンジが自由に使えるよう設置されていました。売店のお惣菜や持ち込みのお弁当等を温めることができます。

売店です。観光客向けのお土産の他、どんぶりものお惣菜のテイクアウト、サンドイッチ地元のパン屋さんのパンなど販売していました。

お惣菜は近所のシェアハウスや長期滞在者向けの宿に泊まっている人がターゲットな感じです。

ビールは350ミリ缶が350円、500ミリ缶が450円とやや高めです。

売店で販売していた親子丼と天丼です。たしか・・・450円と650円でした。1種類のみ販売、日替わりです。

自動販売機コーナーです。赤い会社の自販機は電子マネー対応しています。

ビールの販売価格は売店と同じでやや高めですが、温泉地の宿泊施設ですから、まぁ、こんなものでしょう。

館内の雰囲気は「ザ、昭和!」

多くの客室がトイレ、洗面所が共用なようです。

 

別世界!別館の洋室

呑み鉄たこちゃんは2022年12月にオープンしたばかりの別館を利用しました。

この別館の存在が「ニュー温泉閣ホテル」を選択した決定的な理由です。

昭和な雰囲気の通路から一気に現代の雰囲気に!

入室するとスリッパと靴置きが。

室内の景色です。

このお部屋は素泊まりで1泊8500円。

ビジネスプラン湯治プラン連泊すると少し安くなります。

キッチン周りです。コンロ、電子レンジ、冷凍庫のある冷蔵庫等、長期滞在の自炊も可能です。

長期滞在で自炊ができるよう、炊飯器や食器類、包丁等がありました。

室内に専用のトイレが付いています!この温泉街では部屋にトイレ付の宿泊施設はかなり限定されるので嬉しい設備です。一度だけ自分で消毒、清掃したら後は安心して使用できますからね。

洗面所にはペーパータオルとハンドソープも!

この付近の宿泊施設は冷房のない所が多いのですが、冷房完備です!ニュー温泉閣ホテルでも他の客室や公共の場所に冷房がありませんから、夏の暑い日にはプレミアムな空間です。

暖房はこちら!冷房とは別。さすが寒冷地、暖かそうです!

タオルや浴衣は昭和の温泉宿の雰囲気ですね。

机の上にタブレット端末があり、内線電話も兼用です。

別館1階には長期滞在に便利なコインランドリーがありました。洗濯は100円、乾燥機は200円。洗剤は売店で50円で販売していました。

ホテル裏手の通りから建て替えされた別館の建物を撮りました。

部屋は綺麗で快適ですが、ぶっちゃけ隣室の物音通路や階段の足音が気になりました。

外の空気が気持ちいいからと窓を開けっ放しにするとかなりの確率で虫が入ってきます。

それ以外は地方の温泉街とは思えない近代的な設備で快適に宿泊できると思います。

 

奇跡の油風呂に入ってみた!

温泉はフロントからすぐの所にありました。掃除の時間が8時30分から13時までで、その時間帯以外、深夜でも入浴可能でした。

日帰り入浴が1回600円で外部のお客さんも入浴します。町営のふれあいセンターが休みの日は多いようです。

思ったよりは油臭くもなかったのですが、入ったタイミングによっては油が濃い場合があり、タオルや服が汚れる可能性があるそうです。配管がすぐに詰まってメンテナンスが大変そうな温泉です。

よく温泉から出るときは洗い流さない方が美肌効果が残ると言われますが、この温泉はある程度は洗い流した方が無難でしょう。

 

素朴で健康的な食事が魅力!

食事は部屋食ではなく食堂で食べます。朝食は和定食のようですが利用しませんでした。

夕食
  • 夕食は湯治プランだと1320円、その他1650円。
  • 観光客向けの御膳は4950円だそうです。ぱっと見た感じ、多くの人が普通メニューでした。
  • 夕食の時間はチェックインの時に希望を聞かれました。

 

昼食
  • 連泊する場合、昼食を300円で利用できます。食堂に名前を書く用紙があり、当日10時までに予約が必要です。
  • 男性には少し物足りないかも知れませんが、コスパは良いです!(手書きでいいから当日朝にメニューを表示してくれると嬉しいなぁ・・・)

 

注意!温泉街にはコンビニやスーパーがない!

豊富温泉の温泉街にはスーパーやコンビニがありません。町の中心部からは約6キロ離れているので、必要なものはチェックイン前に買っておくのが無難です。

ニュー温泉閣ホテルの前にある観光協会の売店「湯の杜ぽっけ」には主に観光客向けのお土産が販売されています。

コンビニの代替えとまではいきませんが、2リットルのペットボトルのお茶や水(但し常温)の販売もあるので便利です。他にもカップラーメンやお菓子等も販売しています。お弁当やパン等、日持ちのしないものはありません。

缶ビールはニュー温泉閣ホテルの売店よりわずかに安いですが、観光地価格。その程度なら応援のためにホテルで買いたいと考えます。

toyotomi-yunomoripokke.localinfo.jp

 

「ニュー温泉閣ホテル」宿泊まとめ

  • 2022年12月オープンの別館なら、地方の温泉街とは思えない最新の設備で短期の旅行から長期の仕事や湯治まで快適な滞在ができます。
  • ホテルの売店にはお惣菜やサンドイッチ、パン等を販売しているので便利です。
  • ホテル内に温泉があるので清掃時間以外いつでも入浴でき、部屋に帰ってゆっくり涼めるのがとても快適です。(温泉街で宿に温泉があるのは3軒のみ!)
  • 食事は朝、昼、夕のうち必要なものだけ自由に注文できるので便利です。
  • 「ニュー温泉閣ホテル」の満足度はとても高いです!アットホームでとても良い宿ですが、ネットでの予約システムや情報提供を期待したいです。

 

皆さまの豊富温泉での宿泊施設の選択の情報として活用して頂ければ幸いです。