「WEST EXPRESS銀河」体験乗車記③~素敵なおもてなし停車(ウエストエクスプレス、グリーン、個室)

最初のおもてなし停車、豊岡駅

「WEST EXPRESS銀河」(以下、「銀河」と略します。)は豊岡、和田山、石生、宝塚に「おもてなし停車」すると予告されていました。大阪駅の日本旅行で当日渡された資料の中には詳細な運転時刻が記載されていてとても便利でした。おもてなし停車だけでなくドアが開かない運転停車の駅も記されていたので事務的な書類でしたが重宝しました。(駅名によみがながついていたら完璧?)

「インターネットやSNSへの投稿はご遠慮ください」とあるのは撮り鉄対策でしょうか?もう終わった企画とはいえ、今後同じダイヤで運行する可能性もあるので詳細な時刻の画像を修正しています。

「銀河」は最初のおもてなし停車駅である豊岡へ!約30分停車しました。

ゆるキャラのお出迎え

特産品の販売

「銀河」を先頭から!

懐かしい国鉄色の気動車も止まっていました。

豊岡発車後、和田山までが約40分かかるので部屋で缶ビールを!乗車直後が忙しくてすっかりぬるくなっていました。

特急「こうのとり」と交換。

 

和田山町は朝来市に!(今さら・・・?)

次の和田山では20分のおもてなし停車でした。和田山町の印象が強いですが、町村合併で朝来(あさご)市となっているそうです。駅の名前がそのままだと市の名前がなかなか有名になりませんね。正直、知らなかったです。

日本旅行の資料によると「虎臥陣太鼓によ歓迎とお見送り」とありましたが、「銀河」がホームへ入線するときに行っていたため、乗客がホームへ降りたときには既に太鼓が終わっていたのが少し残念でした。

停車中の「銀河」

盛大なお見送りで発車!観光関係者の皆さまがパンフレットを配布するなど、とても親切でした!機会があれば訪れてみたいと思います。

和田山からは先ほど「はまかぜ」で通って来た播但線が分岐していきました。

 

浜坂の駅弁、かに寿司で夕食

和田山~石生間では夕食用の駅弁の配布がありました。グリーン車の乗客から4号車フリースペースにある車内販売用のカウンターで「銀河」の「団体旅客入出場票」を提示、座席番号と人数を確認しながら配布されました。

配布の様子です。かにが苦手な人は5日前までに連絡すれば別メニューを用意してくれると日本旅行の資料にありましたが、別の駅弁は見当たりませんでした。呑み鉄たこちゃんはかにが大好きですが、その配慮は嬉しいと思います。

城崎温泉駅でもらえる予定だったコインケースと宝塚の観光パンフレットと炭酸水も一緒に頂きました。

駅弁を4号車のフリースペースで食べたいような気もしたのですが、これから普通席のお客さんも駅弁を取りに来て車内が「密」になりそうな気がしたので個室で食べることにしました。かに寿司の他に城崎温泉のコンビニで買ったそうめんとサバの塩焼き、焼酎で呑み鉄を楽しみました!車内でビール等の販売がないのを知っていたので氷と焼酎を持ち込んだのですが、何とか溶けずに残っていたので冷たくして美味しく飲めました。

駅弁は浜坂駅の「かに寿司」なのですが、製造が神戸の「淡路屋」とあったので不思議に思って帰宅後に調べたらこういう事だったのですね。

www.kobe-np.co.jp

若い頃は駅弁や車内販売は割高なので敬遠していたところがあるのですが、駅弁のクオリティーの高さや魅力に気付いたときには車内販売や駅弁は衰退する一方です。利用できる機会に積極的に利用して応援したいと思います。

福知山は大きな街ですが、運転停車でドアは開きませんでした。

 

読めなかった石生(いそう)駅

次のおもてなし停車は石生。「いそう」と読むのですが、読めなくて時刻表で調べました。丹波市の駅です。24分停車でした。

日本旅行からの案内でおもてなし停車駅は改札を出るのはダメとの案内でしたが、石生駅は無人駅。駅から徒歩5分ぐらいの所にコンビニがあるのは知っていましたが、おもてなしを見る方が優先と考えて大人しく駅の中で過ごしました。

特産品の販売の様子です。

甲冑武者による演技、ほら貝の演奏

反対側のホームから「銀河」を撮影。列車の写真は乗るホームではなく反対側から撮るほうが綺麗だと思います。

 

宝塚市のおもてなしは篠山口→宝塚間

「銀河」が篠山口に運転停車したときに、宝塚のおもてなし関係者が乗車していて4号車フリースペースで特産品の販売が行われました。人がごった返していたので撮影は遠慮しました。

宝塚の停車時間は5分。おもてなし停車との案内でしたが、車内での特産品販売が本命でホームでは特にイベントがなくお見送りだけでした。

 

残念!大阪できっぷを回収されました

すっかり暗くなったので大阪まで個室の照明を全て消して流れゆく街の景色を堪能、寝台列車に乗っているように錯覚しました。他の車両だと室内が明るくて外の景色はよく見えません。個室の特権ですね。

宝塚から大阪は停車する駅はありませんでしたが、普通列車の合間を縫って走っているのか、ゆっくりと走り29分かけて大阪へ到着しました。

さて、最後に大阪駅の改札口で「団体旅客入出場票」を記念に頂きたいとお願いしたところ、駅員さんは誰かと相談したあげく「これは渡せません。申し訳ありません。」と回収されてしまいました。日本旅行からの資料に「回収が原則、改札口の判断」とありましたから、仕方がないのかも知れませんが、行きの城崎温泉駅では無効印を押したうえで快く頂けたので駅や改札口によっては頂けたのかも?と考えると残念でした。

 

大満足の「銀河」感想!

今回、かねてから乗りたかった「銀河」に乗ることができて大満足でしたが、ちょっとだけ苦言も含めて感想を書いてみたいと思います。

①普通の車内販売を本気で検討してほしい!

「銀河」には車内販売が乗務していません。おもてなしとしての特産品の販売が駅や車内でありましたが、ビールなど車内で飲食するものの販売は乗ることが目的である観光列車として必要だと強く感じました。長時間の乗車で、飲食物の調達が難しいと旅の楽しみが半減します。

②日帰り企画を増やしてほしい!

「銀河」は山陰や紀南等、夜行での運行が多いようですが、一般の客層には体力を消耗する夜行列車は敷居が高く、近場の昼行の方が参加しやすいと思います。「銀河」は昼行でも楽しめる素敵な列車です。日帰りで行ける範囲での企画も増えると嬉しいです。ただ、117系は直流電車なので北陸方面へ行けないのが残念ですね。

③記念乗車証、用意してください!

各地の観光列車でよくみかける記念乗車証のような類のものがないのがとても残念です。きっぷを模した記念乗車証があれば、改札口で乗車票が回収されたとしても紙媒体の記念品が手元に残ります。今回、温泉旅館に宿泊するツアーへは硬券を模した記念乗車証が配布されましたが、体験乗車のツアーへはわざわざ「ない」と示されていて残念でした。

④販売方法は今後も旅行商品で!

コロナ禍前、「銀河」では通常の指定券としてマルス販売されると予告されていましたが、旅行商品のみの販売が続いています。旅行商品なら利幅が大きく、直前キャンセルや転売を防ぐことができ、参加者の身元がはっきりしており、本当に乗車したい人が申し込めるのでこの旅行商品としての販売を続けて欲しいと思います。ただ、現状の夜行ツアーでは電話のみなので繋がったときは女性席しか残っていない事が多いようで、販売方法は再考して頂ければと思います。

⑤ハイケンスのセレナーデを鳴らして!

「銀河」には車内放送用のチャイムに国鉄時代から客車列車で使っていた「ハイケンスのセレナーデ」という曲が入っています。楽しみにしていたのですが、今回は1度も聞けなかったのは残念でした。

 

最後に「銀河」の種車である117系電車です。この電車が大変身したのですから、すごいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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