この記事の続きです。
西武秩父駅を発車!食事の紹介
ホームと反対側の席だったため発車時の写真は撮れず。特に駅員さんのお見送りはなたった模様でした。4人テーブルはパーテーションで囲まれてしまったので立ち上がりにくい雰囲気でした。
ウエルカムドリンクはスパークリングワイン。この1杯だけアルコールが出ますが、後は別料金となります。
厚めのコースターは乗車記念に持ち帰って下さいとの事。
食事の紹介です。今回は観光列車の食事としては珍しい中華!
コース監修は赤坂四川飯店、陳 健太郎氏です。(2022年6月迄)
<前菜>
春が香る四川3種前菜
<スープ>
フォアグラのフラン 蟹フカヒレスープを添えて
花巻
<メイン>
牛肉の豆板醤煮込み~秩父野菜と共に
<デザート>
冰粉~ビンフェン
<お飲み物>
よこぜのおいしい紅茶
車内でもらったお品書き。
ドリンクについてはウエルカムドリンク以外のアルコールは有料でした。プレミアムモルツ500円でした。
料理の味については呑み鉄たこちゃんは庶民なので、高級なコース料理とかにはあまり縁がないので盛り付けが美しくて美味しかった!としか表現できません。乗車前にメニューをみた感じ、少ないのでは?と心配していましたが、花巻がおなかに溜まるので十分な量で満足できました。
ディナーコースは生演奏とお土産付き
西武線は初めて乗車しましたが、景色については日常的な景色がほとんどで、逆にその中を豪華な食事をしながら移動するという非日常を体験できるのが魅力なのかな?と感じました。
途中、飯能(はんのう)という駅で進行方向が変わりました。そういうのも全く知らず、ほぼ素人状態?
車両基地の近くを通った時に見えたカッコいい特急ラビューにも乗ってみたいですね。西武鉄道といえば黄色い電車のイメージしかありませんでした。
ディナーコースはブランチよりも5000円高いのですが、その違いの1つが車内で生演奏があることです。車内での生演奏は非日常感が高まります。
ディナーコースのもう1つの特典、降りる前にはお土産を頂きました。タルタルソースと塩こうじ。(自宅が遠方だと持ち帰るのに重いのですが、美味しく頂きました!)
乗務員さんから手書きのメッセージも!
食事と生演奏が終わり、終盤になってやっとトイレ等で席を立つ人たちが増えてきて車内を歩き回れる雰囲気になりました。呑み鉄たこちゃんは先頭で運転席を見ましたが、他は誰も来ず・・・鉄道マニア風のお客さんはほぼ居ませんでした。
終点の池袋には18時22分に到着!乗車が2時間強だったのでもう少し乗っていたい気分でした。
まとめ、「52席の至福」は走るレストラン
いままで「52席の至福」の存在は知っていましたが、お洒落な料理が苦手な呑み鉄たこちゃんは利用を敬遠していましたが、今回は中華という事で食べれそうなメニューだったのでこれはチャンス!と思い利用しました。
調理して盛り付けた状態で積み込んで提供する観光列車がほとんどですが、「52席の至福」は車内で加熱して食器に盛り付けていますから、まさに食堂車!
旅行会社のツアーを除いて1人客を排除しているせいか、鉄道が好きなお客さんはほぼ居ないようで、普通の人達がほとんどなので落ち着いた雰囲気での乗車でした。食事中は車内を歩き回るのを遠慮したくなるような雰囲気で、観光列車というより「レストランが街中を走っている」といった印象でした。
そして、強烈な長所!東京発着なので乗車を楽しんだ後、すぐに宿泊施設に戻って休んだり、元気があれば北海道へ当日帰宅も可能な点です。地方を走る観光列車だと、下車後に新幹線や特急での長距離移動が付き物ですから。
今回はディナーコースでしたが、ブランチコースだと途中駅で停車時間があり一時ホームへ降りて撮影できる時間があるようです。特急ラビューにも乗ってみたいのでブランチコースでリピートしたいと思います。