近鉄特急「青の交響曲(シンフォニー)」車内でカレー!乗車記(吉野→大阪阿部野橋)

「青の交響曲(シンフォニー)」とは

近鉄が運転する観光特急。大阪阿部野橋と吉野間を水曜日以外、1日2往復で毎日運転しています。呑み鉄たこちゃんは行きは「さくらライナー」帰りは「青の交響曲(シンフォニー)」で乗り鉄を楽しんできました。デビュー当初は人気が高くてなかなか予約できませんでしたが、平日であるせいか余裕ある車内で快適な乗り鉄を満喫できました。

近鉄特急は割安感がありますが、大阪阿部野橋~吉野間、乗車券が990円、特急券520円、特別車両券210円で合計して1720円。豪華な観光特急で1時間ちょっと乗り鉄を楽しんでもたったの1720円なんです!(呑み鉄たこちゃんが住む北海道の快速エアポートで札幌~空港間の指定席が1990円です)

www.kintetsu.co.jp

 

 

吉野駅での乗車は発車10分前

金峰山時とロープウェイのプチ観光から吉野駅へ戻ってきました。

www.rail-miler.site

吉野駅は終点の駅なのですが、簡易式の改札機があるだけで、駅員さんの姿は見ませんでした。無人化されたのでしょうか?特急終着駅なので車内清掃の方達の姿はありましたが・・・?

折り返しの「青の交響曲(シンフォニー)」は1時間以上前に吉野駅に到着していますが、ドアが開いて車内に入れるのは発車10分前でした。

少し早めに入場して外見の撮影。

平日の12時34分発と、観光で吉野へ来た人が復路で乗車するには早い時間帯なので乗客の姿はまばら。ほとんどが「青の交響曲(シンフォニー)」乗車が目的と思われる人達で、行きに乗った「さくらライナー」で姿を見た人も・・・「青の交響曲(シンフォニー)」で往復する人も居ると思われます。

 

ゴージャスな車内に感動!

「青の交響曲(シンフォニー)」は3両編成で、両端の1号車と3号車が座席、真ん中の2号車がラウンジ車両となっています。

まずは座席から。並んで1番に乗車できました!

4人ボックスのサロン席

普通のリクライニングシート(2人用)

普通のリクライニングシート(1人用)

車端にある1人席。ハズレ席と言われそうな端の席ですが、プライベート感を出して書斎のような雰囲気!おひとり様にも人気の席なようです。リクライニングや座席の回転はできません。(後ろ向き席の販売はしていないようです。)

呑み鉄たこちゃん夫婦が乗車したツイン席の撮影を忘れていました(´;ω;`)ウゥゥ

 

1つの車両にリクライニングシート、ツイン、サロン、1人用書斎席?と様々な種類の座席が用意されているのでどんな人数で乗車しても楽しめる工夫がなされています。「伊勢志摩ライナー」ではツインとサロンは1つの車両に集約されていましたが、「青の交響曲(シンフォニー)」は同じ車両内で通常のリクライニングシートと混在しています。これは元々、通勤用車両からの改造で、ドアを潰して窓とした箇所の窓と座席の配置(窓割り)がズレないように工夫したそうです。改造の観光列車で窓割りがズレている事が多く残念な気持ちになることがありますが「青の交響曲(シンフォニー)」ではこの点の配慮が素晴らしいですね。

 

続いてラウンジ車両。1両丸々がフリースペースというゆったりとした造りです。これが列車のなか?と思う豪華な空間ですね。

ラウンジ車両にはカウンターがあり、車内販売が行われていました。

出入口にはベンチと沿線の書籍がありお洒落な雰囲気。

1号車の洗面所も豪華な雰囲気?近鉄特急恒例の紙おしぼりも用意されていました。

 

車内での飲食を満喫できた!ラウンジ車両

「青の交響曲(シンフォニー)」に乗車、車内を撮影して着席。呑み鉄たこちゃん恒例の座席周りの消毒、清掃を終えて着席したのですが、同じ車両に騒がしそうなお客さんが!この雰囲気だと穏やかな乗り鉄は困難と判断し、特急券のネット予約で別の車両へ変更しました。旅行として乗る列車の場合、紙の特急券の方が記念になるので本当は好きなのですが、ネット予約だと発車時刻までなら乗車後でも席の変更ができるのでこういう使い方もできます。但し途中駅からそういうお客さんが来た場合はどうしようもありませんが・・・

「青の交響曲(シンフォニー)」が吉野駅を発車するとすぐに2号車ラウンジ車両のカウンターでは車内販売が開始されました。週末の観光客が多い時間帯だと長蛇の列ができることもあるようですが、利用した日は余裕ある車内だったのでほとんど待つことなくオーダーできました。

頼んだのは「大和肉鶏カレー1200円」と「生ビール600円」

カレーが1200円とは高価な気もしますが、動いている列車内で温かい食事が食べれるというのは貴重なので大満足!ご飯は・・・でしたが、カレーはとても美味しかったです。

生ビールは揺れる車内で倒れないようにケースに入れて提供されました。「青の交響曲(シンフォニー)」は元は通勤用の車両を改造しているので揺れが、そして他の列車のダイヤを乱さないようにか?急な加速や減速が少し気になります。(行きのさくらライナーの方が乗り心地は良かったです。)

 

ラウンジ車両には記念乗車証も!「しまかぜ」では全員に配布されていましたが、「青の交響曲(シンフォニー)」ではラウンジ車両のカウンターで必要な人だけが自由に持って行くというやり方でした。

 

地元の人達の交通機関としても?

ラウンジ車両へ長居してしまうと座席でのんびりする時間が短くなってしまいます。乗車時間が1時間ちょっとしかないので時間配分が難しい・・・席へ戻るときに缶ビールを購入しました。1本300円と車内としては良心価格?こういう車内販売ってクセの強い地ビールしかない場合があるのですが、普通のビールも販売しているのは好感です!

隣に写っている水はカレーに付いていたものです。

席へ戻ると吉野発車時より少しお客さんが増えていました。明らかに「乗り鉄」や「観光客」でもない普段使いの人達で高校生も何人か乗車していました。他の特急とは別に特別車両料金が210円加算されるので、「料金の高い電車がきたけど仕方がない」のか「豪華な電車が来たからラッキー」なのか、地元の人達の感想はどうなのでしょうか?

車窓がだんだんと都会になっていき、あべのハルカスが見えてきたら終点、大阪阿部野橋到着です。 

豪華で快適な「青の交響曲(シンフォニー)」ですが、乗車時間が短くて車内でのんびり過ごす余裕がなく忙しいのが難点かも?もう少し乗っていたい感想です。また乗りたい!と強く思える列車でした。

 

感動の徹底清掃?大阪阿部野橋駅

最後に一言。「青の交響曲(シンフォニー)」を下車するとホームには折り返し列車の清掃の人達がこれでもかという位の大勢で待機していました。13時51分着で14時10分に発車するので慌ただしい清掃になると思いますが、ホームから見て感動したのがその徹底ぶり。ラウンジ車両のアクリル板や手摺りや窓枠等、これでもか?という位に丁寧に早く拭き取りをしていた姿に驚きました。見せる清掃でコロナ禍でも少しでも安心して乗車できるよう、近鉄が「青の交響曲(シンフォニー)」に力を入れているのが伝わってきました。

以上、大満足な「青の交響曲(シンフォニー)」乗車記でした。

利用した日は平日でラウンジ車両の車内販売を利用する人は多くなく、なのに車内販売のスタッフが2名乗車していました。そのうち車内販売が週末のみとか、メニュー削減とか縮小されそうで心配でもあります。サービスの継続には利用実績が必要です。「青の交響曲(シンフォニー)」への乗車が目的の皆さまに、少しでも多く車内販売を利用して頂ければと思います。