近鉄特急で気軽な乗り鉄
呑み鉄たこちゃんは関西でちょっと時間が取れたので近鉄特急の乗り鉄を楽しみました。
「しまかぜ」「伊勢志摩ライナー」で近鉄特急に興味が高まったので、当初は「あをによし」を狙っていたのですが、乗車を検討したのが直前だったせいか、大阪難波~京都やその逆の列車は人気が高くて予約できず、「青の交響曲(シンフォニー)」なら余裕があったので吉野を往復することにしました。
往復とも「青の交響曲(シンフォニー)」に乗るのではなく、「さくらライナー」というちょっとゴージャスな特急があるので片道ずつ利用してみました。
当日の旅程
- 大阪阿部野橋9:10→吉野10:26 さくらライナー
- 吉野12:37→大阪阿部野橋13:51 青の交響曲(シンフォニー)
- その後北海道へ帰宅
大阪難波ではなく大阪阿部野橋発
近鉄特急といえば関西に土地勘のない呑み鉄たこちゃんは大阪難波からの発車というイメージが強いのですが「さくらライナー」や「青の交響曲(シンフォニー)」は大阪阿部野橋駅からの発着となります。
JR天王寺駅のすぐ隣、あべのハルカスの下です。
「さくらライナー」は4両編成。乗車当日の朝に4号車の特急券をネットで予約しましたが、誰も予約していない状態でしたが、乗ってみると数人乗車していました。ガラガラで快適です。
あえてレギュラーシートを選択
「さくらライナー」には通常の特急券で乗れるレギュラーシートの他に210円追加で乗れる「デラックスシート」があります。グリーン車やプレミアムクラスなど高い席が好きな呑み鉄たこちゃんですが、今回はレギュラーシートを選択しました。
コンセントが2席に1つですが設置されています!
呑み鉄たこちゃんは使いませんがふっとレストも!
レギュラーシートでも足元が十分にゆったりで、コンセント、フットレストも付いていて全く不満がありません!しかも当日の朝に予約してもガラガラ!1時間ちょいの乗車時間にはもったいないぐらい快適なシートだと思います。
そして4号車のレギュラーシートでは!
運転席の後ろが展望になっていてちょっとした椅子があるフリースペースとなっているんです!4号車を指定していたら、展望スペースが空いているタイミングを見て気軽に行き来できます!
展望スペースには座席を配置するよりフリースペースとした方が多くの人が楽しめるので良いのではないでしょうか?
あと、4号車には「喫煙室」がありました。呑み鉄たこちゃんは使いませんが、車内で喫煙できる希少な列車なのではないでしょうか?
ちなみにデラックスシートですが、2人掛けでも席と席の間に微妙な隙間があるんです。1人で乗って相席になる場合はありがたいと思いますが、夫婦やカップルで乗るなら席が密着していた方が何かと便利だと思います。
特別車両料金がわずか210円追加なのでコスパは良いとは思いますが、それでもレギュラーシートを選んだ大きな理由はこれかも?
3号車には自動販売機もありました。1時間ちょっとの乗車時間の特急にしては破格のサービス水準だと思います。
あっという間に吉野へ!
大阪阿部野橋発車後は都会から住宅地の景色でしたが、列車が進むにつれだんだんと自然豊かな景色に!
途中から単線になり普通列車の待ち合わせも!
単線で急こう配が続きます!
終点、吉野駅へ到着!
「さくらライナー」はすぐに大阪阿部野橋行として折り返していきました。
プチ観光、日本最古のロープウェイで金峯山寺へ
吉野駅に到着してからの待ち時間は約2時間。駅で待つのは退屈なので少しだけ観光しました。
駅前にはピンク色の郵便ポスト
吉野駅から歩いてすぐの千本口駅へ!
日本最古のロープウェイだそうです。なのに何故か現地では「ケーブル」と呼ばれています。
約3分で吉野山駅に到着、帰りの時刻表を撮影しておきました!
上り坂が続きます!
金峯山寺(きんぷせんじ)へ。ちょっと遠くて片道10分程度かかりました。感染症の影響でこういう観光地へ来たのはとても久しぶりな気がしますが、ガラガラでした。
来た道を戻ります!昭和の観光地のような懐かしい雰囲気ですね。
再びロープウェイに乗車。帰りはさくら柄でした。
近鉄吉野駅へ戻ってきました。列車まで少し時間があるのでお店でソフトクリームを食べたりすると良いかと思います。
次回、「青の交響曲(シンフォニー)」乗車記へ続きます!