サフィール踊り子で「下田タッチ」
伊豆急下田には「サフィール踊り子1号」で13:29着、そのまま折り返しの列車「2号」に乗って14:12発でした。
観光も宿泊もなく飛行機修行の「タッチ」みたいな感じです。
帰りはプレミアムグリーン車!
帰りはプレミアムグリーン車にしてみました。
この写真を撮りたいから始発駅乗車、改札に並んで最初に乗車なんです!
下りで東京駅から乗ると座席が反対向きになり、先頭まで行った頃には他のお客さんが入ってくるから撮影は難しいです。
寝台列車を思い出させるような片側通路で飛行機のビジネスクラスのようなシェルに包まれたゴージャスな座席で期待が膨らみました!
ちなみに伊豆急下田から東京までの運賃、料金は合計で11430円。普通のグリーン車が9110円なので2千円強高くなります。2時間半程度の乗車で新幹線ではない在来線の列車にしては「高い?」
プレミアムグリーン車は横2列、グリーン車は2列+1列の横3列なので1列少なくなるので占有面積で考えたら「安い?」
プレミアムグリーン車、本当に快適?
見た目はゴージャスなプレミアムグリーン車ですが、乗ってみて感じたことは・・・
①横2列の座席配置なのですが、微妙に間が空いているため前の席の人の動きが丸見え、また後ろの席の人からの視線が気になります。
②呑み鉄たこちゃんは夫婦で乗車しましたが、微妙に隣の席と間隔が微妙に空いて距離があるので会話や物のやりとりに不便です。
反対側に席がない点はプレミアムグリーンは気楽だと思いますが、前後の視線が気になるので普通のグリーン車の2人掛けの方が快適でしょう。
③1人で乗る場合も窓側の人は通路側の人の前を横切る必要があり、相席なら快適ではありません。普通のグリーン車の1人掛けの方が快適でしょう。
④荷物棚がないので前の座席の下に置く場所がありますが、ここは土足で足を延ばしている人がいると思われ、そのまま荷物を置く気になれません。車内の端に荷物置き場がありますが、荷物は目の届く所に置いておきたい性格です。
⑤天窓がありますが、日差しの向きによっては容赦なく日差しに晒されます。
⑥座席を海側へ少し斜めに向ける機能があるのですが、前の席の人にそれをされると前の人が丸見えになり気まずいし足元が狭くなります。(前の人はそれに気付いたようですぐに戻してくれましたが・・・)
という事で、実際に利用してみて「良かった」という感想にはなりません。
はっきり言って普通のグリーン車の方が安いし快適です!次回はプレミアムグリーンを利用することはないと思います。
例外として下り列車で先頭の席を取れた場合は「展望席」という点で「アリ」だと思いますが、その他の場合は全くおススメできません。
個室は満席の筈なのに・・・謎の空室!
「サフィール踊り子」」には個室があり、2、3号車が個室になっています。呑み鉄たこちゃんは本当は個室に乗りたくて何度もみどりの窓口で見てもらいましたが全く取れませんでした。乗車直前にも確認してもらったのですが・・・満席。
ところが行きは4人個室、帰りは6人個室が1室だけ、全区間空室でした。車掌さんに聞いてみたら「直前にキャンセルする人がいるんですよ~また乗ってくださいね~」と軽く流されてしまいましたが、もしかしたら1部屋は売らずに予備として空室にしてるのかな?と考えたりしましたが、本当に直前キャンセルなのか?この点は謎のままです。
直前キャンセルは本来30%の払戻手数料がかかるのですが、快速列車の安い指定席券に乗車変更したり、本当に変更する列車がある場合は手数料がないに等しい状態なので直前キャンセルの可能性も十分にあります。
復路は駅弁と車窓で乗り鉄を満喫!
帰りは乗車前に伊豆急下田駅で「金目鯛の塩焼き弁当」を購入し、静岡麦酒を呑みながら車窓を楽しみました。
このお弁当、初めて買いましたが、金目鯛が絶妙なやや薄い塩味でとても美味しかったです。1130円とややお高いですが、また食べたくなる素敵なお弁当でした!
行きはあまり感じなかったのですが、帰りは東海道本線に入ると線路が良くなり乗り心地が格段によくなりました。ビールを呑んだこともあり少し寝てしまいました。
往復で5時間ほど、サフィールに「乗るだけ」の乗り鉄でしたが楽しめました。車内の写真も撮ったし、あとは羽田空港へ向かうだけなので切符は終点の東京まで取っていましたが、品川で下車して京急で空港へ行きました。(それなら横浜で降りたらかなり安くなったのに・・・とケチ臭いことを思い出しました。)
次に乗車するときは絶対に個室を取って乗車したいです!