- 観光列車のような東武鉄道「特急スペーシア」
- 特急「スペーシア」運賃・料金は?
- 株主優待乗車証がお得!
- JR沿線からなら北千住乗り換えが便利!
- 個室の紹介 絶対おススメ!
- 普通席でもゆったり広々のシート
- 販売カウンター(売店・ビュッフェ)
- まとめ「特急スペーシア」で楽しい旅を!
観光列車のような東武鉄道「特急スペーシア」
浅草から東武日光へ行く「けごん」、鬼怒川温泉へ行く「きぬ」があり、2時間程度で結んでいます。
「スペーシア」が車両の愛称、「けごん」「きぬ」が列車名で、ちょっとわかりにくいですね。
特急「スペーシア」運賃・料金は?
- 運賃は浅草~東武日光で1390円(ICなら1383円)
- 特急料金は曜日や時間帯で差があり、平日1360円、土休日1470円です。
- 特定の列車が安くなる午後割夜割の特急料金が1050円です。
- 利用額は運賃と特急料金の合計なので例えば土休日は2860円です。
- 浅草~東武日光135.5kmの運賃料金合計として考えるとJRと比較すれば割安に感じます。
残念ながらネットで早期に予約で割引のような企画はありませんが、そもそもの定価がJRよりも割安な設定ですので、十分に満足できます。
特定の時間帯の特急料金が安くなる午後割夜割が1050円と、土休日なら420円安くなります。
例えば土休日の東武日光17:23発のけごん44号は対象外ですが、次の18:11発けごん46号は対象になります。1本ずらせば割引になるような場合、予定が許せば検討しても良いかと思います。
株主優待乗車証がお得!
多少手間がかかりますが、金券ショップや通販、オークション等で東武鉄道の「株主優待乗車証」を入手して利用するとお得です。
株主以外の人が使っても全く問題ありません。時期や購入箇所によって価格差がありますが、私は1枚850円で入手して利用しました。
この券は乗車券として東武線内有効なので、別に特急券を購入する必要があります。
夫婦2人で浅草~東武日光を往復したら普通にSuicaやPASMOで乗るより合計2132円もお得になりました。
JR沿線からなら北千住乗り換えが便利!
JR常磐線の北千住駅で乗り換えができるのでJRから乗り換えるなら浅草よりも北千住の方が便利なケースが多いと思います。東京から18分ぐらい、上野から11分ぐらいです。
新宿からJR~東武乗り入れの「スペーシア日光」「スペーシアきぬがわ」は浅草とほぼ同じ距離なのですが、会社をまたぐため割高になるので、時間と価格をよく比較して利用することをおススメします。(えきねっとで割引がある期間もあります。)
個室の紹介 絶対おススメ!
特急スペーシアには日本の鉄道では珍しくなった4名定員の「個室」があります。
えー?高いんでしょ?と思われるかも知れませんが、乗車する人数分の特急料金とは別に1室につき平日3150円土休日3770円追加で利用できるんです!
1人でも2人でも利用可能です。JRの個室に比べて破格の安さなんです。
ちなみにJR線に乗り入れる新宿発着のスペーシアもありますが、こちらは個室料金が1室6300円とかなり高くなります。
考え方として東武鉄道の個室料金とJRの個室料金を合計2回払うような感じで割高になるんです。なのでおススメは浅草発着、東武線内のみでの利用です。
個室のある6号車は運転席のある車両ですが、1室4人が6室で24名定員、一方、反対側の運転席がある1号車の定員が44名。大雑把ですが、普通席の倍近くの専有面積があるのに平日なら1室わずか3150円の追加で済みます。
個室車両の通路は、いまはほぼ壊滅状態となった寝台列車を思い出させる雰囲気です。
また、個室の室内には普通席にはないコンセントの設備があるので移動中の充電も可能です。
現在は個室もネット予約に対応しており便利になっています!
普通席でもゆったり広々のシート
特急スペーシアは全席指定。普通席でもJRの指定席よりも広々としたシートで快適です。ただし、コンセントはありません。
なお、JRのように自由席や立席特急券の制度はないので満席の場合は乗車できません。
車内改札は購入済の指定の席に座っていたら基本的に省略されます。
販売カウンター(売店・ビュッフェ)
※追記:2021年8月で営業終了しました。
まとめ「特急スペーシア」で楽しい旅を!
2時間程度の短距離でありながら、ゆったりとしたシートや、個室と豪華な設備を誇る特急スペーシア。初めて利用しましたが、とても気に入りました。
効率重視でサービスが次々に縮小されていく列車が多いなか、一昔前の楽しい鉄道旅行が体験できる魅力的な列車で日光や鬼怒川温泉への旅を楽しんでください。