夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

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立山連峰を眺め懐石料理は最高!~「一万三千尺物語」乗車記

 

あいの風とやま鉄道「一万三千尺物語」に乗車!

「べるもんた」乗車後は富山駅まで戻り、軽く市内観光を楽しんだ後、「一万三千尺物語2号」に乗車しました。

  • 15:15富山駅改札内で受け付け
  • 15:28富山駅発→高岡駅15:48~16:04→小杉駅16:13~16:23→黒部駅17:07~17:22→富山駅17:54着(ホームで解散)

2時間強の懐石料理を食べながらの列車の旅となります。

(注:2020年12月現在、下記の時刻に変更されています。)

www.13000story.com

 

予約はネットで完結ですが、出発1週間位前に郵送で記念乗車券が送られてきます。

その乗車券で当日のあいの風とやま鉄道の列車が乗り放題になります。

それを利用して午前中は高岡まで行きJR西日本の「べるもんた」に乗ってきました。

1日で観光列車2本に乗りました。

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(出典:あいの風とやま鉄道)

 

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富山駅で発車前の一万三千尺物語2号

 

富山駅を発車!

列車が入線してくるとアテンダントの方が積極的に記念写真のお手伝いをしてくれます。

よくある日付入りのボードを持って先頭車の前で撮影するのですが、何度も色々な角度で撮影してくれたので後でお気に入りを見つける事ができます。気遣いは本当に嬉しいです。

この日は乗客がかなり少なく、のんびりとした雰囲気でした。

飛行機とか新幹線がすいていたら利用客としては嬉しいのですが、観光列車がすいているのは寂しい気がします。

それでも中止にせずに運行してくれて本当にありがとうございます。

 

「一万三千尺物語」の車内を紹介します!

富山駅を発車して最初に高岡へ向かいます。

発車後、運転士、車掌の他、ガイド、4名のアテンダントが乗務しているとガイドさんから案内放送がありました。

放送による案内は音量が大きく、車内全てでよく聞こえるので観光バスに乗っている印象で大変良かったと思います。

放送の内容が、その日の天気や状況に合わせて、乗客に話しかけるように案内していたのがとても良い印象でした。

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1号車の車内 カウンター席とボックス席で快適

 

列車は3両編成で1号車はカウンター席とボックス席、2号車は売店と厨房、3号車はボックス席です。

国鉄型の改造車なので座席と窓の位置が一致していない席もあるので’あいの風とやま鉄道公式サイト’の車内レイアウトをよく見て座席を選びましょう。

呑み鉄たこちゃんとしては1号車の方が開放感があって良いかと思います。

他の多くの観光列車は海側が「あたり席」なのですが、「一万三千尺物語」では立山連峰が見える山側が「あたり席」のようです。

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2号車売店

 

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3号車ボックス席

 

観光パンフレット類

 

記念写真用グッズ

 

待望の食事スタート!しかし?

懐石料理の箱はあらかじめテーブルにセットされていて発車後に予約時に希望を伝えていたウェルカムドリンクが再確認されて運ばれてきました。

柚子スパークリングかりんごジュースを選ぶのですが、迷わず柚子スパークリングを選択。

箱を開けてどれを食べようかなぁ・・・と迷っているうちにあっという間に高岡駅到着!

セットされていた木箱

 

ウエルカムドリンク

 

高岡駅と小杉駅で下車観光あり!

高岡駅ではガイドさんとちょっと観光に下車します。

ホームに降りると万葉衣装の方との記念撮影後、改札を出て立山の山を眺め、ドラえもんのポスト、路面電車の駅、高岡の伝統工芸おりんを見学して列車へ戻りました。

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高岡駅 ドラえもんポスト

 

このポストから投函するとドラえもんの専用の消印で配達されるそうなので、記念にハガキと切手を用意して乗車すると良いです。 (次回は用意して乗ります!)

高岡を発車、行程には記載がないのですが、わずか9分で小杉駅でまた見学です。せっかくの料理が・・・とも思いましたが下車。「鏝絵」(こてえ)の見学でした。

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小杉駅の鏝絵(こてえ)

 

やっと落ち着いて食事ができる!小杉駅発車

小杉駅を発車すると40分強走る時間なのでようやく懐石料理をゆっくり食べることができました。2019年12月現在のメニューを紹介します。

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お品書き

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メインメニュー

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蒸物とお食事

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デザート

 

途中、富山駅を通過しました。富山県の中心である富山駅を通過する列車はこの一万三千尺物語と貨物列車しかないそうです。

この日は立山連峰が良く見え、夕陽があたって幻想的な風景でした。(写真は車内の照明がガラスに反射してなかなか上手く撮れません。)

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車窓からの立山連峰

 

次の停車駅、黒部駅に着いたときは一年で最も日照時間の短い時期でもあり、すっかり暗くなってしまいました。

黒部駅では売店に案内されお土産品の購入を勧められました。(食事中、お菓子の試食品を頂きました。)

黒部を出たらすっかり暗くなったなか、デザートを食べながら富山駅へ戻りました。

車窓は見えませんが、暗くなって夜行列車の食堂車のような雰囲気で食べるのもなかなかよい感じでした。

大満足で富山駅に着き、その日は駅前のホテルに宿泊しました。

 

まとめ、一万三千尺物語に乗車して 

良かった点

・予約方法が簡単、明確。ネットで予約、カード決済。座席指定も可能。ネットが苦手な方は電話、振り込みという予約方法も選べます。(ネットでは4人ボックスは3人以上でないと選択できないが、電話なら空席が多い場合は可能との事。)

・ガイドさん、アテンダントさんが親切、一生懸命なのが伝わってきます。

・元JR北陸本線なので線路が良く、乗り心地が良い。(車両は国鉄型の古いものを改造しています。)

・売店の商品、他の観光列車では地ビールのみというケースが多いのですが、キリン一番搾りが400円と観光列車としては良心的な価格で販売されていました。

・売店で電子マネーやクレジットカードで購入できます。

・景色と食事で忙しいので一切使いませんがWi-Fi対応です。

・個人的に和食のメニューなのが嬉しいです。

高額なので客層が落ち着いていると思います。

 

改善してほしい点

・懐石料理のコースの時間設定が夕食にも昼食にも微妙でした。働く人たちの勤務時間、車窓が暗くなる等の理由があるのだと思います。

・食事と売店のメニューを公式サイトで周知して頂けたら嬉しいと思います。

 

「一万三千尺物語」まとめ

まだ走り始めて日が浅く、知名度が低いせいか、空席が多いようですが、大満足な観光列車で次回はお寿司のコースで是非リピートしたいと思っています。

親族におススメしたら大満足との事でした。益々の発展をお祈り申し上げます。