夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

マイルやポイントをお得にためて呑み鉄(最近は船も)を楽しんでいます!

4列でも快適な新車!沿岸バス「特急はぼろ号」乗車記(札幌→豊富温泉)

 

「発車オーライネット」で予約変更!

呑み鉄たこちゃんは所用で道北の豊富町へ出かけました。今回は1人です。

以前はJR北海道の特急列車を使っていましたが、宿が豊富温泉なので送迎を頼む必要がない「特急はぼろ号」を選択しました。

利用したのは札幌駅13時発の便です。実は他の便を予約していたのですが、発車オーライネットでシートマップをチェックしていたら予約が増えて相席確定となったので席に余裕がある他の便に変更しました。

沿岸バスの発車オーライネットでの予約は残席数が数字で表示され、発車1時間前まで便変更や座席変更が何度でもできるのでとても優秀です。相席になりそうな状況でスケジュールが許せば他の便に変更するのがお勧めです。

 

札幌駅前には仮設の窓口がありますが、ネット予約ならメールを見せるだけで乗車可能です!

以前の乗車記はこちらです。

www.rail-miler.site

 

「特急はぼろ号」新車が来た!

バスは発車15分ぐらい前にバス停に到着!待合所がない仮設のバス停なので早めに乗れる配慮はとてもありがたいですね。

 

乗車すると車内からは新車の香りが!ネットで調べたら6月から走り始めているそうです。便を変更したら新車に当たりました。ラッキー!

シートベルトが最前列以外も3点式になっていました。リラックスした姿勢が取りにくいのですが、「特急はぼろ号」は対面通行の高速やスピードを出す車が多いオロロンラインを長時間走行するのでこの方が安全だと思います。

 

USBコンセント、Wi-Fi付き!これがあると車内の時間を有意義に過ごすことができます。但し、設置されていない車両もあるそうなので「あればラッキー!」という感覚の方がよいでしょう。

 

足置き、ドリンクホルダー

 

乗客の人数を数えたところネット予約が締め切りになる1時間前の人数と同じ感じでした。ネット予約で6%引きになることから予約なし、飛び込みで乗る人はそう多くない印象でした。

 

日本海オロロンラインを北上!

札幌発車後、約1時間の砂川SAで1回目の休憩。

 

高速を降りて留萌市内に入り・・・

 

日本海へ出ましたが生憎の曇りでした。

 

羽幌の休憩箇所がサンセットプラザに!

羽幌町内は本社ターミナルと羽幌ターミナルの2つのバスターミナルがあるのですが、「本社は降車予約がないので通過しますが変更する方はボタンでお知らせください」と運転手さんから案内、ボタンが押されて急遽本社ターミナルを経由することになりました。

降りた人は車が迎えに来ていて急用ができて変更したようには思えない・・・急用ができたのならやむを得ませんが降りる場所は正確に予約する、せめて乗る時に声をかけるのが運転手さんへの気配りではないかと感じました。

 

羽幌の休憩が以前は本社ターミナルだったのですがサンセットプラザへ変更されました。(下りのみ)北都交通の稚内行きと一緒に停車!

 

はぼろ温泉サンセットプラザ。こちらは温泉とホテルです。

 

売店がありますが、お土産品中心でパンやお惣菜などの実用的な商品はあまり期待できません。

以前の本社ターミナルで休憩であれば目の前に生協があり買い物に行けたのでとても便利で地元の乗客でサッと買い物して戻って来る人もいました。

休憩箇所変更の理由は不明ですが乗り遅れ等の理由で買い物してほしくないという意図があるのかも知れませんね。

 

諦めていた夕陽が見えた!

オロロンラインに出て曇っていたので諦めていた夕陽ですが・・・

 

少し雲がありますが、夕陽が見えるようになりました!

 

ほとんどの乗客が降車して車内は静かな雰囲気で、すいている便に変更して良かったと実感!

 

水平線に沈むのではありませんでしたが、けっこう綺麗に見れたのではないかと思います。

 

8月中旬から9月上旬まで幌延~豊富の道道が土砂崩れで通行止めになり、沿岸バスが運休・迂回していました。(後日、一般路線バスより撮影) 

 

ほぼ暗くなった豊富温泉へ到着!若干の早着でした。バス停に「温泉むすめ」の絵が!最近こういう萌えキャラが流行っているようです。

 

まとめ:「特急はぼろ号」で豊富温泉へ!

沿岸バスの「特急はぼろ号」を利用しました。以前、豊富への移動は4列の「特急はぼろ号」を敬遠してJRの特急列車を好んでいましたが、利用してみると隣が空席ならむしろ快適な事に気付きました。上の棚に置けないサイズの荷物を床に置かずに近くで管理でき、必要なものがあればすぐに取り出せます。

この路線を何度か利用して気になったのは羽幌以北の乗客の少なさです。1日4往復が運行されていますが、昨今の運転手不足等を考慮するとそのうちの何便が羽幌発着(一般路線バスと接続?)になっても仕方ないような気もしました。

「特急はぼろ号」はいわゆる’クローズド ドアシステム’で札幌から乗車後、留萌~豊富間は降車しか出来ない(札幌行きはその逆で豊富~留萌間は乗車のみ)ルールです。宿で一緒になった客が「どうせ空いているんだから誰でも乗れるようにすべきだ!」と力説していましたが、これには反対です。札幌~小樽間や札幌~苫小牧間のバスを見ればよくわかりますが、近距離客の乗車、下車が増えると所要時間が大幅に伸びるからです。「特急はぼろ号」は札幌との往来を早く移動するのが使命でしょう。

札幌から豊富温泉へ移動する場合は便利で快適な「特急はぼろ号」をお勧めいたします。こちらは海の景色が主ですから天塩川に沿って山の中を走るJRと片道ずつ乗り比べるのも初めてなら楽しいかと思います。