夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

マイルやポイントをお得にためて呑み鉄(最近は船も)を楽しんでいます!

塩狩峠の桜は?~急行「花たびそうや」乗車記⑤(稚内→旭川)

この記事の続きです。

www.rail-miler.site

 

 

「剣淵駅」14:23着~14:40発

行きに熱烈歓迎して頂いた士別駅に運転停車。下り「サロベツ」と交換。

 

深川林地を通過。吹雪から線路を守るために木を植えたそうです。

名寄から南は列車の速度が速くなり、通過駅もあり往年の気動車急行の雰囲気を満喫できました。

 

剣淵に到着。ホームが短いので後ろ2両はドアカットでした。

ここから「剣淵」「和寒」「塩狩」と3駅続けて停車しました。

 

ふるさと納税を呼びかけるクリアケースを頂きました。ナイスアイデア!

 

町長さんの写真入りの寄せ書き。

 

剣淵の駅舎は人が一杯で身動きが取れず入るのを断念しました。何を販売していたのか?わかりませんが、入場券かなぁ?

 

剣淵町は「絵本の里」としてまちづくりを行っているそうです。

絵本キャラバンカーの展示

 

絵本の読み聞かせイベント

 

そうそう、「花たびそうや」号が各停車駅に着く前に、車内販売のスタッフの方が観光バスのようにこの発車時刻のボードを持って車内を巡回してくれました。また車内で出たごみ回収も積極的に行ってくれたので気持ちよく過ごすことができました。ありがとうございます。

 

剣淵を発車。お見送りありがとうございました。

 

「和寒駅」14:47着~15:07発

和寒町の停車駅はこの和寒と次の塩狩の2か所あるためか、和寒での歓迎は控えめでした。

 

駅の隣にある「交流施設ひだまり」にちょっとした売店がありました。

 

「ひだまり」の道路を挟んだ向かいにみんな大好き「セイコーマート」が!乗客がぞろぞろと来たので店員さんが驚いていました。

呑み鉄たこちゃんはここで普通の缶ビールを購入しましたが、次の塩狩でクラフトビールの販売があったのでそっちの方が良かったと思います。

 

他の停車駅とは異なり静かな雰囲気でした。

 

「塩狩駅」15:17着~15:49発

塩狩には多くの撮り鉄さんが待機していました。

 

今年は桜が咲くのが早くて散ってしまい、辛うじて残っている桜がありました。

桜が見たくて初日を選んだのに残念!

 

乗客は撮影に夢中?

 

特産品の販売は賑わっていました。

 

クラフトビールは700円でした。ここで買えば良かった・・・?

 

駅舎はかなり古いです。

 

このトイレの使用は勇気がいるかも?

 

塩狩峠記念館の入場料が指定券を提示したら無料になりました。(通常300円)

時間がないのでさっと眺めただけという感じでした。

 

通過する快速列車と交換。

 

最後の停車駅、塩狩を発車!

 

旭川までラスト約30分、和寒のセイコーマートで買った缶ビールで締めくくり!

行きと同様にアンケートと「全線走破証」の配布がありました。

到着前には車内販売スタッフから飴玉の配布も!ごみ回収もあり飛行機のようなサービスでした。

 

「旭川駅」16:21着→特急ライラックへ

「花たびそうや」号は遅れることなく旭川駅へ到着!

前日に出発したばかりですが久しぶりに都会に戻ってきたような気になりました。

 

「花たびそうや」号の終点、旭川到着の余韻に浸る暇もなく、足早に撤収!9分の乗り換えで札幌へ!トイレにも行きたかったので仕方ありません。

 

特急「ライラック34号」に乗車すると快適なリクライニングシート!テーブルも付いていて余ったお酒とおつまみで札幌まで快適な時間を過ごしました。

「花たびそうや」号は素敵な列車ではありましたが、電車特急って静かで快適なのを実感!

 

雨が降り始めた札幌に到着!

前夜は北海道でオーロラが見えたそうですが、それも見ないで「花たびそうや」号に乗るだけの1泊2日に大満足でした。

今度は普通列車で宗谷本線に乗ってみたいような気もしています。(青春18シーズン以外で)

 

まとめと考察:鉄道ファン向けの「花たびそうや」号

  • 鉄道ファンに大人気できっぷが取りにくい「花たびそうや」号ですが、発売日に運よく取ることができたので往復乗車してきました。
  • 予約は「えきねっと」ではなくみどりの窓口で10時打ちで取るのが一番確率が高いです。あとは直前のある時刻に開放があるかも?
  • 往復とも数分の遅れはありましたが、大きく乱れることがなかったのは幸いでした。遅れると停車時間を削って取り戻さざるを得ないので。
  • 一般の観光列車とは異なり、乗客のほとんどが鉄道ファンなのですが、マナーは良く、落ち着いた雰囲気でした。北海道の鉄道ファンや飛行機で遠方から来る鉄道ファンはマナーが良いと感じます。
  • 鉄道ファンの購買意欲は高く、多くのお弁当や特産品、スイーツ等が完売していたようです。
  • 車両の快適性という面では国鉄型の古い車両なので難があるとは思います。座席にテーブルやドリンクホルダーがないので飲食にはかなり不便です。(キハ54形通路側の小さな回転テーブルを除く)
  • 冷房が付いていない車両なので暑い日は辛いかも知れません。(窓開け、扇風機のみ)窓が開く急行列車の情緒はありますが・・・
  • 乗車前にJR北海道公式サイトや旧ツイッターで停車駅でのイベントや販売品をよく調べて予習した方が楽しめると思います。
  • 行きの特急ライラック車内で撮影した車内詩の路線図が現在地の把握に役立ちました。宗谷本線は圏外が多いのでスマホの地図は使えない時があります。
  • 「呑み鉄」な方は念のために冷やさなくても飲める飲み物を保険として持っておくことをお勧めします。(特に上り、旭川行き)車内販売での販売を検討してくれたら嬉しいなぁ・・・と思いました。
  • JR北海道のターゲット層は鉄道ファンなのだと思いますが、一般の客層(家族連れや夫婦等)にも楽しめる企画なので快適な特急車両を使って予約しやすいよう旅行商品として販売して欲しいです。ドタキャンや転売防止にもなります。追加料金で相席なし1人2席も可能なような企画もいいかも?(→但し鉄道グッズや入場券は売れなくなる。)
  • 呑み鉄たこちゃんは鉄道グッズには興味がないライトな鉄道ファンなのでグッズについての紹介が全くなく、またスイーツもあまり食べないので呑み鉄ばかりのやや偏った旅行記となりましたが、皆さまの旅のお役にたてれば幸いに思います。