この記事の続きです。
- 面白い!沿線PR車内放送
- 「天塩中川駅」14:16着~14:46発
- 弁当を食べながら秘境駅銀座を通過
- 「幌延駅」15:20着~15:40発
- 利尻富士が見えた!
- 「稚内駅」16:41着
- ダイナミックプライシングに完敗!
面白い!沿線PR車内放送
美深から稚内まで、合同会社memo'tockさんの若き社長さんが乗車して「沿線PR車内放送」を行ってくれました。
観光バスに乗ってるような感じで、鉄道ファンの視線で地元ならではの話も織り交ぜながら本当に楽しく過ごす事ができました。
豊清水信号場で普通列車と交換。「花たびそうや」号の2,3号車と同じキハ54形ですが、あちらはすいていて快適そう?
音威子府駅では運転停車して車掌さんが交代しました。駅長さん?が手を振ってくれました。
天塩川に沿ってこれぞ宗谷本線という感じの絶景のなかを走行
北海道命名の地
「天塩中川駅」14:16着~14:46発
天塩中川へは少し遅れて到着。多くの人は上りの特急「サロベツ」と交換することを知っていて撮影に夢中でした。
ここでは予約のお弁当の受け取りがありました。予約なしでも少し用意があるとの事。予約は復路にしてここでは注文しませんでした。
発芽させたおそば「誉(ほまれ)そば」の販売(500円)
予定してなかったのですが思わず買ってしまいました!
駅舎内では嬉しい缶ビールの販売も!400円ですが呑み鉄にはありがたい!
駅舎の外には懐かしい郵便ポストとお花
弁当を食べながら秘境駅銀座を通過
天塩中川でビールが買えたので発車後に美深で買ったお弁当を食べました。
手書きのお品書きがいい味を出してます。日付が入っているので翌週はまた違ったメニューなのかも知れませんね。
地元の食材がたっぷりと使われていて手作り感満載!これで1000円なら大満足でした!
このお弁当は予約制ではないので美深で早めに買いに行くことをお勧めします。ただ、美深ではビールの販売がなく、呑み鉄としてはお弁当を販売するなら一緒にビールも販売してほしいなぁと思ったりします。お酒の販売は免許等、面倒な点があるのだとは思いますが・・・
この付近は秘境駅が続く区間です。
物置きと朝礼台で有名な糠南(ぬかなん)駅
「運転士さんが速度を落としてくれました。ありがとうございます!」と社長さんの放送センスが天才的!
雄信内(おのっぷない)駅
地名や公共施設の読みは「おのぶない」だそう。地元の人は別な読み方もするそうです。
旧安牛駅
駅の廃止後に貨物列車の車掌車の駅舎を移動して駅名風の看板を設置したそうです。
旧北幌延駅
安牛と同様に車掌車の駅舎を移動して駅名風の看板を設置したそうです。
宗谷本線は特急(又は急行)で何度か通過したことはありますが、景色を何となく見ていただけで、今回は景色や秘境駅、廃止になった駅について車内放送で解説があり、本当に興味深く景色を楽しむことができました。
「幌延駅」15:20着~15:40発
いよいよ「花たびそうや」号(下り)最後の停車駅である幌延に到着!
食事には遅い時間帯でしたが、予約制のお弁当の販売もありました。皆さん、持ち帰って夜食べるのでしょうか?
ここでは「ちょい呑みセット」を買いました。ワインとトナカイのソーセージで800円でした。
車内でこぼれないように段ボールの枠に入れてくれてありがたかったです。分解して持ち帰り翌日の車内でも重宝しました。
トナカイが来ていました。
ゆるキャラ
駅舎
駅前の沿岸バスのバス停は萌えキャラです。(撮影している人も少々)
利尻富士が見えた!
幌延を発車すると山と川の景色から牧草地の広々とした景色に変わりました。
霞んで見難いですが利尻富士も見えました。
「花たびそうや」号の旅もあと少しになり、車内ではJR北海道からのアンケート用紙が配布されましたが、テーブルがないだけでなく列車が揺れるのでまともに書けませんでした。(笑)
「1.この列車に乗車したかったから」が最初の選択肢。ほぼ全員?
また、全区間乗車した人へ賞状「全区間走破証」がプレゼントされました。(急行券を確認していました。)
JR北海道ではあまり「本線」の名称を使わず「宗谷線」が多いのですが、この走破証は「宗谷本線」でした。
リゾートチームという部署が企画しているんですね。素敵な企画、ありがとうございました。
抜海~南稚内間、定番の利尻富士のビュースポットでも減速してくれました。綺麗には見えませんでしたが、あまり良くない天気予報だったのに見えただけラッキーだと思います。
稚内の市街地へ入る前に野生動物が線路に侵入して急ブレーキがかかって停車しましたが、すぐに発車。宗谷本線ではよくあることだそうです。
南稚内駅は今年は停車駅ではないのですが、ちょっとだけ運転停車。駅の方がホームから歓迎してくれました。
「稚内駅」16:41着
野生動物の急ブレーキの影響でやや遅れて到着!
稚内でも多くの方が出迎えてくれました。
改札口ではきっぷは記念に持ち帰る前提で準備してくれていてテンポよく北海道印の無効印を押して頂きました。
旭川から6時間28分。途中で合計2時間近く停車時間があるとはいえ、長いかな?と思っていましたが短く感じました。
駅舎内も「花たびそうや」号一色!
毎度のことながらガラスの反射で撮影しにくい看板?
士別駅の駅員さんに刺激されて古いアルバムから!
平成9年頃?の稚内駅
急行「利尻」
気動車の中に寝台車が1両連結されていました。
ダイナミックプライシングに完敗!
この日は稚内に宿泊しましたが、東京ですか?と思うような強気の宿泊費にビックリ!
公式サイトより旅行会社サイトがかなり安かったので予約&入金したものの公式サイトが直前に大幅値下げでおよそ半値に!
予約取り直しには旅行会社のキャンセル料が発生するので泣く泣く高値のまま泊まらざるを得ませんでした。
いわゆるダイナミックプライシングというやつですが、後から高くなるのは理解できても大幅に安くなるのはいい気はしません。近隣のホテルは最後まで強気のままだったのでまだその方が納得できるでしょうね。
これから行く方は特に1週間前から細かく宿泊費をチェックすることをお勧めします。今週も大幅に値下げされています。
自分が泊まる日だけでなく、少し前の日もチェックして値下げするタイミングを、そのホテルの傾向を分析すべきでした。
今回は必要があったので宿泊しましたが積極的には利用したくないのが本音ですね。感染症以降、大浴場は極力利用しないし、夜遅くに無料という名の抱き合わせ販売に魅力はありませんでした。
いつも利用している他のチェーンは後から安くなることがないので公平!安心して泊まることができると痛感した次第です。
次回へ続く