夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

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観光列車「海里」で運転!~「再会、只見線1周年号」乗車記①(新潟→会津若松)

 

「再会、只見線1周年号」とは?

豪雨災害によって2011年7月から長きにわたって一部区間で不通となっていた只見線(会津若松~小出)が2022年10月1日に全線復旧。

輸送密度の低いローカル線は災害に遭うと工事費が膨大だとそのまま廃止されるケースが多い中、地元自治体が設備を維持管理する「上下分離方式」で奇跡の復活を遂げました。

その1周年を記念して2023年10月1日、観光列車「海里」車両を使用して「JR東日本びゅうツーリズム&セールス」主催の団体専用列車として新潟から会津若松まで只見線全線を経由して運転されました。

(出典:JR東日本びゅうツーリズム&セールス)

旅行代金は1人15000円から。

  • リクライニングシート(1号車)が15000円
  • ダイニング(4号車)が16000円
  • コンパートメント(2号車)が2人使用で1人17500円

新潟の日本酒とおつまみ、お昼のお弁当とお茶が付きました。

リクライニングシートとダイニングは相席で、コンパートメントは相席なしで販売されました。

 

今回の団体専用列車が運転された「新潟から小出経由で会津若松まで」の普通乗車券が4510円。

「海里」の通常の座席指定料金が840円なのでもし通常の臨時列車として一般に「マルス」で販売されていたなら合計で5350円です。

上記の飲食が付いていたとしても通常の臨時列車として乗車するよりも割高な価格設定となっていましたが、発売日の8月21日は「14時打ち」状態で瞬殺の人気でした。

呑み鉄たこちゃんはコンパートメント希望でしたが、予約できたのはリクライニングシートでした。でも取れただけでも嬉しい!

「海里」には以前、通常ダイヤで新潟→酒田間でコンパートメントに乗車したことがあるので2回目でした。

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新潟駅から「海里」に乗車!

2023年10月1日の朝は雨が降りそうな微妙な天気・・・

新潟駅は相変わらず工事中で行くたびに通路が変わっていて少し迷いました。

受付は新潟駅にある「駅たびコンシェルジュ」の前。以前の「びゅうプラザ」?

団体用の契約乗車票を受け取り、入場は各自で、「海里」の発車は9時59分で入線は9時51分と説明がありました。

駅の発車案内は無機質な「団体専用列車」でちょっと寂しいかも?

予告通り9時51分に入線してきました。ホームの撮り鉄は少な目でした。「海里」の車両そのものは、ほぼ毎週末に運転されており、特に珍しくありませんから当然ですね。

主に「海里」に乗車する人達が撮影を楽しんでいたようです。

定刻の9時59分新潟駅を発車!

駅員さん達が盛大にお見送りしてくれました。

 

新潟発車後さっそく呑み鉄

新潟を発車すると早速’新潟らしい景色’に。

今回の「再会、只見線1周年記念号」では3号車で車内販売があると事前に案内されていましたが、発車直後はまだ開店していないと思い、最初の1本目は駅で買ってきました。新潟に来たからにはこのビール!

この’じゃがりこ’、サイズが小さめでチャックが付いているので便利でした。朝食を食べた直後ですがビールだけでなくちょっとだけ食べ物も欲しいので。

車内では添乗員さんから新潟の日本酒とおつまみのセットが配布されました。持ち帰り前提なのでしょうが、おつまみが多すぎ?

席にいない人もいて添乗員さんが必死に受け取っていない人を探していました。

 

魅力的な生ビールの車内販売

3号車の売店での買い物のついでに車内の散策。

通常は4号車のダイニングはびゅう旅行商品専用車両なので指定席券で乗車した場合は立ち入ることができないのですが、この日は全員が旅行商品なので特に制限がありませんでした。

他のお客さんがいる中で車内の写真は撮りにくいので控え目に1枚撮りました。

3号車の売店

記念写真用ボード

記念スタンプ

早速、生ビールを購入!530円でした。

「SLばんえつ物語」では新潟発着の頃は生ビールを販売していたのですが、新津発着に変更されてから車内販売の拠点が新潟なので積み込みができなくなって中止したと聞きました。SLが新潟駅高架化で坂を上れないとか・・・

「海里」は新潟から出るので生ビールを車内で販売しています。

車内で買って飲む生ビールは最高!

長岡駅で運転停車

上越線へ

只見線へ入る小出(こいで)駅で運転停車!

何かイベントをやっているようでしたが、運転停車でドア扱いがないので下車できませんでした。

小出駅で進行方向が変わり、1号車の乗客は黙々と座席を回転。4号車を先頭にしていよいよ只見線へ入りました。

 

次回へ続く

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