青海川駅で6分停車、目の前が海!
「越乃Shu*Kura」は青海川駅に6分間停車します。ホームのすぐそばが海なので、ほとんどの乗客が下車して景色を眺めていました。
6分間は意外に短いので乗り遅れのないように注意しましょう。反対側のホームへ行って列車の撮影をしたかったのですがやめました。この列車に乗ってないけど駅に来ている人も居たようで、乗り遅れたのか?と思ってビックリしました。
各座席に地酒の無料配布が!
青海川を発車してしばらくすると各座席に小さなカップに入った新潟の地酒の無料配布がありました。銘柄は聞きそびれましたが・・・中止している蔵元イベントの代替えなのだと想像します。
少しですが無料でお酒を頂けて嬉しいですね。長岡発車後にももう1回ありましたので素晴らしいサービス!大人でも意外に断っている人が居ました。
そうそう、乗車直後はジャズ演奏とかで席にほとんど座っていなかったのでスルーされたのだと思いますが、車内改札で車掌さんから絵葉書を貰いました。これは指定席券に日付のスタンプを押して入念にチェックして厳格でした。
長岡駅では特急退避、18分停車
柏崎を過ぎると列車は海沿いから内陸部へ入り、長岡を目指しました。長岡は11時33分着で18分停車。ここで新潟行の特急「しらゆき」に抜かれ、さらに新潟行の普通列車が先発していきました。
十日町行、越後湯沢行の場合はは長岡駅で列車の進行方向がかわるので座席の回転が必要ですが、新潟行の場合はそのまま進むので座席の回転は不要です。
長岡駅停車中は特にイベントはないのですが、反対側のホームに行き列車の撮影と、駅のトイレを利用しました。長岡では一定数の乗客の乗降があり、乗客が入れ替わりました。
車内で駅弁、至福の時間!
長岡駅発車は11時51分。新潟まで残り1時間少々あり、ちょうど昼食時なので車内で買った直江津の駅弁を食べました。呑み鉄たこちゃんはかにが好きなので直江津の「かにずし」と「いかげそ天」を夫婦で分け合って食べました。
列車は新潟らしい田園風景の中をディーゼルエンジン音を唸らせながら走り、無事に定刻13時06分、新潟駅へ到着しました。
約3時間という観光列車としてはやや長い乗車時間でしたが、とても楽しく過ごせました。車両は古いけど「海里」よりもこっちの方が楽しかったなあ?というのが率直な感想です。
新潟駅では空港リムジンバスに乗るために南口へ出たので詳しくは見ていませんが、国鉄の鉄道管理局の面影を残す万代口の駅舎はすでに解体工事が始まっており、仮設の改札口になっていたようです。
この後、新潟空港14時35分発の新千歳行ANAに搭乗して帰宅しました。けっこうギリギリの接続なので実は列車が遅れないかヒヤヒヤしていましたが無事に乗れてよかったです。(もし駄目だったら新幹線で羽田へ行くつもりで、羽田発の変更可能なマイルの特典航空券も用意していました。)
皆さまも新潟のお酒を楽しむ観光列車「越乃Shu*Kura」の乗り鉄を楽しんでみてはいかがでしょうか?