二本木駅でスイッチバック
直江津から約30分、「雪月花」はスイッチバックで二本木駅へ!
二本木駅のホームへは勾配がきついため一旦引き込み線に入ります。
引き込み線には雪対策の屋根が付いていました。
屋根のある所で一旦停止。二本木駅へ向けてバックしました。
九州の立野駅(豊肥本線)では運転士さんが反対側へ移動してから運転していた記憶がありますが、ここでは何とアテンダントのお姉さんが運転席の窓から顔を出して後方を確認、残りメーターを報告しながら、運転士さんは後進の間は立って操作していました。
そして妙高高原側から直江津行きの普通列車が接近!
ほぼ同時にホームへ着きました。
二本木駅に到着!
前回乗車したときは2号車だったのと食事に夢中だったのでスイッチバックの駅に来た記憶はあるのですが、真剣に見なかったのでとても新鮮でした!
ホームでは地元の特産品の販売が行われていました。ただ、乗客の購買意欲はあまり高くなかったようでした。


デザートの時間
二本木を発車したらデザートが運ばれてきました。
呑み鉄たこちゃん妻はデザートを丁重に辞退しました。
デザートの時間になってもまだアルコールを注文する悪い人たち?
「雪月花」ロゴ入りのグラスが素敵です!
そういえばデザートの時間、ケーキを食べている人が複数いて「えっ?」と思ったのですが、帰宅して予約画面を見たらオプションにありました!他に案内がなかなか見当たらなかったので謎でした!
妙高高原駅で折り返し
15時58分、「雪月花」はえちごトキめき鉄道としなの鉄道の境界駅である妙高高原に到着しました。実はその前に「棚田」のビュースポットがあり減速していたのですが、たまたまそのタイミングでトイレに入ってしまい、見れませんでした。(折り返して走行中は減速や案内なしでした。)
前回午前のコースに乗車したときはここで改札を出て駅前の土産物屋さんに連れていかれ、野沢菜を買った記憶がありましたが、今回は特に何もなく、自由行動でした。
向かいのホームにはしなの鉄道の電車が止まっていました。
約18分停車して通って来た同じ路線へ折り返し、上越妙高へ向かいました。
夕暮れのなか上越妙高へ!
「雪月花」は夕暮れの景色の中、終点の上越妙高へ向け快調に走りました。
下車前にはお姉さんからお土産としてお米とカステラを頂きました。お米は新米との事で、帰宅後に早速頂きました!
上越妙高駅に到着!
上越妙高からはすぐに北陸新幹線に乗り換えて東京へ撤収しました。実は北海道へも羽田から20時30分のANAか21時のAIRDOに乗れば当日中の帰宅が可能なのですが、さすがに疲れるのでそれはやめました。
まとめ、観光列車満足度No1の「雪月花」
「雪月花」へは2回目の乗車となりましたが、前回と比べてサービスが大幅にが向上、洗練されていて好感度がかなり上がりました。現時点で呑み鉄たこちゃんのお気に入り観光列車No1です。
北陸新幹線と引き換えにJRから切り離され、押し付けられた並行在来線という厳しい経営条件のなか、こんなに素敵な観光列車を企画し、運行、サービスにあたるえちごトキめき鉄道の現場の皆さまに感謝の気持ちで一杯です。観光列車の印象を決めるのはそこで働く人達です!
北海道から新潟県、しかも上越地方は空港から遠く、気軽には行けないのですが、こんなに素敵な観光列車があるなら、毎年でも乗りに行きたい!と思わせるものでした。
冬季の観光付きコースやJRなど他社への乗り入れ等、積極的な営業を行っており、今後を期待しています!