夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

マイルやポイントをお得にためて呑み鉄(最近は船も)を楽しんでいます!

「さんふらわあ くれない」昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ乗船記①~前泊なしで大阪南港へ移動!

 

昼間の瀬戸内海を楽しめる特別な便

瀬戸内海で関西と九州を結ぶフェリー航路はどれも夜出港~朝入港です。これだと宿泊と交通を兼ねることができて物流や観光にとても便利なのですが、風光明媚な瀬戸内海を夜間航海するので景色をあまり楽しめません。

’フェリーさんふらわあ’(←フェリー会社の社名です。)では「昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ」と銘打って昼間の瀬戸内海の航海を楽しめる特別な便を何度か運航しています。

昨年まではその多くが日曜日10時台出港で関西圏以外から利用する場合は前泊が必要でしたが、今年は13時出港なので呑み鉄たこちゃんが住む北海道からでも前泊することなく乗船できます。また日曜日出港だと高齢者以外は使いにくく、今年は大阪発下り便が土曜日出港なので多くの人に乗船しやすくなったのではないでしょうか? 

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運賃は高額なD期間だけど実はコスパが良い?

「昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ」の運賃は一番高いD期間が適用されます。お盆や年末年始に適用される往復割引さえ不可となる恐ろしい運賃です。通常なら呑み鉄たこちゃんはそんな期間には絶対に乗船しません!

呑み鉄たこちゃんが利用したセミスイートの場合、

1人当たりD期間は38990円!

これがA期間だと26340円!(僅かですがWEB割引も)

安い時期に乗船するより12650円も高くなり、正直言って高いです。

ただでさえ割高感がある航路なのに、ネット予約割引や運賃制度の改悪もあり、気軽に乗船できる金額でないのが本音です。(特定の割引のみ上等級も含めて極端に優遇しているのが謎です?)

但し、「昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ」では通常ダイヤよりも長く乗船できるんです!この便の乗客は移動を主目的として乗船するのではなく、船に乗ることを目的にしているので乗船時間あたりの運賃額を比較してみると・・・

・通常ダイヤ

 大阪→別府間 11時間50分

 セミスイートで乗船1時間あたり2226円

・昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ

 大阪→別府間、別府へは早朝4時25分着なのですが、

 7時45分下船でも良いので出港から下船まで

 18時間45分あります。

 セミスイートで乗船1時間あたり2079円

一見割高に見えますが乗船時間あたりのコスパは良くなります!

「くれない」「むらさき」は通常ダイヤだと寝るだけで十分に楽しむ余裕がない!と評判なので「昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ」なら乗船時間あたりの運賃は少し安くなるのでお得であると考えてもいいかも知れません!

(出典:フェリーさんふらわあ)

 

北海道から前泊なしで大阪南港へ!

呑み鉄たこちゃんは2023年の第1回目である7月8日大阪発別府行きの「昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ」に乗船しました。

当日は早朝の快速エアポートで新千歳空港へ!

7時35分発の関西空港行きの飛行機に搭乗しました。早朝発は辛いですが、宿泊数を少なくすることで荷物が少なくなるのでその方が効率的です。

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早起きだったので機内でパンの朝食。

この日は梅雨前線の影響で通常と異なるルートを飛行しました。通常だと宮津から岡山、小豆島、淡路島と経て関西空港なのですが、この日は中部空港へのルートのあと、紀伊半島、徳島、淡路島、神戸空港の南側を経て関西空港へ着陸しました。

(出典:フライトレーダー24)

徳島ではオーシャン東九フェリーが!

鳴門海峡も!

神戸空港

大阪南港には「さんふらわあ くれない」が!

泉大津に阪九フェリー

通常でも大回りな関空行きフライトなのですが、更に大回りをしたので関空に定刻9時45分着のところ17分遅延で10時02分に到着しました。10時10分の沖縄行きに乗り継ぐ人達は乗り継ぎできずに置いていかれたようです。しかも次の便は13時30分。同一航空会社で最低乗り継ぎ時間(MCT)は満たしており、すぐ隣に沖縄行きの飛行機がまだ居て、次の便が1時間後とかならまだしも3時間以上もあるのに接続できないのは本当に気の毒に思いました。

相変わらず関空は外国人で混雑していました。

特急ラピートと大阪メトロを乗り継ぎ、、、(予定より1本遅れ)

トレードセンター前駅に到着!

 

大阪南港コスモフェリーターミナル

乗船開始が12時10分と案内されていて、多分写真とか撮っていたら少し遅れての乗船になりそうなタイミング・・・飛行機が遅れなければもっと余裕があった筈ですが、ちゃんと間に合っただけ良しとしましょう!

手続きの前に展示されている古い船の模型を見学。別府で展示されていたものでしょう。

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くれない丸 2999.01トン 昭和34年11月18日進水

さんふらわあ(ゼロ) 12130.47トン 昭和46年9月6日進水

関西汽船とダイヤモンドフェリー、フェリーさんふらわあの歴史年表

外に出て乗船する「さんふらわあ くれない」の写真を撮影。

といっても船体の写真が撮りにくい港です。船首側からの撮影がごく一部の許可を得た人以外は困難です。

フェンスの網の間にカメラを入れて撮影。これが限界です。

あまり時間がないのでターミナルへ戻って乗船手続きを。既に乗船開始されていたので人影はまばら・・・?

窓口で聞こうと思っていたのですが、昼食の営業はないとの御触書が!

本当はメールで送られてくるQRコードがあれば窓口へ寄る必要はないのですが、記念に紙の乗船券が欲しいのと、商船三井の株主優待の返金があるので窓口へ!

株主優待は5000円返金です。ネットで正規運賃を入金して電話連絡、当日窓口で現金にて返金、受け取りの署名という流れでした。優待券に株主の住所と氏名が印字されていて他人でも使えますが、親族や友人でない赤の他人へ転売や譲渡するのは心理的に抵抗がありそうで、株主優待券としては完璧だと考えます。以前の関西汽船の株主優待券が金券ショップで安価で販売されていて客単価が落ちたのに懲りているのだと推察します。

昼食を隣のコンビニで購入。向かいのガストで弁当を買いたかったのですが、ちょうど土曜日の昼時で混雑していたので諦めました。

いよいよ乗船です!

 

次回へ続く

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