夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

マイルやポイントをお得にためて呑み鉄(最近は船も)を楽しんでいます!

「さんふらわあ くれない」昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ乗船記③~明石海峡通過後、船内散策

この記事の続きです。

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出港後ちょっと寂しいコンビニランチ

大阪南港出港後、乗船時に配布された資料や海図を眺めながら遅めのランチにしました。海図や資料は前回とほぼ同じものな様ですが、島の説明や通過時刻が記されているので重宝しました。アンケートに回答すると抽選で1組に無料乗船券が当たるそうです。

船内で昼食の営業や販売を行っていないので乗船前にローソンで買ったコンビニランチです。昨年までは全員にお弁当が配布されていたようなのでこの点はちょっと残念です。豪華な客室にコンビニで買ったランチが不釣り合い?次回乗る時はちゃんとしたお弁当を買って乗ります!

お部屋にワイングラスが備え付けてあるのですが、持ち込んだ使い捨てのワイングラスで乾杯!

 

あっという間に明石海峡大橋

お部屋で昼間からお酒を飲みながらだらだらとランチをしているとあっという間に明石海峡大橋が近付いてきました。ここは何度も通過していますが、明るい時間帯の通過は貴重です。降らないだけマシかも知れませんが今にも雨が降りそうな天気なのが本当に残念!

明石の天文科学館の大きな時計が見えました。

 

「さんふらわあ くれない」船内散策

大阪南港を出港してお腹も落ち着き、最初の見所である明石海峡大橋を通過し、播磨灘へ抜けました。瀬戸内海としては広い海域で小豆島までしばらく景色が単調になるので船内を散策してみました。

船内のパブリックスペースは大階段の周囲に集約され、あとは船首側に部屋がずらっと並んでいるという印象です。

 

エントランスホールの大階段。何度見ても圧巻!

大階段から続くスイート区画の8甲板への階段は普通でした。

エントランスのロビーも広々!丸い窓がお洒落ですね。

記念写真コーナー。商船三井フェリーや志布志航路と同様です。

手前の楕円形のモニターは船内や寄港地の案内や商船三井やさんふらわあの歴史が見れるタッチパネルです。まじめに読むと長くなるので程々に・・・

 

レセプション。呑み鉄たこちゃん世代には「案内所」と言ったほうが馴染みます。

 

ショップ。やはりこれも「売店」と呼んだ方がわかりやすいですね。

従来のフェリーの売店のイメージを覆す、お土産や特産品に力を入れている印象で、旅客が多い瀬戸内海航路ならではと感じました。

 

自動販売機。

ソフトドリンクは地上のコンビニ価格。ビールは少しだけ高い印象です。呑み鉄たこちゃんはフェリー会社さんへ応援の意味を込めてできるだけ船内営業にお金を使いたいと考えています。わずか数十円節約のために重い缶ビールを外から持ち込むのは合理的ではありません。アイスクリーム、カップラーメンはありましたが、冷凍食品は扱っていませんでした。

価格例:

伊藤園健康ミネラル麦茶600ml 150円

サントリーやさしい麦茶600ml 140円

アサヒスーパードライ350ml 250円

アサヒスーパードライ500ml 330円

冷蔵ロッカーは200円。レセプションで冷凍も200円で預かってくれるそうで良心的ですね。

相部屋の区画にはコインロッカー多数並んでいました。100円玉は返却されます。

給湯室には電子レンジ、無料の製氷機と紙コップもあり、食事持ち込みの乗客にも優しい!他のフェリー会社さんの中にはレストランと競合させないようわざと設置しないケチ臭いところもあるのでこういう配慮はとても嬉しいですね。

 

7甲板に大浴場です。呑み鉄たこちゃんはコロナ禍なので部屋のシャワーを使ったので利用しませんでした。大浴場は夜間は閉鎖されますが、シャワールームはいつでも使えます。「あいぼり・こばると」ではシャワールームがなかった筈なので大浴場が混んでいるとき等に本当に便利です!

マッサージ機。1回200円でした。

 

8甲板にはスイート系専用のカフェラウンジがあり、乗船券のQRコードで入場します。コーヒーとアイスクリーム(森永乳業社製パルム)3種類が無料で頂けました。

このラウンジ、船首に設けて欲しかったです!夜間の航海が主なので船首側に窓を設けたくないという運航上の理由(マナーの悪い客がいると夜間に光が漏れて操舵室からの見張りの妨げになる)なのかな?とも想像しますが、船首にスイート専用ラウンジを設ければ、往年の関西汽船の純客船にあった特等専用ローンジの再現となり、よりプレミアム感が演出できたのではないか?と思いました。呑み鉄たこちゃんは関西汽船「こばると丸」で子供心に感動したのを今でもよく覚えています。

 

部屋の空気清浄機はダイキン社製でしたが、パブリックスペースはAirdog社製で船内至る所に空気清浄機が設置しているのがコロナ禍に誕生した新造船という感じです。

 

7甲板の個室通路に客船時代のポスターや地図が!

デラックスやスーペリアの個室が並ぶ7甲板の通路にレトロなポスターや瀬戸内海航路図が掲示されていました。ここだとせっかくの素敵な掲示に気付かない人もいるかも知れません。(実は呑み鉄たこちゃんも探しました。)

この観光地図、大分県が誇る有名温泉地である由布院が全く記載されていない点に注目!当時は有名じゃなかったんです!

「ブンゴ富士」(=由布岳)の次は「森」(=豊後森)

 

昼便限定!レストランではドリンクバーが無料!

レストランでは夕食の営業1時間前である17時まで座席がフリースペースとして開放され、「昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ」限定サービスとしてドリンクバー無料サービスが行われていました。生ビールは有料で営業中。窓側のテーブルでは乗客が思い思いの時間を過ごしていました。

 

「さんふらわあ くれない」「むらさき」船内図はこちら!

(公式サイトで探しにくい場所にあるのでリンク貼っておきます。)

https://www.ferry-sunflower.co.jp/lp/newship/kurenai_murasaki/pdf/inboard-view.pdf

 

スイート専用ラウンジの場所と、スーペリアの船室が窓なしの内部屋でプライベートベッドの船室が左舷側にあるのに窓がない・・・窓のない個室がとても多いのが残念な点ですが、船内の内装は客船にっぽん丸をデザインされた方だそうで、寝るだけの夜行便には勿体ないゴージャスな設備で客船の船旅気分を味わえると思います。

 

次回へ続く

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