夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

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「さんふらわあ くれない」昼の瀬戸内海カジュアルクルーズ乗船記④~少し高いけど美味しい瀬戸内ビュッフェ

この記事の続きです。

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演奏のイベント、備讃瀬戸東航路へ

昼の瀬戸内海カジュアルクルーズの「さんふらわあ くれない」は播磨灘を航行し、小豆島へ近づきました。ちょうど坂手港から神戸へ向かうジャンボフェリーの新造船「あおい」と反航!「あおい」にも乗ってみたいですね。

北海道から早朝出発してきたので播磨灘で少し昼寝しようと思っていたのに昼間の瀬戸内海が楽しすぎて一睡もしませんでした。

小豆島の地蔵埼を過ぎると備讃瀬戸東航路へ!

16時50分から演奏のイベントがありました。

二胡とピアノのコラボ演奏との事で、「さんふらわあの唄」に始まり、大分にゆかりのある「荒城の月」などの演奏が30分程度行われました。船内での生演奏は船旅を盛り上げてくれますね。

 

充実の女性用パウダールーム

相部屋の船室がある6甲板の女性トイレにはパウダールームがありました。明るさが調整できる鏡やカーテンで仕切れる更衣室、ドライヤーなど、女性の身支度に便利なように工夫されていました。撮影は呑み鉄たこちゃん妻です。

 

瀬戸大橋通過は室内から?

次の見所は瀬戸大橋通過!

ただ、この予定時刻が

・パンフレットやHP→17:50頃

・当日配布された海図→橋を過ぎた広島が17:40なので17:30頃?

・当日配布された冊子資料→17:45頃 

とバラバラで矛盾していた点は残念でした。(潮流の影響や水島航路の交差部で調整が入ったりして時刻が前後して電車のようにピッタリ航行できる訳ではないというのは理解しています。)

重箱の隅を突いている訳ではありませんが、昼間の航海で景色を楽しみに乗船しているのでこの点は改善してほしいですね。

呑み鉄たこちゃんは「マリントラフィック」のアプリと目視で大まかな船位はつかんでいましたが・・・そういえばテレビ画面に現在地の表示がありませんでした。

 

瀬戸大橋通過をデッキで見ていたら18時からのレストラン営業開始に間に合わないと判断して瀬戸大橋は6階の室内から見ることにしました。レストランは開店と同時に入店してまだ明るい時間帯に窓側のテーブルに絶対に座りたかったので!

既にレストランの入口には早めに食券を買う人の姿もあり、これから食券を買う列と食券を買った人の列に分けられていたため呑み鉄たこちゃんも早めに購入しました。

クレジットカードが使えるのは嬉しいけど通信状況が悪いとやり直しになりました。

レストラン開店待ちの列の様子を伺いながらエントランスロビー周辺の窓から外の景色を眺めました!

大槌島。漁業権の都合で香川県と岡山県の県境が島にあります。12ノットの速力制限区間に入っていたのでゆっくりとした速度で進んでいました。

瀬戸大橋で備讃瀬戸北航路へ!

橋を見終わった人達がレストランへ押し寄せて来ると予想、ここまで見てレストラン開店の列に並びました。一番ではありませんでしたが、窓側確定です。(さすがに並んでいる人達の撮影は遠慮しました。)

 

レストランの瀬戸内ビュッフェに大満足!

夕食の「瀬戸内ビュッフェ」2300円!

フェリーさんふらわあの他の航路は1800円なので別府航路だけ500円高くてその分刺身や料理が充実しています。観光客が多いであろう別府航路は特別な位置付けなのでしょう!

入店後はまず荷物や上着を置いて席の確保!希望通り窓側2名席をゲット!

瀬戸内ブッフェの一番のウリは刺身!誰も手を付けていない状態で撮影できました。

(よくあるバイキングでの冷凍のマグロ、サーモン、イカの刺身とはレベルが違います!)

大分名物りゅうきゅう

様々な料理が並んでいました!

デザートも豊富!

そしてそして、一番良かったのはマスクケースと手袋完備!コロナ禍を過去のものとして忘れて何も準備していない飲食店もあるなか、これは良かったですね!

という事で呑み鉄たこちゃんが最初に選んだ料理はこれです!茶色いものばかり?

開店直後は刺身に人が群がっていましたが、落ち着いてから頂きました!

2回戦はカレー(+うどん)にしました!明らかに食べ過ぎです。(鶏飯は1回戦からの繰り越しです。)

すっかり暗くなりました。燧灘で日没。

懸念していたレストランの混雑もなく拍子抜け。

少し高いけど充実したメニューに大満足しました!


ライトアップされた来島海峡大橋

あたりはすっかり暗くなり、通常の夜間航海と同じ景色になりました。来島海峡大橋の通過時刻も資料によって差があるのでテレビのレーダーマストからの映像を見ながら部屋でのんびりビールを呑みながら過ごしました。

この日は北流だったので中水道でした。

来島海峡航路は「順中逆西(じゅんちゅうぎゃくせい)」の航法で有名です。

風は吹いてくる方向ですが、潮流は流れていく方向

なので例えば

北風北から→南へ向かう風

北流は南→北へ向かう

な訳で、北流なら潮の流れと同じ向きに航行するので順潮、中水道を航行することになります。船の舵効きは順潮のときに効きが悪いので大きく屈曲する必要のある西水道を逆潮で航行させる世界でもここだけの特殊なルールが決められているのです。飛行機も追い風だと失速するので風に向かって離着陸するのに似てますね。

来島海峡海上交通センター

 

ちょうど橋がライトアップされていました。調べたら22時までとの事で、通常の瀬戸内海の夜行フェリーに乗ると真っ暗ですから、これも貴重な景色だと思います。そしてここは橋だけでなく狭くて潮流の早い水道を巧みに抜けていく迫力が見所です。橋の明かりだけに見とれるのは勿体ないと思います。

瀬戸内海の3大架橋を1度の乗船で全て見れて大満足!

来島海峡通過後、2回目の演奏のイベントがありましたが、お腹いっぱい食べてほろ酔いだったのでそのままお部屋で眠ってしまいました。

次回へ続く

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