この記事の続きです。
パブリックスペースの撮影は早朝に!
「それいゆ」船旅の朝は早い・・・?
深夜の出港だったので朝はゆっくりと寝坊したいところですが、目覚ましこそはかけませんが目が覚めたら起き上がりました。
それは早朝に船内の公共スペースの写真を撮りたいからです。
みんなが起きてしまうとツーリストのお客さんたちが公共の場所でくつろぎ始めるため、なかなか船内の写真が撮れません!
それでは恒例の船内巡視スタート!
4F 豪華なエントランスが圧巻!
船内案内所と売店です。新日本海フェリーでは従来は別々に設置されていて売店が利用できない時間が長くて不便でしたが、案内所がオープンしている時間なら利用できるようになって便利でした。船員さんが巡視中で不在の場合は利用できません。支払いにクレジットカードや交通系ICカードが使えるのは素晴らしい!(決済に少し時間がかかりますが、海上なのでやむを得ません。)
4階のエントランスホールです。イベントが出来るようなステージがありますが、利用した日は特に何も行われていませんでした。椅子は長居できないようにか?座り心地があまりよくありません。
エントランスを見上げると3層吹き抜けで豪華です。
階段の下にはピアノがありました。イベント等で使うことがあるのでしょうか?
記念撮影用の救命浮環?
乗船記念スタンプ
貴重品ロッカーと100円公衆電話
コインロッカー。100円玉が必要ですが、何と使用後に100円は返却されるのでとても親切だと思います。但し、あまり数が多くありません。
自動販売機コーナー。意外に小さいものでした。ソフトドリンクはコカ・コーラーとサントリー。日清のカップラーメン、給湯器もありました!
何故かビールはキリンだけでした。一番搾りの350ミリ缶が290円、500ミリ缶が380円。500ミリのペットボトルは180円、缶ジュースや缶コーヒー等は130円でした。
5F レストラン、フォワードサロン等
エントランスホール
左舷側です。長居できないよう座りにくい不思議な椅子が並んでいました。
右舷側はカウンター席で充電も可能です。
レストラン入口前には舵輪の置物がありました。
レストラン。カウンター席が多く配置されていますが、他の大型フェリーと比べるとコンパクトな印象です。
営業時間外もドアが開いていてテーブル席を利用できる感じなのですが入りにくい雰囲気です。営業開始20分前には一旦退席が必要なようです。
バーベキューガーデン。レストランを通り抜けて船尾側から外に出たところにあります。
フォワードサロン。前方の景色を見れる静かなサロンです。飲食や仮眠は禁止です。新日本海フェリーグループならではの嬉しい設備ですね。
キッズルーム。誰も使っていなかったので覗いてみました。
6F 浴室、スクリーンルーム等
3層吹き抜けのエントランスホールを上から見下ろした景色です。
展望浴室。サウナと露天風呂、シャワールームがあるようです。呑み鉄たこちゃんはコロナ禍なので共同の浴室利用を極力避けているので利用しませんでした。
スクリーンルーム。プラネタリウムと映画上映を行っていました。
スポーツルーム。
「それいゆ」はフランス語で太陽、ひまわりの意味で北九州市の花です。船内いろいろな場所でひまわりが飾られていました。
パブリックスペースのまとめ
本船は社名は東京九州フェリーですが、季節によっては新日本海フェリーの航路と船を入れ替えたりしているので実態は新日本海フェリーと同じなのだろうと思います。その証に船籍港が「小樽」なんです。船員さんの多くは新日本海フェリーの人たちなようです。
旅客定員が268名と少なくなっているので個室が少なく、船首側に客室やパブリックスペースが集中していて船尾側にハウスがない独特なスタイルをしています。なので客室区画の通路が短いですね。
新日本海フェリーグループの船としては旅客設備が簡素になったと言われる本船ですが、それでも船体に「Cruising Resort」と描かれているのに恥じない、十分な設備が整っていると思います。グリルやスイートルームが廃止されているとは言え、これぞ「フルサービス」のフェリーと言えるでしょう!
次回へ続く