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余市駅の特産品販売が大盛況!
余市駅では9分の停車時間があり、地元の特産品販売が事前に予告、案内されていました。
呑み鉄たこちゃんは各地の観光列車に乗ったときの体験から、今回は鉄道ファンがほとんどの客層で、余市での販売は鉄道グッズではないのであまり売れないのでは?と思っていました。
観光列車に乗ってせっかく地元の方達が特産品を販売していても、見るだけでほとんど売れない気の毒な光景を多く目にしてきたので・・・。
(※個人が特定される可能性のある画像は加工しています。)
ところが!
ドアが開くとすぐに多くの人達が特産品販売に列を作り、アップルパイはあっという間に完売になったようです。これには驚きました。
「密かも?」という際どい雰囲気ですが、観光客が皆無となって困っている地元の方達にとってはとても嬉しい出来事だったのではないでしょうか?乗り鉄の購買意欲の高さに驚きです!
今回呑み鉄たこちゃんは車内での飲食は控える方針でしたから、余市駅では特産品販売の様子をちらっと見てから反対側のホームに行ってノースレインボーエクスプレスの編成全体を撮影しました。駅で撮るときは反対側のホームから撮るのが美しいと思います。
余市駅発車の際はゆるキャラ「ソーラン武士」が見送ってくれました。
もっと乗っていたいけど・・・倶知安駅で下車
余市を発車するといよいよ’本格的に山線!’という景色に変わりました。車内には余市で販売されていたアップルパイの香りが漂いました。
窓から日差しが強く差し込んでいましたが、誰一人、窓のブラインドを下げない光景も壮観でした!乗り鉄の皆さんが静かに思い思いの時間を満喫していたようです。
国道5号線と並走。
かつて国鉄岩内線が分岐していた小沢に運転停車。
札幌から約2時間、特急ニセコ号でのんびり、楽しい時間を過ごしながら倶知安に到着しました。倶知安駅は北海道新幹線に備えてか?工事中でした。
本当は函館まで乗っていたい!気持ちでしたが、用件があるので倶知安で下車しました。下車した人は数人しか居ませんでした。乗り鉄な皆さんはほとんどが函館か新函館まで乗り通すのでしょうね。
隣のホームには本来は倶知安9時50分発でニセコ号からは乗り継げない筈の蘭越行きの普通列車が時刻変更で10時18分となっており接続を取っていました。
倶知安では知人に車で迎えに来てもらい、用件をさっと済ませました。
乗り鉄のマナーが良すぎ!黙鉄?
特急ニセコ号の乗車で感じたことですが、乗客はほとんどが男性1人の鉄道ファンと思われ、一般の観光客や高齢者、女性の姿は僅かでした。
先日、呑み鉄たこちゃんは快速エアポートの指定席で飲酒しながら顎マスク、大声で会話し続ける高齢者に遭遇し、指定席を放棄して他の車両へ脱出したことがあり、用件のためとはいえ、ほどほどに混雑した列車で移動することに不安を感じていた(車かバスにしようか?)のも事実です。
しかし、車内はずっと静かな状態で大声を出す人は皆無で安心して過ごす事ができました。どうしても乗りたい!鉄道ファン「だけ」が集まったため、静かで秩序ある車内の雰囲気となったのではないかと思います。
黙食ならぬ「黙鉄」とでもいいましょうか?
世間では鉄道ファンが悪く言われる事が多いのですが、たまたまかも知れませんがニセコ号で乗りあった乗り鉄の皆さんは本当にマナーが良かったと感じ、感謝でしかありません。
帰りは普通列車ですが、続きます!