前回の記事です。
久慈駅→「道の駅くじ」へ1時間の散策
久慈駅に到着しましたが、復路の「TOHOKU EMOTION」の発車は14時18分で1時間強の待ち時間がありました。
駅にはなつかしい「わたしの旅スタンプ台」がありました。子供の頃、専用のスタンプ帳を買ってもらって集めていた記憶が・・・?
JR久慈駅の外見。
三陸鉄道の駅舎は隣にありました。元々は国鉄でしたが第三セクターに分離されました。最近の並行在来線の三セクはキラキラネームが多いけど、三陸鉄道は普通な社名。こういう堅実な社名の方が好感が持てますね。
駅前には謎の「駅前デパート」
ドラマの舞台らしいですが、現在は営業していない模様です。
久慈到着前に「TOHOKU EMOTION」車内でお勧めされた道の駅まで歩いて行きました。徒歩10分といったところでしょうか?
食事は車内で食べているので不要ですが、お土産や特産品の販売が豊富なので「TOHOKU EMOTION」に往復乗車する場合の散策にはちょうどよいと思いました。
復路はオープンダイニング車両に乗車
復路の改札は発車10分前の14時08分からでした。
三陸鉄道の列車。駅舎は別々なのですが、改札内では繋がっている不思議な構造でした。(元々は国鉄で同じだった訳で・・・)
赤じゅうたんと「おかえりなさい」に迎えられて乗車!(往復乗車はバレバレでした!)
往路で個室を利用したので復路で個室に空きがあったのですが、両方体験したかったので敢えてオープンダイニング車両を選択しました。
復路の旅行代金は1人5600円。2時間素敵な列車に乗ってデザートとオードブル、アルコールを含む飲み放題!異次元の安さだと断言できます!
またまた引き出しの中にお土産が入っていました。
テーブル席の様子です。4人テーブルが海側に配置されていて2人用は山側です。もちろん景色が良いのは海側!(発車後に撮影)
天井に荷物棚はありませんが、テーブルの間に小さな荷物置き場(兼仕切り?)がありました。大きな荷物は厳しそうですね。
デザートでもアルコールOK!
久慈駅を発車!(お見送りなし)
往路は満席でしたが復路は乗客が少なく余裕ある車内でした。
メニューをみながらデザートなのにビールを頼んでしまう悪い人たち・・・
メニューには「アルコールメニューの内容については、サービス係へお尋ね下さい。」とあるのでデザートメニューで飲酒をする人はあまり想定していないのだと思います。
往路同様に瓶ビールやワインをオーダーできました。
最初の一皿である「デザートのアソートプレート」は全員に配られました。
- 洋梨のタルト
- モンブラン・カフェ
- 巨峰シャーベット
以後のメニューについては本来はビュッフェ方式だったのですが、感染症の影響でオーダー制になっていました。2024年4月からは2号車へ取りに行くビュッフェ方式に戻るそうです。
復路もアルコールを飲みたかったのでアルコールに合いそうなオードブルを3品オーダーしました。
- ミラノサラミ
- シーフードマリネ
- チーズバケット
往路では洋野エモーションの歓迎があった海岸ですが、復路ではやっていませんでした。
あまり甘いものは食べないのですがデザートも1品だけオーダーしました。
復路は種差海岸、鮫、本八戸に停車駅として停車。下車することも可能ですが誰も降りなかったようです。
せっかく観光列車に乗っているから長く乗りたいし、これから観光に行くにはやや遅い時間かなと・・・。
種差海岸駅
蕪島が見えてきたら八戸市街地に入ります。
鮫駅
本八戸駅。ここまで来ればシルバーフェリーに乗るとか、宿泊するとか、みろく横町へ行くような計画があれば下車するのもありかも知れませんね。
八戸貨物駅
八戸駅へ到着!
片道約2時間で往復で4時間ぐらい乗っていましたが、全く退屈することなく本当に楽しい時間を過ごす事ができて大満足で下車しました!
八戸からは東北新幹線で新青森まで移動して宿泊しました。宿泊費が高騰するなか、週末でも価格変動の小さい東横INNは庶民の味方です!
まとめ:コスパ最強!飲み放題の「TOHOKU EMOTION」
- JR東日本の「TOHOKU EMOTION」(東北エモーション)に八戸~久慈間、往復乗車してきました。
- 往路のランチは個室で、復路のデザートはオープンダイニングとして同じ列車で往復であるけど変化を付けて楽しみました。
- もし片道だけしか乗らないのなら圧倒的に往路が楽しい!美味しいランチと沿線の歓迎は往路の長所。
- 復路の長所は予約が比較的取り易いのと、割安な旅行代金で観光列車での飲食を楽しめる点です。
- 往復する場合の久慈駅での待ち時間はお土産や特産品が買える「道の駅くじ」への散策がお勧めです。
- アルコールが飲み放題の観光列車はかなり珍しく、旅行代金も割安感があるのでコスパはとても良いと思います。
- 割安だからと言って料理が劣る訳ではなく、完成品の積み込みではなく車内で調理、盛り付けをしているのでむしろ良いと言えます!
- JR東日本としては「TOHOKU EMOTION」の金額は安く設定して、多くの乗客が首都圏から新幹線で来ることを想定してトータルで高額にならないように調整しているのではないか?と推察します。
- 2024年4月からは和食メニューが登場します。フレンチやイタリアンだけでなく様々なジャンルのメニューで挑戦しているように思えます。
- 必ずリピートしたいと思える列車で、皆さまにも自信を持ってお勧めできます!