夫婦で呑み鉄!たこちゃんの旅ブログ

マイルやポイントをお得にためて呑み鉄(最近は船も)を楽しんでいます!

中華のランチコース!「TOHOKU EMOTION」乗車記①(八戸→久慈)

 

「TOHOKU EMOTION」(東北エモーション)とは

  • JR東日本の観光列車(のってたのしい列車)で八戸~久慈間を週末を中心に運行されています。
  • 往路 八戸11:06発→久慈13:02着(ランチ)
  • 復路 久慈14:18発→八戸16:01着(デザートビュッフェ)
  • 食事付きコースのみの販売、しかも1人では申し込めない制約(2人縛り)があるので鉄道ファンにとっては敷居の高い列車です。
  • 予約はJR東日本の「のってたのしい列車予約サイト」ですが、日によっては旅行会社の貸切で予約できない日もあるので注意が必要です。

www.jreast.co.jp

 

八戸駅から出発!

シルバーフェリーで八戸へ到着した呑み鉄たこちゃんは食事付きの観光列車「TOHOKU EMOTION」で久慈駅まで往復乗車しました。

 

八戸駅の発車は11時06分です。改札はスマホの予約か紙に印刷した乗車票を改札で提示してから入場。駅員さんはきちんと予約者リストと照合していました。

 

乗車口には赤じゅうたん!

 

ドアが開くのは10時55分です。

 

先頭車両へ行って記念撮影!

運転士さんが乗客へ積極的に声をかけてくれて撮影してくれました。

 

往路は個室に乗車!

予告通り10時55分にドアが開いて車内へ!

往路は1号車のコンパートメント個室車両にしました。

旅行代金は1人9500円に個室1室3600円の加算でした。往路は満席でしたが個室なのでとてもゆっくりと楽しめました。個室の料金としてはとても安いと思います!

 

通路は寝台列車のような雰囲気!(後で走行中に撮影)

 

テーブルにはメニュー

 

テーブルの引き出しにはお土産。ミニトートバッグ、箸置き、絵葉書でした。

 

着席するとすぐに林檎のウエルカムドリンクが!(ノンアルコール)

 

八戸駅を発車!

事前調査で駅員さんのお見送りがあると思ったのですが、忙しかったのか人が足りないのか、残念ながらこの日はありませんでした。

 

何と、アルコールが飲み放題!

発車後、希望のドリンクが提供されました。「TOHOKU EMOTION」のすごい所はアルコールも含めてドリンクが飲み放題である事です。

アルコールが飲み放題の観光列車って、何十万円もするような豪華なクルーズ列車をのぞいて「北信濃ワインバレー列車」ぐらいしかないのでは?あちらはワインだけですが、「TOHOKU EMOTION」はビールも選択できます!

 

今期のメニューは中華!広東料理の銀座嘉禅さんの監修!

ginza-kazen.com

以前はフレンチとかイタリアンのような洋風ばかりでお洒落な料理が苦手な呑み鉄たこちゃんは「TOHOKU EMOTION」を敬遠していたのですが、これなら食べれそうと思い、申し込みました。

 

「前菜」が提供されました。お姉さんから料理の説明がありました。

  • ピーカンナッツ(クルミの黒糖飴焚き)
  • 蟹肉の茶わん蒸し 金華ハム香るソース
  • 海鮮のタルタル仕立て 青実山椒のドレッシング
  • クラゲのレモン風味マリネ

 

ビューポイントでは徐行してくれる!

「TOHOKU EMOTION]は八戸の観光でウミネコの繁殖地として有名な蕪島(かぶしま)の近くを徐行で通過しました。

 

少し進んで葦毛崎(あしげざき)展望台では「TOHOKU EMOTION」は停車して景色を楽しませてくれました。

 

山側には鮫角灯台

 

ライブキッチンスペース車両!

食事の合間に他の車両を見学しました。

「TOHOKU EMOTION」の2号車は席ではなく1両丸ごとライブキッチンスペース車両!厨房です。

その証に八戸駅で見た車両の記号は「キクシ112-701」

ちょっとマニアックですが、キは気動車、クは制御車、シは食堂車をあらわします。

(車内はスタッフの方から許可を得て撮影しています。)

 

観光列車によくある記念撮影用のボード

 

手洗い場

 

沿線案内のイラストマップ

 

食事付き観光列車では車内で温めるだけか、あらかじめ調理されたものを駅で積み込む方式が多いのですが、「TOHOKU EMOTION」は車内で調理を行っている数少ない列車です。

3号車のオープンダイニング車両は復路で乗車するので立ち入らず、ここで引き返しました。

 

今期はメインが魚と肉の2品!

メインの1品目が来ました!

  • 鯛と青ザーサイのさっと蒸し 香港フィッシュソース

 

ドリンクのお替りに白ワインを頼みました。「TOHOKU EMOTION」10周年を記念して販売されているオリジナルワインだそう。

 

続いてメインの2品目

  • ガーリック豚の柔らか煮込み 香港熟成黒酢のソース

 

食事が美味しいのでお酒が進みます。アルコールがお替り自由って素敵です!

 

大漁旗で歓迎!洋野エモーション

「TOHOKU EMOTION」では太平洋の車窓を眺めながら、のんびりとした時間が過ぎていきました。

 

海岸で地元の方達が大漁旗を振って「TOHOKU EMOTION」を歓迎してくれました。

「夢をのせてJR」

 

大漁旗の旗振り


これは「洋野エモーション」という取り組みで、洋野(ひろの)とは岩手県洋野町の事です。沿線の方からの歓迎は観光列車の楽しみの1つですね。

 

デザートで満腹!

「TOHOKU EMOTION」往路の旅も終わりに近付き、デザートが提供されました。

右側のカスタード饅頭はストローで吸うようにお姉さんから説明がありました。

  • 中国茶 桃とりんごのフレーパーティー
  • 暖かい杏仁豆腐
  • 中国茶のクッキー
  • 流れるカスタード饅頭

 

大満足!久慈駅へ到着

終点に近付くと線路に雪が残っていました。

 

久慈市街地に入り・・・

 

約2時間の「TOHOKU EMOTION」の旅を終え、13時02分、定刻で久慈駅に到着しました。

 

入れ替わりに13時03分発の八戸行きの普通列車が発車!

次の普通列車は17時ちょうどまでないので、これに乗って八戸へ戻りたいのですが、さすがにギリギリすぎてリスクがあるので断念。(結果としては乗車できましたが、それで予定を組むのはリスクが高過ぎ!)

13時35分発の二戸行きのJRバスに乗ることも考えましたが、値段や快適性、トイレの事を考慮して復路も「TOHOKU EMOTION」に乗ることにしました。

次回へ続く

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