SEA SPICAの予約方法を解説!
呑み鉄たこちゃんはJR西日本と瀬戸内海汽船が共同で開発したという瀬戸内しまたびライン「SEA SPICA」に乗船しました。
「SEA SPICA」の予約方法とアクセス、乗船方法について解説致します。
予約方法は個人で申し込む場合、主に2種類です。(旅行会社でも手配できるようですが、ここでは一般的でないので除外します。)
①瀬戸内海汽船公式サイト
・旅行代金は通常期7000円、閑散期6500円、繁忙期7500円です。(JRの指定席の区分とは異なります。)
・代金は全区間、発着港にかかわらず均一です。
・キャンセルは3日前迄無料、2日前と前日10%、当日出港前まで30%。
・東向き(広島→三原行)のみオプションで「銀河ランチBOX」又は「下蒲刈島の島弁当」(各1500円)が申し込めます。
②JR西日本せとうち観光ナビ「setowa」
・旅行代金が広島発着6000円、呉発着だと5500円と瀬戸内海汽船よりもお得!
・キャンセルは220円。2日前以降はキャンセル不可。
・オプションのお弁当は注文できません。
旅行代金やキャンセルの条件など、両社で条件が微妙に異なります。
呑み鉄たこちゃんはオプションのお弁当を注文したかったので、割高なのは承知で瀬戸内海汽船公式サイトで申し込みました!
「SEA SPICA」は座席の指定や希望の受付が不可という不安要素があり、公式サイトで且つオプションを申し込めば配席に何らかの配慮があるかも?という思惑もありました。
皆さまもそれぞれの長所と短所を比較して目的に合う方で予約してください。完全予約制なので当日では乗船できません。
広島港(宇品)へのアクセスと乗船手続き
呑み鉄たこちゃんは広島駅前のホテルに宿泊し、広島港(宇品)へ向かいました。広島港というより「宇品」の方がわかりやすいですね。
当日は15分前までに受付を済ませるよう、メールに記載されていましたが、ターミナルや船の写真を撮ったりしたかったのでやや余裕を見て広島駅前7時10分発の路面電車に乗車しました。
宇品港へ行く5号線は原則1両です。他の路線にはカッコいい連接の路面電車があるのですが・・・
実は駅から港までのアクセスバスが再開されてますが、「SEA SPICA」の時刻に合わせたような気もするのですが、あまりにもギリギリすぎる?利便性だけ考えたらJRで呉まで行って呉港から乗る方が便利だったりしますが、せっかく乗船するなら始発から終点まで乗りたいものです。
路面電車を降りたら目の前に比較的新しいターミナルビルがありますが、「SEA SPICA」の受付はここではなく隣のビルです。とはいえ、一旦入ってみることにしました。
新しい方のターミナルビルには朝早いですが売店が営業していました。パンやお弁当などがありましたが、ビールは販売していませんでした。
小さなお店が並んだような感じで気軽に商品を見て回れるような感じではなく、なんとなく昭和を想い出す雰囲気でした。2階にはレストランがありましたが、朝早いせいかまだ営業していませんでした。
隣の建物で乗船手続きをしました。
ネットで予約するとクーポン等が自宅へ送付されるわけではなく当日受付で名前を告げるだけで乗船券を渡して頂けました。
乗船券と一緒に座席表も。座席については事前に客から指定したり要望を言うことができない点が不安要素であり辛いところですが、この方法だと、当日の予約数に応じて、できるだけ多くの人に配慮した席割が可能というメリットもあります。
例えばの話、事前指定が可能だとおひとり様が窓側を全て指定してしまったら、後から夫婦や家族、団体で予約しようとしても予約できなくなり、席が無駄になります。船社側が予約順や予約方法、人数等を配慮して最大公約数を追求するのだと思うので、それを信じて任せるしかありません。
ただ、乗客が多い場合に窓側の席か中央の席かを割り振りする際、常識的に考えたら予約順は考慮されると思うので早めに予約する方が良いと思います。
手続き後は出港10分前の8時20分から乗船開始なので隣の待合室で待つよう案内を受けました。昭和な雰囲気の待合所。
外に出ると指定された8番乗り場にはまだ「SEA SPICA」は来ていないようです。松山行の石崎汽船とレストラン船「銀河」が泊まっていました。
そして8時頃、待望の「SEA SPICA」がやって来ました!
「銀河」の隣に着きました。
次回へ続く